湖は餓えて煙る
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伝説的なアイス・ホッケーの監督のスノー・モービルが見つかり、やがて・・・というお話。 著者はこれが小説の処女作だそうですが、既に大物感が漂う堂々とした小説に仕上がっており驚かされます。文章もうまく処女作でここまで書けたらアッパレな出来だと思います。ただ、プロットの中核をなす謎が割とありきたりなネタで、私も90年代の推理小説で散々読まされたことから、またか、という感慨を抱いたのも事実であります。この辺をもうちょっと工夫してくれたら☆5つあげてもよかったのですが・・・。 という毀誉褒貶ありますが、筆力のある方らしいので今後の活躍を期待したいと思います。機会があったらご一読を。 | ||||
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前半には必要なのかどうか不明なエピソードが多く、じれったさを感じた。また、コーチの秘密(一部)が明らかにされるのも、もっと早くてもよかった。でもそれがかえってコーチのカリスマ性を感じさせる演出なのか・・・。 後半の展開はよかった。のこり1/3ほどから一気に読ませる展開だった。 | ||||
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重層的なストーリー展開は新人とも思えなく上手いと思う。内容については質が高いのは、ほぼレビューアーの一致した意見と思う。問題は翻訳だ。この主人公は「おれ」という1人称が最適だろうか。そうは思えない。また、「看護師」という言葉が出てくるが、これは誤っている。この時代は「看護婦」なのだ。翻訳者の責任だろうか、編集者の責任だろうか。こんないい加減な翻訳は読みたくない。どうしたハヤカワ。 | ||||
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重層的なストーリー展開は新人とも思えなく上手いと思う。内容については質が高いのは、ほぼレビューアーの一致した意見と思う。問題は翻訳だ。この主人公は「おれ」という1人称が最適だろうか。そうは思えない。また、「看護師」という言葉が出てくるが、これは誤っている。この時代は「看護婦」なのだ。翻訳者の責任だろうか、編集者の責任だろうか。こんないい加減な翻訳は読みたくない。どうしたハヤカワ。 | ||||
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『卵をめぐる祖父の戦争』に続く、ハヤカワ・ポケット・ミステリ新装第二弾。’10年、「このミステリーがすごい!」海外編で第19位にランクインした、≪ウォール・ストリート・ジャーナル≫が9.11事件報道により’02年にピュリッツァー賞を受賞した際の一員で、現在は同紙のシカゴ支局長をつとめるブライアン・グルーリーの小説デビュー作。惜しくも受賞を逃したが、アメリカにおけるミステリーの最高峰、’10年度「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」のベスト・ファースト・ノヴェル(最優秀新人賞)にもノミネートされた。1998年2月。ところはミシガン州北部の田舎町スタヴェイション・レイク。‘おれ’ことガスは、少年時代にアイスホッケーの州大会決勝でおかした致命的なミス、そして成人してからの大都市デトロイトで≪デトロイト・タイムズ≫の記者として勇み足を踏んで解雇・現在も係争中、という二重のトラウマを抱えている。34才の現在は地元ローカル紙≪パイロット≫の編集長代理をつとめ、アイスホッケーも趣味で続けている。そんなある晩、凍てついた湖のほとりにスノーモビルの残骸が打ちあげられた。それは、かつて‘おれ’も師事した、少年アイスホッケー・チームを率いた伝説のコーチ、ブラックバーンが10年前に事故死した時に乗っていたものだった。にわかに浮上する殺人の疑い。‘おれ’と、ただひとりの部下・赤毛の女性記者ジョーニーは早速取材を始めるのだが、それは世にもおぞましい、町の“暗部”を暴くことでもあった。あくまでも事実の追求とそれを記事にすることにこだわる‘おれ’の“新聞記者”魂。間奏曲のように回想される、少年時代にひたむきに打ち込んだ“スポーツ”。そしてほろ苦い“青春小説”のテイスト。いつしか‘おれ’に感情移入して、この長い、読み応えたっぷりの重層的な物語を、特に後半に至って思わずの急展開につい一気読みしてしまう。 | ||||
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