アジアン・カフェ事件簿1プーアール茶で謎解きを
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シンガポールの地理や文化、料理などがふんだんに紹介されていて、思わずシンガポールに旅立ちたくなりました。 プラナカンというシンガポールに住む中華系の人たちのことも初めて知りました。 そういう意味では、ミステリーを楽しみながら、シンガポールのことも学べる良きガイドブックとも言えます。 ただこの作者は、間違いなく反日ですね・・・ 冒頭に、日本軍がいかに残虐に、現地の中国人を殺したか、サラッとではありますが書いてあります。 ストーリーと全然関係ないのに。 また日系アメリカ人も登場しますが、第2巻冒頭で、その人のことを「あんな変な人がシンガポールからいなくなってよかった」とあったり、日本の食べ物についてはキワモノを紹介し、誰がそんなものを食べるの?みたいな雰囲気にしています。 対してプラナカン料理はもとより、フィリピン料理、韓国料理に関しては、とても美味しそうに、愛情深く綴ってあり、作者の反日ぶりが伺えます。 特に韓国のことは大好きなようで、素晴らしい国よね、ドラマも楽しいわ、と主人公に言わせたり。 ただ極端に反日になるのはやはりまずいと思ったようで、主人公の友人に、日本語を習っていた経験がある等紹介したり、そこそこ目立たないようにはしていますが、それでも隠せない作者の反日ぶりと感じました。 | ||||
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シンガポールの文化背景や言葉や地理がわかってると楽しいです。逆に、わからないとちょっと難しいかも。むしろ、訳者の方はよく訳せたなと感心しました。 | ||||
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舞台がシンガポールというコージーミステリーは珍しいかも、と楽しみに読み始めましたが、 どうも文章が読みづらくてなかなか波に乗れませんでした。 しょっぱな、観光地の島で身元不明の遺体が見つかった、というそれだけのニュースに主人公が妙に食いつくところから違和感を感じましたが、その後もあまり面白味のないまま事件が解決してしまったよう感じでした。 事件の内容も解決の仕方もしっくり来ませんでしたし。 ちなみにカフェの記述はそれほど出てきません。 | ||||
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推理の面白さ以上にシンガポールの名物カフェ店主アンティ・リーの人としての魅力がたっぷりと味わえるコージー・ミステリー新シリーズの第一作です。私もそうでしたが今回の訳題を読んだ方が最初に思い浮かべたのはあの有名な某お茶のCMソングでしょうね。「ハトムギ、玄米、月見草、ドクダミ、はぶ茶、プーアール」というお馴染みの歌詞で、こうしてスッと出て来るというのは考えたら凄い事だよなと改めて感心しましたね。 観光地セントーサ島の浜辺で女性の死体が発見された事件を知った地元の名物カフェ店主アンティ・リーは俄然興味津々となりメイドのニーナの制止を振り切って情報集めに積極的に乗り出して行くのだった。 カバー・イラストのシルエットの左側の小太りな方が老婦人アンティ・リーで右側のほっそりとした方がメイドのニーナですね。本書のミステリーとしての魅力は、アンティ・リーの料理とはおそらく正反対の薄味で、何となく直感が閃いて知らぬ間に真相が降りて来た様な感じでしたが、でも振り返って読むと真犯人の心理の描写はさり気なく自然に書かれていて露ほども疑いを抱かせない著者のテクニックの部分だけは感心しましたね。まあ、まだ第一作ですので今後追々と調子が出て来るのを楽しみに待ちましょうね。それよりもやっぱり本書の一番の魅力はアンティ・リーの素晴らしい人間性に尽きるでしょうね。亡夫と先妻の息子マークの嫁セリーナを本人のいない所では常に「お馬鹿のセリーナ」と呼んでいるのが愉快で笑えますし、メイドのニーナに対する公平で親切な態度や、後半に出て来る現代の愛の形の問題に対する考え方にも肯ける部分があって、とにかく無条件に信頼できて人として深く尊敬できますよね。他のキャラの感想としては、お馬鹿のセリーナがどんなに意地悪をしても結局はアンティ・リーに敵わないのが痛快ですし、メイドのニーナとの主従というよりも友人に近い親密な関係性が心地良く、シンガポール警察のサリム上級巡査部長とラジャ長官も全然偉そうでなくアンティ・リーには一目置いている態度に好感が持てますよね。そしてアンティ・リーの料理はどれもみな美味しそうに書かれていて思わず食べてみたくなりますので、きっと本書を通じてシンガポールに興味を抱く人が増える効果が期待できるだろうなと思いますね。 | ||||
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