弁護士ダニエル・ローリンズ
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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現役の女性弁護士でもある作者の本邦初訳で、MWA最優秀長編賞にノミネートされた作品。型破りではあるが憎めない、生きのいい女性弁護士が奮闘する社会派リーガル・ミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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書評を見て購入。スラスラ読めましたが、人物描写が薄っぺらく、内容もなんだか収まるところに収まってしまって心に響くものがありませんでした。 | ||||
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物語は面白かった。法廷もので、麻薬と人種と未成年が絡む、事件だ。この裁判一つで人種問題が解決するはずもなく、痛快というところまではいかなかったが、読者をうまく翻弄してくれた。 さて、Black Lives Matterでもそうだったのだが、理解ある人々が旧態依然とした仕組みに立ち向かうという構図で描かれる。なんというか、人種問題については、少しでも改善している、前よりはよくなっているという視点が欠けていて、悪くなったり、変わってないことを部分を強調するパターンは、双方の利益にならない気がする。売れるのかも知れないが。「理想」「法律」はこうあるべきということなんだろうと思う。でも、少しずつよくしていく、よくなっていく、賛同者が増えているという風潮を作るべきなんじゃないかと思う。 知的障害のある少年が訴えられる物語なのだが、人種人権に敏感なダニエルでさえ、スポンジボブを見せておけばいい的な解決法に頼る。物語の後半、彼の可能性を見出すことで救われるが、当初は、彼女でさえ、知的障害者を誤解しているように描かれる。他の人が、何度か助言しているにもかかわらず。これは、人種に関わる問題とオーバーラップすると思う。この点に限って言えば、彼女も差別側の人間だ(かなり穏やかではあるが)。 エンターティメントなのだから目クジラ立てる必要はないのだが、人種問題を理想とのギャップだけで描く物語があるかぎり、人種問題は永遠に解決しないし、歩み寄れないと感じた。まぁ、それを面白いと言っている私も同罪ではある。 | ||||
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早い段階で真相がそうなんじゃないかなあってのはあった。 裁判で勝つというカタルシスを求めていたので少しがっかり。 とはいうものの国内このミス一位より楽しめた国外19位。 | ||||
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奇しくも今年BLM運動が起きましたがアメリカ社会だけで無く全世界の根底に渦巻いている人種差別について考えさせられる内容でした。今の歴史はヨーロッパを起源としておりその文明が発展しそれを我々は享受しているのですがその発展途上で虐げられてきた人々についてどの様に考えるべきかを思い起こさせてくれました。 | ||||
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強い信念から来る正義感ではなく、どうしようもなく突き動かされてしまう熱さがかっこいい。損をするとわかっていても、弱者の味方でいる姿がかっこいい。 法廷でテディの知能を陪審に示すためにわざと辛い質問をしなくてはならないダニエルの姿に泣ける。 元夫・ステファンへの未練についての親友ミシェルの助言、パーフェクト! 作中にヒールを履かずにコンバースを履くダニエルが出てくるが、杉田比呂美さんによる表紙がそれをちゃんと反映していて素晴らしい。 やり手でユーモアがありかっこいいウィルが好きなので、シリーズ化を希望!! | ||||
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