貧乏お嬢さまの結婚前夜
- 英国王妃の事件ファイル (1)
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このミステリのシリーズは、もう何冊も読みました。はじめは毎日少しずつ読むのですが、話が面白くなってくると一気に読みます。細かい背景の描写や詳しい生活の仕方の描写が興味深い。結婚できてよかったと思いましたが、毎回毎回ジョージーは事件に巻き込まれます。やけにならないジョージーは立派。 | ||||
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世間ではコージーブックスが乱立していますが、主人公が王家の血を引く公爵令嬢(ただし貧乏)という設定はこのシリーズだけでしょう。おかげで第一次世界大戦後の、まだ絢爛豪華な名残十分な欧州の社交生活、荒涼たるスコットランドの古城、活気あるロンドンから成り上がり大国アメリカ合衆国までを存分に楽しむことが出来ます。 今回は結婚が決まって新居探しに苦労するジョージアナに、かつて義父だった人が気前よく留守宅を提供してくれます。これも公爵令嬢だからこそで、アメリカの片田舎の菓子屋やシングルマザーの探偵では、とてもありえない設定です。 幼い頃に住んだこともある懐かしい屋敷は、主人が長旅で不在のせいか荒れており、使用人たちが真面目に仕事をしていないようです。ここで庶民であれば召使いに遠慮したり、横柄さに困惑して結局は自分でやってしまうだろうし、成金であれば無駄に威張りちらすか、逆に卑屈になってしまうところです。 しかし我らがジョージアナは違います。 執事、メイド、料理人、庭師をビシビシ指導して、自分の思い描くとおりに屋敷を整えようとします。使用人たちに対して堂々とふるまい、主人としての希望を示し、それに不満があれば止めてもいいし、能力が無ければ解雇する、ときっぱりしています。 これが王家に連なる公爵家に生まれ、大勢の使用人たちに囲まれて育ってきたラノク公爵令嬢・ジョージアナ姫なのです。 カトリック教徒との結婚により王位継承権は失くしましたが、まだまだ活躍を期待しています。けれど次回新作は2021年3月刊行だそうです。待ち遠しいこと。 | ||||
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結婚式の模様がもっと詳しいと楽しめたのに~ | ||||
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新刊が出るの楽しみにしています。 | ||||
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大好きなシリーズの新作が出たので久々に書き込みます。 このシリーズも12巻目になりますが、ようやく、ついに!ジョージーは愛するダーシーと結婚できるはず… しかし、いつものようにその前には様々な厄介ごとが待っていました。 このシリーズの面白さは、ヒロインが王族の一員なのに貧乏であるというギャップや、 いつも予想に反したことが起きて、良くも悪くも意外な展開になっていくこと。 今回も、やっと住まいを見つけたというのに、そこはかつての思い出の場所とは違い、 働く人もすべて替わり、おかしな態度を見せていました。 そこで、ジョージーは住まいをきちんとしようと管理に乗り出すのですが、 堂々とした采配ぶりに、ジョージーの成長を感じました。 また、貴族のお屋敷の切り盛りってこういうことをするんだなぁ、と興味深く、 住まいがジョージーによって整えられていく様が読んでいて楽しかったです。 途中からは、孤軍奮闘中のジョージーに、母や祖父、かつてのメイドであるクイーニーが加わります。 あんなにダメダメだったクイーニーが、見事な料理人に変身。 クイーニーがいることがこんなに心強くなる日が来るとは想いませんでした。 今までのように外国での華やかな場所ではなくイギリスの田舎の館が舞台、 他人の事件に鼻を突っ込むのではなく自分自身の問題を一つずつ解決していく物語で、 内容はとても濃いと思います。 そこで起きる事件に対しても、何もせずにダーシーの助けを待つのではなく、 彼と対等なパートナーになるために、自分でできることはする、という頼もしさを感じました。 最後は、結婚式直前のドタバタや式の様子もきちんと描かれて大満足です。 シリーズの中でも大好きな一冊になりました。 | ||||
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