貧乏お嬢さまと王妃の首飾り
- 英国王妃の事件ファイルシリーズ (7)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
貧乏お嬢さまと王妃の首飾りの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1) 「 サー-トビー-グローバーは、目的を達成するためには手段を選ばない種類の人間だと判断しました 」 53頁~54頁のメアリ王妃のこの言葉を念頭に置いて読むと、面白いかもしれない。 勘が良い人ならば直感的に、あっ犯人はこの人!と、早い段階で推測できるに違いない。 2) 準男爵の称号を持ち英国で最も裕福な男サー-トビー-グロバー、だが、それは、他人を蹴落として自殺にまで追いやった結果、得たものだった。 そんな彼を恨む人間は何人か浮上したのだが、一番身近にいて昔の怨念を晴らそうと、機会を伺っている人物がいたという事実に、わたしは、最後の最後まで気付かずじまいでした。 3) このサー-トビー-グロバーのように、いい加減で自己中心で他人を自分の出世のための道具のように扱う人って、けっこう、いる、と感じる。 東京都の緑のタヌキさんなんて、その典型では? サー、トビー-グロバーは、自業自得と言えばそれまでだが、悲惨な結末を迎えることになってしまいました。 4) 「 お金では育ちは手に入れられないということよ 」 135頁のジョージーのこの台詞は、正にお金で、サー、を獲得したサー、トビー-グロバーに向けられたもので、彼の下品さや非情さを表現している。 5) ジョージーの母親のような人生を送りたいものだ、としみじみ思い憧れる。 王家の人間ではない彼女の、王家の一員である彼女の娘、公爵令嬢且つ貧乏ジョージーとは比べものにならない、豪華で優雅な暮らしに。 そして、それ以上に、彼女の天然さや明るさや自由さに。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
空を舞う、吸血鬼の城へ はなぜ電子化されてないのでしょう? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公のバックグラウンド設定、戦前のパリ、権威ありげな賞をとった作品という事実等に惹かれ、読んでみましたが、まあ邦題から想像できる通り、あくまでラノベです。間違える人がいるかもしれないので、念のため。 なので、ご都合主義や、登場人物達の性格がステレオタイプなのは、納得なのですが、物語上重大な部分で、化学的な誤りがあるのは、さすがに台無しだと思います。 ダイヤは摩擦には世界一強いですが、衝撃には弱いので、お屋敷の高い階段から真下に落としたら、最悪粉々に割れるか、良くてもひびは入るはず。 ダイヤに詳しいであろう大金持ちの登場人物達が皆それを知らないのは絶対におかしく、物語全体が安っぽく見えてしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ途中の5巻からの電子化だったため、 今まで目にしつつも手が出なかったのですが、 Kindleセールだったので買ってみたところ大変面白かったです。 1冊で独立した事件なので意味不明な点は特にありませんでしたが (ダーシーとの過去などは気になりますが) できればシリーズの1巻から電子化してほしいものですね。 続巻も購入しましたが、次の巻がどれかパッと見て分かりにくかったので記載。 5.貧乏お嬢さまと王妃の首飾り 6.貧乏お嬢さまのクリスマス 7.貧乏お嬢さま、恐怖の館へ 8.貧乏お嬢さま、ハリウッドへ 9.貧乏お嬢さまと時計塔の幽霊 10.貧乏お嬢さま、駆け落ちする 11.貧乏お嬢さま、イタリアへ ヒロインは英国の王族である公爵令嬢、でも色々あって貧乏。 年頃の女性らしくロマンチックな雰囲気に流されそうになったりしますが 根は真面目でお人よしな面のある、好感の持てるヒロインです。 ストーリーはテンポよく進み、また情景描写もしっかりしているため 海外ドラマを見ているようにイメージ出来るのが良い感じでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回は華やかな南仏が舞台で、あのココ・シャネルも登場します。ヴィラ(別荘)、ヨット、プール、ファッションショーといった上流社会の小道具、盗まれるのも王妃様の首飾りや見事な嗅ぎたばこ入れ、という具合に豪華絢爛な舞台をさらに盛り上げてくれます。 特筆すべきはジョージーの実母の活躍です。いつもは娘を放りっぱなしにしていますが、今回は娘を守るためにその実行力を最大限発揮しています。いま流行りの子供の生き方を否定する毒親などより、はるかに立派なお母様ぶりをみせてくれました。 アガサ賞を受賞するのも納得なトリックや筋立てに加えて、ジョージーのおじいちゃんの言葉「おまえやわしは道義心をしっかり植えつけられて育った。間違ったことには我慢できない。だがだれもがそうではないんだ。手に入れられるものは手に入れてうまく逃げおおせたらほくそ笑む。そんな人間がいる」を読むと、日英同盟は悪くない外交だったと思いました。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 10件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|