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木曜殺人クラブ



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【この小説が収録されている参考書籍】
木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))

木曜殺人クラブの評価: 3.14/5点 レビュー 21件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
12>>
No.21:
(2pt)

好き好き

本のタイトル、レビュー高評価、受賞歴などを参考に購入したが・・・。せつない、結末が嫌い。
木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
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No.20:
(5pt)

読後感がよい

ずっと気になっていた本です。

舞台は高級高齢者施設
ここで木曜日に開かれているのが
〈木曜殺人クラブ〉

クラブの創設メンバーは
エリザベスと元警部のペニー

ペニーは引退時に
未解決事件のファイルを密かに持ち出しており
それをエリザベスと推理するということから
このクラブが始まった。

現在ペニーは脳溢血から
病棟で意識がないまま寝たきりになっている。

エリザベスの経歴は謎
他に
元労働運動家ロン
元精神科医イブラヒム
そして新メンバーの元看護師ジョイス
がいる。

ファイルの未解決事件を推理するのが
クラブの活動だが
この広大な施設の開発を巡って
本物の殺人事件が起き
4人は捜査を開始する。

物語の構成は
一人称で語られるジョイスの日記と
三人称でつづられる部分が
目まぐるしく展開してスピード感があり、
特に後半の複雑さに勢いを与えてくれる。
読者はその複雑さから
ヒントを読み取っていかなければならない。

いくつかの出来事が絡み合って
全体的に
おもしろいミステリーになっている。

最後になって
最初のジョイスとの件がわかるなど
伏線のおもしろさもある。

個性豊かな
そして大活躍するお年寄りたちだが
やはり彼らも
肉体の衰えなどに不安を感じながら
しかしそれでも
ユーモアを持って前に進んでいく。

登場人物が
警察側も
ちょっといろいろある者も
総じて共感が持てる人が多いというところも
読後感が爽やかな理由だろう。

シリーズが出ているので
エリザベスたちの
その後が読みたい。
元気でいてほしいと思いながら。

木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
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No.19:
(3pt)

斬新な登場人物

老人ホームに住む老人たちが難事件に挑むというコンセプトが新しいと思って読破。二点三点していく事件の全貌が読み進めていくことで明らかになっていく。顛末は意外な方向に向かっていくあたり作者のテクニックなのだろう。一つ難点と言えばところどころで出てくる日記による描写だ。この展開で前後のつながりがわかりにくくなっている。いかにも外国の思考方法なのだろうと思う。それがなければ内容、トリック、顛末にかけて一貫性があり、面白い作品だと思う。続編も読んでみようと思う。
木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
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No.18:
(1pt)

ビニールカバーは付かないの??

Amazonで購入しましたが、ビニールカバーが付いていませんでした。
以前購入したポケットミステリーには、ビニールカバーが付いていましたが
変わったのでしょうか
木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
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No.17:
(1pt)

ガッカリした…

レヴューの評価が高かっため期待して読み始めたものの、登場人物が多すぎて、途中から誰が誰だか解らなくなる。殺人の動機も安易でご都合主義が目立ち、この本を読んで時間を無駄にしてしまった。
木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
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No.16:
(5pt)

近年最も面白いミステリー

ウイットに富んでいる。毎日読書しているけど、こんなに良かったのは久しぶりです。
映画化権も取得されたと書いてあったけど、ぜひ原作に忠実にしてもらいたいです。
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No.15:
(5pt)

暖かい気持ちになる

登場人物達の日常描写が楽しく、読み終わるのが惜しくて半分読み終えたところでリターンして最初から読み返した。最後はちょっと泣いてしまった。
私と同年代以下の世代はまだ60歳より先のことなんて全く想像できない人がほとんどだと思うが、なんとなく老いた時点でほとんど終わりみたいなもんという漠然としたイメージがある人はそれなりにいるのではないだろうか。
そんなことはない、その先も自分で主体的に人生をドライブしていく気があれば結構楽しく生きていけるんじゃないかという希望が持てた。
続編も読みます。
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No.14:
(1pt)

くどい文章が嫌い、探偵側の人間たちがイカれている

「クライアントの安全が最優先だ。最優先と言ったら最優先だ。」  「死んだのがIでよかった。〜Iでよかった。〜わたしではなくてIでよかったと思う。Iにとっては、きのうはその日だったのだ。〜彼はきのうだった。」くどすぎる・・・
「ドナ(巡査)はまず、(殺人事件の)ファイルを心から楽しんだ」「わたしたち目撃者よ。言うまでもなくすばらしことよね」フィクションを楽しむのは読者であって、作中の登場人物が殺人事件を楽しんでどうする? そのくせお気に入りの人物が死んだ時はフツウに泣いてみたり、お仲間の病状には存分に湿っぽい人情が描かれ気持ち悪い。
容疑者のひとりは作の8割を過ぎて初めて名前だけで存在があかされ、生死不明のままラストまで引っぱられる。
犯人は自殺/放免/責任能力無し、ですか。大体、E婆は自分が法律だとでも思っているのか?
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No.13:
(1pt)

破損した商品が届いた‼️最悪です

中古品でしたが(非常に良い)の商品でしたので購入しましたが角の部分はすれており裏表紙が破れて
いました。梱包も雑に袋に入れてあるだけでした。
楽しみにしていた商品でしたので最悪の気持ちになりました。
このショップは使わない方がいいです。
木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
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No.12:
(4pt)

連続殺人事件を老人会で解決

書名だけでアガサ・クリスティーの「火曜クラブ」を思い出した。本作品は老人会で事件を解決する感じかな。連続殺人を解決するのだけど、なかなか凝った真相になっている。長く生きていると良いことも悪いことも経験してしまうということだろうか。物語はテンポよく進む。著者がテレビ関係の人もあってか、映像がポンポンと切り替わるテレビドラマのようになっている。シリアスな感じもあるがときどき笑わせるところを入れてくるのが楽しい。
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No.11:
(4pt)

雰囲気がいい作品

ストーリー、特に解決編は、少々理解しにくかった。構成と海外もののため登場人物がやや分かりにくくカッチリ分からず読み返して理解できた。

そのためそうだったのか!
と言う感動はやや薄かった。

とは言え雰囲気などはよく全体的に面白く読めました。
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No.10:
(2pt)

イギリスのユーモアをどう感じるかは人による。

相方が読みたがっていたので、手に取って読んでみた。
他レビューにもあるが冗長・退屈な記述が少なくなく、スムーズに
読み進められない。チェーホフの銃よろしく無用な記述がちらほらあるからだ。

名探偵ポワロのワードが出てきて著者が少なからず意識しているのであろうが、
まだまだクリスティには及ばないと感じた。駄作ってほどでもないが印象にも
残らない。おそらくしばらくしたらレビューしたことも忘れているだろう。

イギリスの作品で言えば、ニュー・トリックスというBBCドラマの方が
遥かにおもしろい。(メインが年配者4人という事も共通している)
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No.9:
(5pt)

ウエイトローズが好きで、皮肉が好きな人向け。

シニア住宅というのか、高齢者向け高級ヴィラというのか、こんな老人ホームに住みたい、と思わせる環境がまず良い。
そろそろ後期高齢期になったらどうすればいいのか、と考え始める年齢の私に取って、年齢を重ねるのも面白そうではないか、と思わせる(とはいえ、本書の舞台は超高級ヴィラなので、多分住めない)。
とにかく登場人物も出て来るモノ(レッドヘリング?)も多いが、それらおケーキやマークス&スペンサー、ウエイトローズが好きで、皮肉が好きな人であれば、楽しめるはず。旅行に行けない今、しばし英国スーパーマーケット&ティータイム体験を頭の中で楽しむ事が出来た。
話が進みながら、エキセントリックで的外れな話がボンボン入ってくるのは、イギリスのコメディ番組を思わせ、さすがリチャード・オスマンっぽい。
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No.8:
(2pt)

分かりづらい。。。

とにかく展開がスロー。
登場人物が多く、分かりづらい。
地図もないので、場所もイマイチ分からない。
最後もなんだかスッキリしない終わり方。
こんなに売れてるのがちょっと不思議です。
ミステリー欲はあまり満たされませんでした。
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No.7:
(2pt)

期待外れ

ストーリーが複雑な割には事件そのものに面白味がなく、動機も陳腐でそれでは人は殺さないだろうというレベル。探偵役達のキャラクターはそれなりに魅力的ですが、悪党達がおよそ悪党らしくなく、児童用探偵小説に出てくるような悪党レベルで興ざめ。
全体的に平和でもっさりとした雰囲気が漂っているが、結末はシビアで後味は良くない。幾つかの賞を受賞しているとのことで、こちらでの評価も非常に高いのですが、自分的には特に面白いという点がなかった。
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No.6:
(3pt)

英国推理小説の王道

まずはハヤカワ・ポケット・ミステリ(HPM)の装丁が変わったことに驚きました。今まで2,000冊ほど出版された海外翻訳モノの名門新書なのですが、ビニールカバー(ギザ付き)で表紙は中身とは関係ない抽象画で原則2段組みでした。版型と独特の黄色い紙は残ったものの、薄い表紙で内容を暗示するカラフルなカバー、1段組みになっていました。特筆すべきはハガキサイズの「登場人物表」栞があることです。しかも、黄色い紙に挟んでも目立つオレンジ色です。どうして今までこれに気が付かなかったのだろうか!いちいち冒頭に戻って人物確認をする必要がなくなりました。英語圏の作品はもちろんのこと北欧、東欧、中東など名前が日本人にとって難しい名前がでてきてももう大丈夫。

さて内容です。もう英国古典派正統推理小説の王道中の王道です。
○いちばん怪しい人は犯人ではないが、絶対に限られた登場人物のなかにいます。ながしの犯行はなし。
○鑑識、DNA鑑定、防犯カメラなど科学捜査はないがしろにされます。
○警察も組織では動きません。
○探偵役は鋭いホームズ役と助手的立場のワトソン役がいて狂言回し的に進行させます。
○派手なアクションはなく、車椅子やロッキングチャー「探偵」が静かに活躍します。
○もちろんドンデン返しは巧みに用意されています。

という感じです。紅茶、スコーン、スコッチウィスキーをお伴にお楽しみいただけると思います。
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No.5:
(5pt)

至福の英国ミステリ

ページを捲る毎に読書の歓びを味わえる。
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No.4:
(2pt)

前評判ほどではないのでは?

本の帯の文言や書評家の絶賛などによって、かなり期待を持って読んだのだが、裏切られた。ストーリーがよく脱線するし、それがユーモアの場合もあるけれど、そうでもない場合も多く全体的には冗長。また、登場人物が多い上に、なんの説明もなしに出てくる人もちらほら。殺人も過去と現在にわたりいくつもでてきて、動機もさまざまで、すっきりしない。途中で何度か挫折しそうになった。ミステリーとしてもユーモア小説としても、中途半端な感じが否めない。
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4150019711
No.3:
(5pt)

まだ残り4P未読だけど先に行っておこう

ここ数年でベストの中の1冊。
こんな本が読みたかった。
北欧ミステリで脳がマヒしかかっていたのをしゃんとさせてくれた。
これが面白いミステリってものだ!
最高!
英国で最速100万部もうなずける。

じゃあ残りの4ページを読むとしようか。
木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
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No.2:
(5pt)

笑ったのちに、ジンとくる傑作

老を自覚しているのかと思えるほど面白くエネルギッシュな老男女で笑える(我が連れは吹き出していた)のだが、がむしゃらに見えるそのエネルギー実は黄昏は短いとよく分かっているからこそなのだろうと分かる。
後半は「えっ?」といったシーンと、他方、ジンとくるシーンが多くなる。コロナ禍、ただじっといているのが良いのだろうか、と高齢者である我が腹周りを見つつ考えさせられた。訳も良いし味わい深かった。
木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))Amazon書評・レビュー:木曜殺人クラブ (ハヤカワ・ミステリ(1971))より
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