サスペンス作家が人をうまく殺すには
- サスペンス (354)
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ワクワク、楽しく読めました。アメリカでは続編もヒットし、3作目を執筆してるそうです。日本では2作目が今年2023年後半に日本語訳が出版されるそうです。絶対買います! | ||||
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初っぱなからもう生活の立ち行かない主人公が、あれよあれよと雪ダルマ式にトラブルに巻きこまれます。 延々悪化の一途をたどり、これはどうやってまとめることが出来るんだろうと不思議だったのにきちんとハッピーエンドにおさまりました。 おかげで読後感がすっきりしてます。かなり長い話ですが一気に読んでしまいました。 主人公以外の登場人物も一部を除いて魅力的でした。 次回作の翻訳もお待ちしてます。 | ||||
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日本初紹介の著者。2014年からヤング・アダルト向けの小説を出していて、本書(2021年)がはじめてのおとな向けの作品とのことである。夫と2人の子どもとバージニア州在住。 2022年のレフティ賞のベスト・ユーモア・ミステリ賞の候補作になったとのことで、中身はまさにユーモアミステリーである。 主人公フィンレイは売れないロマンティック・サスペンスを書く31歳の女性作家。二人の子持ちなのに、夫を不動産業者の女性に寝取られて離婚、微々たる印税(前払い金)と微々たる養育費で子どもを育てているが、家賃は滞納、請求は積み重なり、電気代も払えていない。おまけに、子どもを旧夫と寝取り妻に取られそうになっていて、5歳のおませ長女はむしろ旧夫のほうに懐いている。さらに、大事なシッターを旧夫が勝手に首にしてしまう。そして、執筆はスランプのマンネリでさっぱり進まない。 どいう絶対絶命下で、喫茶店でエージェントと小説内容の打ち合わせをしていたら、隣で聞いていた女性に有能な殺し屋と勘違いされてしまい、5万ドルで女性の夫殺しを依頼されてしまう。 フィンレイが女性の夫がいるバーに出かけていくと、その夫が連れの女性がトイレに立った間にデートレイプの薬をシャンペングラスに入れるのを見てしまう。フィンレイは知り合いのふりをして男に抱きつき、グラスをすり替えると、男は薬入りのシャンペンを飲んでしまう。さあ、たいへん、フィンレイはふらふらになった男を保護するつもりで、自分の車に載せ、自宅のガレージに連れ帰る。しかし、姉に電話をしてからガレージに戻ると、男は既に死んでいた。 私的感想。 ○厚い本だが、ダイナミックな展開で、先が気になり、2日で読めてしまった。 ○かなり強引なストーリーだが、お話としては面白く、アイデア豊富で、よくできたユーモア・ミステリーと思う。 ○被害者、悪役から刑事まで、脇役が個性的で楽しい。主人公を窮地から救う一番の貢献者は、スーパーベビーシッターのヴェロニカ。ここまでやってくれるのは何か訳がありそう。次作に続くかな。 ○主人公の姉が刑事で、主人公が事件を通じて、姉の友人の刑事と、弁護士の卵とそれぞれ恋人関係になっていくという設定はちょっとずるい。 ○広げた風呂敷が大きすぎたからか、370頁(全文453頁)まで来ても、回収の方向が予測できず、心配になってくるが、その後の展開は(ユーモアミステリーとして)なかなかお見事であった。 | ||||
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