ウィンター家の少女



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初公開日(参考)2016年03月
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長編小説

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ウィンター家の少女 (創元推理文庫)

2016年03月12日 ウィンター家の少女 (創元推理文庫)

ウィンター邸で保釈中の殺人犯が殺された。屋敷にいたのは70歳の老婦人と、小柄な聖書マニアの姪だけ。どちらかが侵入者を殺したのか? 老婦人は58年前、この屋敷で9人の人間が殺された“ウィンター邸の大虐殺"以来行方不明になっていた女性だった。果たして当時12歳だった彼女が事件の犯人だったのか? 今回の事件との関わりは? 迷宮のような事件に、完璧な美貌の天才ハッカー、ニューヨーク市警のマロリーが挑む。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

ウィンター家の少女の総合評価:8.38/10点レビュー 8件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

古典的な謎に挑む氷の天使

キャシー・マロリーシリーズの第8作は、古風な大邸宅での58年前の大量殺人事件の謎が絡んでくるという、シリーズの中では異色の謎解きミステリーである。
NYの中心街にある大邸宅ウィンター邸で男が殺された。被害者は保釈中の連続殺人犯で、ハサミで胸を刺されており、そばにはアイスピックが落ちていた。強盗目的で侵入した男が住人にハサミで刺された事件として処理されようとしたが、この男を逮捕したことがあり、いつもナイフを使うという手口を良く知っているマロリーは納得できなかった。だが、当時屋敷にいたのは70歳の老婦人ネッダ・ウィンターと、その姪で小柄できゃしゃなビッティ・スミスの二人だけ。どちらかが正当防衛で殺したのだろうか?
ところが、この屋敷では58年前に9人が殺されるという未解決の大量殺人事件あり、ネッダは事件後に行方が分からなくなっていた当時12歳の少女であることが判明する。ネッダはあの事件の犯人なのか、58年間、どこにいたのか? 過去の事件と現在の事件は関係があるのだろうか? マロリーとライカーのコンビは、過去と現在を行き来しつつウィンター家の複雑な謎を解くことになった・・・。
本作は、大邸宅での大量殺人事件、関係者の失踪と再登場、富豪一族の家族の確執など、古典的な舞台設定でシリーズ読者を驚かせる。また、マロリーの言動が妙に大人しいというか、辛抱強いのも、これまでの作品とは異なっている。しかし、最後には自らの信念に基づいて突っ走るという、いつものマロリーに戻るのでご安心を。
本作はシリーズからの独立性が高いので、シリーズ読者以外の幅広いミステリーファンにもオススメできる、良くできた謎解きミステリーである。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(4pt)

登場人物がみんな素敵で、物語は十分楽しめた。文章は回りくどい。

マロリーシリーズ初読。
冒頭の事件発生現場の描写が、
1.シリーズ物のせいなのかマロリーという人物の説明がない中、突然本人登場でついて行けない(解説文にある経歴のみで、本文では語られず「誰?」状態)
2.文章の表現が分かりにくく状況を理解するのに時間がかかる
と、とっつきは悪かったのですが、読み進めて行くうちにだんだんと面白くなって行きました。
特に、マロリーを囲む人々(相棒の刑事やビジネスパートナーの心理学者?など)が愛すべきキャラで、それだけでも十分読む価値があります。
物語の設定も、38年前に一家大虐殺があった家族の生き残りの少女(当時)がどうなったのかを探るという引きつけられる内容で(タイトルも良い!)、現在の事件との関連性も「はあ、なるほどね」と腑に落ちました。犯人はちょっと意外。
全体に、最初の印象より面白くレベルも高い作品だと思います。私自身はマロリー個人には興味を惹かれませんでしたが、他の作品もちょっと読んでみたいとは思いました。
あとは文章が、少し比喩的というか、ストレートに描写しない(回りくどい)のに慣れるか慣れないか、かな。なので正確には★3.5位。
ウィンター家の少女 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ウィンター家の少女 (創元推理文庫)より
4488195156
No.6:
(4pt)

お話は楽しめたけど

日本語訳が、なんだか回りくどいのか、
分かりにくいのかで、ちょっぴり
読みにくかったです。
ウィンター家の少女 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ウィンター家の少女 (創元推理文庫)より
4488195156
No.5:
(5pt)

見守る天使のマロリー刑事

クールです。美人で切れ者、底の深いヒロイン刑事が、今度はやはり深い謎の女性と出会います。ちょっぴりネタバレしちゃうと、二人の人生には似たものがあります。何時も離れたところから、見守る事も。今も私には愛しの「キャシー」です。
ウィンター家の少女 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ウィンター家の少女 (創元推理文庫)より
4488195156
No.4:
(5pt)

キャシーではない!マロリーだ‼️ハマります‼️

キャロル・オコンネルの知名度が低いのか、まだまだたくさんある著作も日本語訳がありません。「エッそうだったのか?」と一度読んで本を読み返すことが少なくなってきている著作ってほとんどなくなっています。「(キャシー・)マロリー」シリーズは、同じ本を何度となく読み返し、してしまう稀少な本です。また、キャシーの謎の部分が毎回、少しずつ明らかになっているところも、楽しいですね‼️
ウィンター家の少女 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ウィンター家の少女 (創元推理文庫)より
4488195156
No.3:
(5pt)

(少し)氷の溶けた天使

古い洋館での殺人事件という古典的な舞台設定で過去作よりも読み通し易くなっています。いつものメンバーが顔を揃えることで安心して物語に没入でき、かつマロリーらしからぬ感情表現やバトラーの心理的成長(?)などファンには嬉し驚きの変化まで。次回作が何時の事かと考えると読み終えるの惜しい一冊でした。
ウィンター家の少女 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ウィンター家の少女 (創元推理文庫)より
4488195156



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