特捜部Q Pからのメッセージ



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

8.00pt (10max) / 3件

7.77pt (10max) / 22件

Amazon平均点

4.60pt ( 5max) / 42件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
8pt
サイト内ランク []S総合:60位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

80.00pt

20.00pt

20.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2012年06月
分類

長編小説

閲覧回数6,715回
お気に入りにされた回数5
読書済みに登録された回数34

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔上〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2013年12月06日 特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔上〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

【北欧ミステリの最高峰 「ガラスの鍵」賞受賞作! 】 その手紙は、ビンに収められたまま何年間も海中にあり、引き揚げられてからもすっかり忘れ去られていた。だがスコットランド警察からはるばる特捜部Qへとその手紙が届いた時、捜査の歯車が動き出す。手紙の冒頭には悲痛な叫びが記されていたのだ。「助けて」いまひとつ乗り気でないカールをよそに、二人の助手アサドとローセは判読不明のメッセージに取り組む。やがておぼろげながら、恐るべき犯罪の存在が明らかに…… (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

特捜部Q Pからのメッセージの総合評価:9.11/10点レビュー 45件。Sランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

面白さも謎解きも。

ユーモアもあふれ、謎解きも難解で、あれもこれもてんこ盛りでした。
Qシリーズはこれで三作目ですが、相棒とのやり取りは一番良かったかも。

遠いところの話なのに、舞台が身近に感じられるというのは、一流の翻訳ものということでしょう。
事件自体はおぞましい限りですが、読み終わったあとに残るもの。
主人公と相棒たちの人間味に救われたということなのかな。


ももか
3UKDKR1P
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

メリハリのある緊張感はさすが

シリ-ズ3作目。まず、3作目でありながらシリ-ズのマンネリはなく、各作全く趣向の異なる事件でこれだけ引きつけられるスト-リ-を展開出来るのは感嘆。今作も特捜部Qの捜査パートと凶悪な犯罪パートが交互に展開されるのだがその緊張感というかテンションのギャップは、ただ暗いだけの犯罪小説から万人向けのエンタ-テイメントにしている。

描かれている犯罪が極悪でサイコ的で、今まさに犯罪を行われる様が刻一刻と迫りくる描写と、あいかわらずのおとぼけ特捜部Qのスト-リ-とは直接関係ない話は最高。

主人公カ-ルは相変わらず主人公として冴えないし、助手のアサドやローセも訳分からず、、なのに徐々に犯人を追い詰めていく模様は歯がゆくもあり爽快でもある。

タカタソン
HU0OGV5Q
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

シリーズものの魅力が、さらにアップ!

デンマークの警察小説シリーズ「特捜部Q」の第三作は、シリーズものならではの面白さがぐんぐん迫ってくる、快作だ。
メインテーマは、宗教と人格とでも言えばよいのか、規律の厳格な新興宗教が遠因となって引き起こされた連続誘拐殺人という悲劇。犯罪の残酷さ、犯人の狡猾さ、犯人の生い立ちの悲劇性が際立ち、「悪役のキャラが立つほどミステリーは面白い」という原則通りで、一気に読めた。
ストーリーの始まりは、誘拐された子供からのボトルメールが13年後に特捜部Qに届けられたところから。しかし、13年の間に破損されたメールは判読が難しく、カール・マーク警部は捜査に気乗り薄だったが、助手の怪人アサド、奇人ローセの熱意もあって文面が解読され、やがて本格的な捜査が開始されると、驚くべき犯罪が明るみに出てくる・・・。
本筋の犯罪捜査もスリリングだが、それ以上に本作の魅力になっているのが、おなじみの特捜部Qの面々。主役のカールは警察小説のキャラクターとしては実に頼りなく、さらに優柔不断になってきて、アサド、ローセに引きずり回される始末。相変わらずミステリアスなアサドは、ここぞという場面で頭脳も肉体も力を発揮し、主役を奪いそうな活躍ぶり。さらに、奇人ローセが無断で休暇を取ると双子の姉というユアサが登場し、ローセ以上の奇行でカールとアサドを驚かせる。まさに、シリーズものでしか味わえないキャラクターの変貌がたっぷりと盛り込まれていて、シリーズのファンにはたまらない内容と言える。
未読の方は、ぜひ、第一作から読み始めることをオススメします。

iisan
927253Y1
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.42:
(5pt)

賞獲得は当然。

主人公の警部補たちの視点と、犯人側の視点、その双方から交互に物語を紡いでゆくのが本シリーズに共通した構成であるようだ。今回の犯人はキリスト教系の新興宗教の信者の家族のうち兄弟姉妹の多い家を選び、常に子供二人を誘拐して身代金を手に入れることを繰り返してきた人物。誘拐した子供の一人がボトルメールを流し、それが回り回って主人公の許へと辿り着くというのが発端だ。しかし手紙は損傷していて読み取れる文字は少ない。それゆえいかにして文字を読み取るか、ということが当面の主題となる一方、犯人は新たな「仕事」に取りかかる。果たして主人公カールは現在進行形の誘拐を解決できるのか、物語の焦点は最終的にそこへと至る。面白さの詰め込まれた570ページ。
特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
415001860X
No.41:
(5pt)

宗教2世の話

このシリーズは本当に面白い。筋の展開もさることながら、事件の背景が印象深い。これは宗教2世の話で、親の宗教の押し付けのせいで嫌になった人間が、他の新宗教の子ども達を誘拐して金を奪って殺人を犯すなんてまるで旧統一教会の話を思い浮かべてしまう。新宗教を利用した政治家の暗殺を図る方向に行かなかっただけだ。この様な事件が起こるかもしれない。
特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔上〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔上〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151794530
No.40:
(5pt)

伝説の「ユアサ」登場作

シリーズをランダムに読んでいるので、ときどき前の話を知らないとわからないところが出てくる。「ユアサ」については後続作品でローセが「ユアサを呼ぶよ」と脅かすシーンがあるので、何かと思っていた。こういうことだったんだな。基本的にどれから読んでもさしつかえないが、アサドの過去・ローセの生い立ち・釘打ち事件の真相、なんかが共通の縦軸として小出しにされるので、できれば時系列に読むのが望ましい。
 このシリーズでは、被害に遭うべきではない人が理不尽に殺されたり、傷つけられたりすることが多く、本作も例外ではない。しかし、最低限の勧善懲悪と救いも準備されている。本作もラスト1行の救いが大きかった。
特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔下〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔下〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151794549
No.39:
(5pt)

笑いの次は、とてつもない恐怖・・・疲れます!!

今回も大満足!!前回キジ殺しを読んで驚愕!!ドラマで観ていたのと大違い(カールが暗すぎる)。原作ではカール、アサド、モーセのキャラがキラキラと輝いて、チームなのにバラバラ、でも肝心な時は身体を張って飛び込む。世界にはカルトに蝕まれている家族が、どれだけいるのかと思うと、言葉がなくなりますが・・次は、Pからのメッセージをドラマで検証します。
特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔下〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔下〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151794549
No.38:
(3pt)

小説としては面白いが。

結論から言うと面白いです。
ただ、伏線を回収しきれていなかったり、モヤモヤが残る部分は多いです。
それとシリーズ既刊3冊まで読みましたが、主人公含め登場人物全般に好感が持てる
人物が少ないというのが、このシリーズの最大の欠点だと感じます。
特に主人公は、人柄が良いわけでも捜査能力が高いわけでもないので、
一体なんのためにいるのかと思う時が多々あります。
特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔下〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:特捜部Q ―Pからのメッセージ― 〔下〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151794549



その他、Amazon書評・レビューが 42件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク