ねじれた文字、ねじれた路



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初公開日(参考)2011年09月
分類

長編小説

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ねじれた文字、ねじれた路

2011年09月09日 ねじれた文字、ねじれた路

LAタイムズ文学賞受賞! デニス・ルヘイン、ジョージ・ペレケーノス、デイヴィッド・ロブレスキー絶賛。アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作家が贈る感動のミステリ ホラー小説を愛する内気なラリーと、野球好きで大人びたサイラス。1970年代末の米南部でふたりの少年が育んだ友情は、あるきっかけで無残に崩れ去る。それから25年後。自動車整備士となったラリーは、少女失踪事件に関与したのではないかと周囲に疑われながら、孤独に暮らす。そして、大学野球で活躍したサイラスは治安官となった。だが、町で起きた新たな失踪事件が、すべてを変えた。過去から目を背けて生きてきたふたりの運命は、いやおうなく絡まりあう――。 英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー(最優秀長篇賞)、ハメット賞ほか多数のミステリ賞ノミネート。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

ねじれた文字、ねじれた路の総合評価:8.29/10点レビュー 21件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

この内容でこのタイトルはないですね

タイトルで期待して読み始めましたが時間軸が曖昧ですんなりと入っていけませんでした。主人公二人の関係ももう少し掘り下げて描いてくれればなと思いました。

わたろう
0BCEGGR4
No.3:
(7pt)

こういうのが読みたかったの!

はじめての「フランクリンもの」でした。
こういう小説って好きだなあ~。
今年読んだ中でベスト10以内には無理だけど、ベスト20以内にはきっと入ると思う。
(ベスト10以内には、優れたミステリーが溢れてるので)
突出したミステリーではないけど、なんか心に残る小説なんです。

ももか
3UKDKR1P
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

逃げた男、逃げられなかった男

2011年のMWA賞とCWA賞をあの「解錠師」と分け合ったという、トム・フランクリンの出世作。静かで深い、叙情派ミステリーである。
ミシシッピーの片田舎で育った白人のラリーと黒人のサイラスはローティーンの頃、奇妙な縁に導かれて友達となるが、互いの性格や生来の性質の違いから疎遠になっていく。さらに16歳のとき、ラリーは隣の家の少女が行方不明になった事件の犯人と疑われ、25年後の現在も、町の人々はラリーを犯人視していた。一方のサイラスは有望視されていた野球選手としては挫折し、町の治安官となって戻ってきたが、ラリーとの付き合いは途絶えたままだった。ある日、町の有力者の19歳の娘が行方不明になり、住民は再びラリーに疑いの目を向ける。捜査にかかわっていたサイラスは、ラリーからの留守電への伝言を無視していたが、ラリーが何者かに銃撃される事態になってしまった。物語は現時点での捜査と並行して、ラリーとサイラス、それぞれの少年時代の回顧をはさみながら進行し、やがて25年の時間を超えた全体像が明らかになる。
一見、連続殺人、猟奇殺人ミステリーに見えるがスリルやサスペンスとは無縁で、謎解きの面白さも大したレベルではない。しかし、主役の二人はもちろん、周りの人物も陰影が深い背景を持っており、良心や罪と罰についてしみじみと考えさせられる良作である。
文庫の解説にある通り、「解錠師」にはまった人にはオススメだし、ジョン・ハート、トマス・H・クックなどの愛読者ならきっと気に入るだろう。

iisan
927253Y1
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ねじれた文字、ねじれた路の感想

ミステリーを好んで読む方には、前半は退屈かもしれません。
ミステリーと言うよりも、2人の男性の青春?小説のような気がします。
最後はなかなかグっとくる良作ですが、謎解きとかスリリングな展開とかはありません。
でも、アメリカの南部のほうの田舎の情景は手に取るようにわかります。

差別や偏見、銃に象徴されるどこかゆがんだ男性優位社会。
そんな中で淡々と、誰も恨まず憎まず孤独に生きる主人公のラリー・オットには、じんわりと感動させられます。

たこやき
VQDQXTP1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.17:
(5pt)

本は偉大

ラリーは元気な木を切らない。
ラリーの引き出しはこんなになめらかな感触の引き出しは初めてだと驚くほど手入れされている。不当に人生をズタズタにされてもなお静謐さを感じるほど丁寧に暮らすラリー。その人柄に引き込まれて読み進めた。
中盤から面白く一気読みした。
サイラスの心の内に共感が薄いとおそらくサイラスざけんなで終わってしまうと思う。読み手の共感力の深さによって読みごたえが浅くも深くもなる話だった。

気になる点を挙げるなら、丁寧に暮らす人なのだから毎食ファーストフードでなく食事もきちんと作る設定でよかった気がする。そしてサイラスの罪にアンジーや同僚みんなが甘すぎる。ラリーの定かでない、証拠もない罪には容赦なかった人たちだというのに。ちょっと違和感。

しかし、真に人を見る目があったのはホットドック作りの達人マーラだけだったという・・。
ラリーは読書という逃避先がなかったなら人として壊れててもおかしくなかった。本は偉大。
ねじれた文字、ねじれた路Amazon書評・レビュー:ねじれた文字、ねじれた路より
4150018510
No.16:
(3pt)

純文学に近い

ミステリーとして目を引かれるようなものは特にありません。種も仕掛けもなく単純なもので、はっきりと解決しない謎もあります。
ではドラマとしてはどうかというと、どんよりとしたアメリカ南部の風景や人間関係がよく描かれています。ただ主人公たちが青少年期に起こった事件や事故がもととなり、彼らが成人しても現在に影を落としているという回想の類の小説って、エピソードの挿入や事件解決の仕方がどれもワンパターンなんですよね。各々の作品の主人公たちの性格は違えど、どこかで読んだような展開ばかりでどうも新鮮味に欠けます。トマス・クックが好きな人はこういう作風好きかも知れませんね。
ねじれた文字、ねじれた路Amazon書評・レビュー:ねじれた文字、ねじれた路より
4150018510
No.15:
(2pt)

無理な設定

おそらく、そうなんだろうなという設定であるが、事件が本当に解決したわけでも無く、主人公の二人の思いが淡泊過ぎる様な気がして、真実味が感じられない。消化不良。
ねじれた文字、ねじれた路Amazon書評・レビュー:ねじれた文字、ねじれた路より
4150018510
No.14:
(3pt)

ねじれた文字、ねじれた路

ホラー小説を愛する内気なラリーと、野球好きで大人びたサイラス。1970年代末の米南部でふたりの少年が育んだ友情は、あるきっかけで無残に崩れる。それから25年後。自動車整備士となったラリーは、少女失踪事件に関与したのではないかと周囲に疑われながら、孤独に暮らす。そして、大学野球で活躍したサイラスは治安官となった。だが、町で起きた新たな失踪事件が、すべてを変えた。過去から目を背けて生きてきたふたりの運命は、いやおうなく絡まりあう―。
ねじれた文字、ねじれた路Amazon書評・レビュー:ねじれた文字、ねじれた路より
4150018510
No.13:
(4pt)

読みやすかった

クーンツの「心の昏き川」を読んだ後だったので、アメリカ南部の田舎町で起きた少女失踪事件をめぐる事件が始まりのこのミステリーはテンポも緩やかで、登場人物もわかりやすく、どんどんページが進んだ。一昔前の古い家族関係や、貧しい白人の暮らし、白人と黒人の根深い人種差別が、豊かな自然描写に織り込まれて、自分もこの町に放り込まれてしまったような気にさせられる。昔の事件の容疑者扱いされ、町の人から無視されて暮らす孤独な自動車修理を営む男ラリーと、事件を捜査する助手のサイラス。彼が黒人ということが事件のポイントで、このふたりが25年前の事件とも、からんでくるというのがあらすじ。まあ、結局は、人間関係のねじれ,心の行き違いが悲劇をよび、秘密が明らかになった時に主人公二人の再出発の人生がはじまるのでしょうか?
ねじれた文字、ねじれた路Amazon書評・レビュー:ねじれた文字、ねじれた路より
4150018510



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