貧乏お嬢さま、空を舞う
- 英国王妃の事件ファイルシリーズ (7)
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今回は実家を舞台に活躍する公爵令嬢ジョージアナ。ことに犬猿の仲である義姉とタッグを組んで、招かれざる客たちを追い出す、もとい平和的にお帰り願おうとする策略ぶりが描かれています。それがまた、いかにもスコットランドなやり方を駆使するのが実に面白かったです。 反目する同士も共通の敵があれば団結できる、というのは古今東西変わらないようです。 ジョージアナの1つ前の世代、物語当時の国王ジョージ5世の兄で本来の王位継承者だったクラレンス公の事件も題材として組み込まれるあたり、歴史娯楽読み物としてもしっかりしています。 | ||||
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2作品目を読んでおらず、先に3作品目のRoyal Flushを読みました。この作品では現在のQueenであるElizabethII陛下が幼いPrincessで出て来ています。 内容的には、GeorgeVがKingになることになった要因である、兄王子だったクラレンス公爵が実は死んでおらず…という王家にまつわるstory。 ちょっと面白かったのは、GeorgeVも次のKingになったGeorgeVIも次男王子であったことでしょうか。 つまり、クラレンス公爵が生きて王位に就いていたらQueen ElizabethIIはQueenになっていなかったいうことですよね。 良いのか、悪いのかわかりませんけど、王位を継承するということの変ですが、難しさ?には感慨深いものがありますねー。 そしてGeorgieの奮戦も面白かった。Londonでの苦闘からしばし逃れて、故郷のScotlandでお兄さんのケガを心配しながら、 宿敵?の義理の姉フィグと共に王太子にまとわりついて、結局結婚することになったシンプソン夫人たちと対決?するところとか、 そこはイギリス人の作者から見ると、EdwardVIIIを退位に追いやったアメリカ人のいくつもの!離婚歴があった女性に対する、 きっと主観があるのでしょう。要するに「とんでもない!」みたいな。 その当時の合衆国政府がどう思っていたか知りませんが、イギリスの王太子をたらし込んだシンプソン夫人を王妃?にしたかったんでしょうか。疑問ですが、イギリス王室が!認めるはずもありませんよね。 たぶん、庶民の幻想でしょうけど、Royal Familyにあって良いこととダメなことってあるんじゃない?という感覚。 そんなイギリス王室の一員であるGeorgieの奮闘が面白かった。 | ||||
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貴族の生活がなかなか面白く楽しめる話です しかし,表紙の絵も題名もでたらめでいい加減な仕事です 川村哲司さんと原書房は廃業すべき | ||||
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何種類かコージーミステリーを読んできましたが、 このシリーズはヒロイン、ヒーローがさわやかで嫌味がないため、特にお気に入りです。 文章も無駄なくテンポよく話が進むので、一気に最後まで読んでしまいます。 今回はジョージーが故郷のスコットランドに戻り、夏の休暇を楽しむ人々の中で不穏な動きを見張るという話。 今までの1,2冊目より気分よく読めたのは、ロンドンでは食べるものに苦労し失敗続きのジョージーが、 故郷ではいきいきと描かれ、食べ物もたっぷり、自ら車を運転してあちこちに出かけ、のびのび過ごしているからかも。 相性がよくなかった義姉とも、共通の敵である迷惑な客を追い出す作戦で団結、茶目っ気ぶりを発揮しています。 そのせいか、いつもより恋人のダーシーも積極的だし、他の男性や幼馴染にも注目されるように。 本人は自分に自信が持てないようですが、実は意外と綺麗だと思われているようだし、 ジョージーの率直さや行動力、勇気が、他の人には魅力的に映っているに違いないと思います。 それでいて、貴族として顔パスであちこち行けちゃうし、人脈が広いのも実は凄い! 悲劇は何度も起きるのですが、ジョージーはその謎解きをするというより、自分の身を守るのに精いっぱい。 絶体絶命の危機にダーシーが颯爽と現れ救ってくれるのは、できすぎという感じもしますが、 いかにもダーシーらしくて、これがこのシリーズの魅力かも。 今回は、ミステリーというより冒険とロマンスの物語で、 ジョージーとダーシーの関係も一応はっきりすることができたし、 今後の進展も楽しみです。 次は来春に出るそうですが、アメリカでは8月に9冊目が出るようで、 もっと早く日本でも紹介してくれると嬉しいです。 | ||||
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程よい謎と恋と笑いがあって、あっと言う間に読み終わった。次回作も楽しみ。 | ||||
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