特捜部Q 知りすぎたマルコ
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日本でも安定した人気を誇る、コペンハーゲン警察の未解決事件専門部・特捜部Qシリーズの第5弾。今回、おなじみQのメンバーが挑むのは、アフリカの開発援助を担当していた外務官僚の失踪事件である。まじめで心優しい男性だったのに、担当するプロジェクトの進行を確認するための出張を一日早く切り上げて帰国したのち、まったく姿を消してしまったのだった。彼の事実婚相手の娘で、彼を慕っていたティルデは、情報提供を依頼するポスターをコペンハーゲン市内に張り出したが、情報は全く得られなかった。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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このシリーズはいろんな社会的問題を背景にして書かれている。今回は人種問題。不法移民で身分証明もパスポートも持たないマルコ(ロマ?)、バルト三国、東欧ポーランド、さらにアフリカ人の殺し屋集団。もちろん身元不明のアサドなど。日本人には思いもつかない人物が登場する。そこにマルコのハラハラする逃走劇はとても素晴らしいです。 | ||||
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シリーズ史上もっとも「最近の事件」を扱った内容であるような気がする本書では、「組織」から逃亡した「マルコ」が実に魅力的に描かれる。そのためにこれまでは常に陰惨でしかなかった「犯人側の視点」におけるエピソードにも惹き付けられるものがある。ただ一方で、「公金横領」の実態が分かりにくいことと、「アフリカ側」の人間がなぜそこまでなぜそこまでマルコに執着するのかということが今ひとつ読み取りにくい点、そして事件解決の最後のパーツが半ば偶然による、というところが納得いかないところではあるのだが、相変わらずの盛り沢山な内容で飽きないことは確かだ。 | ||||
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闇バイトの様な、子供を盾に悪銭を貪る最低の親方、その黒幕は・・・。相変わらずカール・アサド・ローセのトリオは笑わせてくれながら、悪の核心へと迫る。 | ||||
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作者の名前すら覚えられないデンマークの固有名詞に辟易し(とは言っても主要人物はカール、アサド、ローセ、マルコ)、しょっちゅう出てくる同性愛者に既視感を覚えるのがわかっていながら、また手に取り、またのめり込んでしまった。作者の手法は、時間と場所とが離れた2つ以上の物語を徐々に融合させていくもので、犯罪には長期間の監禁や虐待という、目を覆いたくなるようなものが多いのが特徴だ。本書もその例に漏れないが、実質主人公のマルコが小気味よくて誰しも応援したくなる。少年の冒険活劇として、シリーズ中でもおすすめの一冊。 | ||||
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以前読んだことがありますが、新キャストの映像作品を観る準備としてkindleで購入。マルコ目線での展開にドキドキしながら読み進められる面白さは、他の同シリーズと比較しても秀逸な出来と思います。 | ||||
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