死を啼く鳥



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    初公開日(参考)2002年03月
    分類

    長編小説

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    死を啼く鳥 (ハルキ文庫)

    2002年03月31日 死を啼く鳥 (ハルキ文庫)

    ロンドン、ノース・グリニッジの廃材置場で発見された五体もの娼婦たちの腐乱死体。異様なことに、被害者たちの胸には解剖された痕跡があり、心臓には小鳥が縫いつけられていた。この戦慄すべき連続殺人の捜査に乗り出した圏内重要犯罪捜査隊警部キャフェリーだったが、事件はまだその暗いとば口を開いたばかりだった…。歪んだ愛が織りなす憎悪の人間模様を描いた、英国女流新人による大型ミステリー、ついに刊行。 (「BOOK」データベースより)




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    No.6:
    (1pt)

    気持ち悪いだけ

    残酷な殺人描写だけがおおく、ミステリーらし人間関係の葛藤や謎など、あまりぴんとこなかった。これなら、古本か、借りるかで充分だと思う。
    死を啼く鳥 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:死を啼く鳥 (ハルキ文庫)より
    4894569620
    No.5:
    (5pt)

    出版社様。本書と「悪鬼の檻」を復刊してくれないと「喪失」にたどりつけません

    「喪失」(ハヤカワポケミス)でアメリカ探偵作家クラブ最優秀長編賞を射止めたイギリス人女流作家モー・ヘイダーの処女作である。
    この作家、本国ではベストセラー作家だとはつゆ知らず本書を読んでその実力にうならされた。

    原題「バードマン」。ファーストショットはまるで、映画のオープニングを思わせる流れるようなロンドンの情景描写から始まる物語はすばらしく面白いサイコパス警察ミステリである。しかしその描写たるや残虐、グロテスク、細部まで緻密で腐臭が鼻について離れないようなシーンが500頁にわたって連続する。しかも登場人物たちは皆、トラウマをかかえており、殺人犯にいたっては完全に壊れている。

    トマス・ハリスより俗ではあるが「羊たちの沈黙」の<バッファロー・ビル>よりも怪物、いや化け物である。

    ロンドンで5人の腐乱死体が発見される。身元は全員娼婦。事件を捜査するのはロンドン警視庁のジャック・キャフェリーと同僚たち。捜査が進むと死体は全員犯人により解剖され、心臓に「小鳥」が縛り付けられているのがわかる。
    事件は二転三転。キャフェリーの過去にも暗い影がありそうだし、恋人ヴェロニカもどこか精神的におかしい。さらにキャフェリーの隣に住む男も不気味な奴でと物語は異様な世界にはまり込んでゆく。

    犯人は医者かそれともあいつか。ジャック・カーリーのカーソン・ライダー刑事シリーズ「百番目の男」「デスコレクター」を思わせるが、とんでもない奴が姿を現してからのラスト100頁は、アクションシーンの連続で結末をむかえる。

    デヴュー作とは思えない大長編サイコスリラーの傑物であり、読者は第二作目の「悪鬼の檻」でさらなる恐怖を味あわないと「喪失」にたどりつけないのである。
    死を啼く鳥 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:死を啼く鳥 (ハルキ文庫)より
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    No.4:
    (4pt)

    「喪失」でエドガー賞を受賞したキャフェリー警部シリーズの一作目、サイコミステリーの佳

    エドガー賞を受賞した「喪失」がシリーズものなので、1作目である本作から読みことにした。 ジャンルとしてはサイコスリラーであるが、遺体を解剖し、小鳥を胸腔内に縫い込んだ猟奇的な連続殺人事件が事件の幕開けとなる。 5人の娼婦が被害者だが、動機も不明で証拠も少ない中、キャフェリー警部の奮闘が始まる。 前半のゆったり感と後半のスピード感のギアの切り替えが巧みで、読者を飽きさせないテクニックは秀逸。 猟奇的な連続殺人の謎、幼少期のトラウマ、ゆがんだ愛憎劇などサイコスリラーとして面白いのだが、キェフェリー警部自身も含めて登場人物のほとんどが、何らかの形で病んでいるので、読後感はあまりよくないのが、残念なところ。 とはいえ、精神的に病んでいる登場人物ばかりでそのゆがみ具合がすごいが、サイコスリラーとしては十分な水準にあるので、「喪失」(シリーズ3作目)を楽しむためにシリーズ1作目から読むことをおすすめしたい。
    死を啼く鳥 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:死を啼く鳥 (ハルキ文庫)より
    4894569620
    No.3:
    (3pt)

    (2.5点)トマス・ハリスがハリウッドの台本書いたって感じ

    わけあって読んだ本だけど、まあ退屈はしない。女性ばかりの死体が5体発見されて、その検分からはじまる。実際にモルグなど見学したんだろうと思われる死体描写や、じわじわイヤらしいほど長く続く暴力場面など、あからさまな文章表現は賛否両方あるだろうが、そのへんはここでは触れない。主役のキャフェリー刑事がトラウマを抱えているとか、今の恋人の扱いが冷たいとか、このあたりも読み手の見方によるだろう。問題は、そういう場面では熱心に文章で語ろうとするわりに、各人物、特に脇役の設定があまりに稚拙であることだ。ダイヤモンド警部は単純な人種差別主義者、同僚のエセックスは体育会系、いざ情報が欲しいとなると、助けてくれる女性スタッフ、死体検分の医者はちょっと変わり者。そして犯人も、わかってみたら、何の新味もありません。読ませる技量は確かにあるが、それは人物造形でも、台詞でも、雰囲気でもなんでもなく、常に何かが起きているから、というほうが正確だろう。文章は力があり、構成も悪くなく、意外性もないわけではないが、よくよく見れば、ハリウッドの映画から取ってきたような要素ばかり。「フロム・ヘル」とかね。行くなというのに行くヤツ、やらないといけないことをやらないヤツ、みんな途中から読めてくる。クルマの後部座席から○○なんて、古い手だよ。同じ陰惨さでも、PDジェームズあたりと比較しては気の毒だろうな。トマス・ハリスとか好きな人ならいいかも。
    死を啼く鳥 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:死を啼く鳥 (ハルキ文庫)より
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    No.2:
    (1pt)

    エゴイスティックなトラウマ刑事

    たとえ刑事として、どんなに優れていたとしても、どんなに見かけがハンサムだとしても、小さい頃のトラウマを言い訳にしようとも、性的対象として愛してもいない女性と付き合う主人公が好きになれん!!女性をなんだと思ってるのかしら。カノジョをあそこまで追いつのは、主人公のあいまいな態度ではないか。逆ギレする前に自らの行いを省みたまえよ、いい歳なんだからサ。凄惨な殺人方法は目をひくが、それに見合うだけのカタルシスはなく、読後ひたすら陰惨な印象が残った。
    死を啼く鳥 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:死を啼く鳥 (ハルキ文庫)より
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