木曜殺人クラブ



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初公開日(参考)2021年09月
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長編小説

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木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))

2021年09月02日 木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))

イギリスの引退者用施設、クーパーズ・チェイス。かつての修道院を中心に現代的な建築物が立ち並ぶこの施設では、敷地内の墓地と庭園を開発して新たな棟を建てようとする経営者陣に、住人たちが反発していた。そんな中、元警官の入居者が持ち込んだ捜査ファイルをもとに、未解決事件の調査を趣味とする老人グループがあった。その名は〈木曜殺人クラブ〉。一癖も二癖もあるメンバーばかりの彼らは、施設の経営者の一人が何者かに殺されたのをきっかけに、事件の真相究明に乗り出すことになるが――(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

木曜殺人クラブの総合評価:6.30/10点レビュー 23件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

あまり面白くなかった

話が複雑

わたろう
0BCEGGR4
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

老いることの強さと悲しみと

デビュー作ながら様々なミステリー賞にノミネートされたという、英国ミステリーの大型新人のデビュー作。リタイア族が暮らす施設の趣味のクラブメンバーが現実の殺人事件の謎に挑戦する、ユーモラスだが王道をゆく謎解きミステリーである。
暇に飽かせて元警察官の入居者が持ち込んだ捜査ファイルを基に未解決事件を解き明かそうという「木曜殺人クラブ」。元看護師、元労働運動家、元精神科医、経歴不詳の切れ者女性など、メンバーは全員癖のある老人ばかりが集まって楽しんでいたのだが、施設運営者の一人が撲殺されるという事件が発生し、自分たちで犯人を捜そうと張り切りだした。推理には自信があるものの情報に乏しいため、現役の巡査を丸め込み捜査情報を手に入れようとする。機動力や科学的捜査力はないものの人生経験と人間観察力に優れた彼らの調査は、警察には想像できなかったルートで真相に迫っていく…。
老人(高齢者)が主役のミステリーは今や立派に一ジャンルとして確立されているが、本作はそれに新たな華を添えるインパクトがある作品である。犯人捜し、動機の解明というミステリー要素はきちんと押さえられ、さらに高齢者ならではのユーモアと悲哀が効果的にちりばめられており、味わい深いエンターテイメント作品となっている。
王道の英国ミステリーのファン、ユーモア・ミステリーのファンにオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.21:
(2pt)

好き好き

本のタイトル、レビュー高評価、受賞歴などを参考に購入したが・・・。せつない、結末が嫌い。
木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
4150019711
No.20:
(5pt)

読後感がよい

ずっと気になっていた本です。

舞台は高級高齢者施設
ここで木曜日に開かれているのが
〈木曜殺人クラブ〉

クラブの創設メンバーは
エリザベスと元警部のペニー

ペニーは引退時に
未解決事件のファイルを密かに持ち出しており
それをエリザベスと推理するということから
このクラブが始まった。

現在ペニーは脳溢血から
病棟で意識がないまま寝たきりになっている。

エリザベスの経歴は謎
他に
元労働運動家ロン
元精神科医イブラヒム
そして新メンバーの元看護師ジョイス
がいる。

ファイルの未解決事件を推理するのが
クラブの活動だが
この広大な施設の開発を巡って
本物の殺人事件が起き
4人は捜査を開始する。

物語の構成は
一人称で語られるジョイスの日記と
三人称でつづられる部分が
目まぐるしく展開してスピード感があり、
特に後半の複雑さに勢いを与えてくれる。
読者はその複雑さから
ヒントを読み取っていかなければならない。

いくつかの出来事が絡み合って
全体的に
おもしろいミステリーになっている。

最後になって
最初のジョイスとの件がわかるなど
伏線のおもしろさもある。

個性豊かな
そして大活躍するお年寄りたちだが
やはり彼らも
肉体の衰えなどに不安を感じながら
しかしそれでも
ユーモアを持って前に進んでいく。

登場人物が
警察側も
ちょっといろいろある者も
総じて共感が持てる人が多いというところも
読後感が爽やかな理由だろう。

シリーズが出ているので
エリザベスたちの
その後が読みたい。
元気でいてほしいと思いながら。

木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
4150019711
No.19:
(3pt)

斬新な登場人物

老人ホームに住む老人たちが難事件に挑むというコンセプトが新しいと思って読破。二点三点していく事件の全貌が読み進めていくことで明らかになっていく。顛末は意外な方向に向かっていくあたり作者のテクニックなのだろう。一つ難点と言えばところどころで出てくる日記による描写だ。この展開で前後のつながりがわかりにくくなっている。いかにも外国の思考方法なのだろうと思う。それがなければ内容、トリック、顛末にかけて一貫性があり、面白い作品だと思う。続編も読んでみようと思う。
木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
4150019711
No.18:
(1pt)

ビニールカバーは付かないの??

Amazonで購入しましたが、ビニールカバーが付いていませんでした。
以前購入したポケットミステリーには、ビニールカバーが付いていましたが
変わったのでしょうか
木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
4150019711
No.17:
(1pt)

ガッカリした…

レヴューの評価が高かっため期待して読み始めたものの、登場人物が多すぎて、途中から誰が誰だか解らなくなる。殺人の動機も安易でご都合主義が目立ち、この本を読んで時間を無駄にしてしまった。
木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
4150019711



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