真珠湾の冬



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初公開日(参考)2022年12月
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長編小説

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真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)

2022年12月06日 真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)

世界最大のミステリ文学賞エドガー賞最優秀長篇賞受賞作 太平洋戦争迫るハワイ、香港、そして日本。彼は真実を追い求めた―― 1941年ハワイ。アメリカ陸軍上がりの刑事マグレディは、白人男性と日本人女性が惨殺された奇怪な事件の捜査を始める。ウェーク島での新たな事件を経て容疑者がマニラ・香港方面に向かったことを突き止めた彼はそれを追うが、折しも真珠湾を日本軍が攻撃。太平洋戦争が勃発する。陥落した香港で日本軍に捕らえられ、東京へと流れついたマグレディが出会ったのは……。戦乱と死が渦巻く激動の太平洋諸国で連続殺人犯を追う刑事の執念。その魂の彷徨を描く大作ミステリ。解説/吉野仁(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

真珠湾の冬の総合評価:9.14/10点レビュー 21件。Bランク


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(8pt)

警察ミステリーであり、国際陰謀ものであり、恋愛小説でもある

2022年のエドガー賞最優秀長編賞を獲得した、ハワイ在住弁護士の本邦初訳作。1941年から45年にかけての激動のハワイ、香港、日本を舞台にしたダイナミックなサスペンス・ミステリーである。
1941年11月、ホノルル警察の刑事・マグレディは白人男性と日本人女性が惨殺された事件の現場に赴いた。異様な状況に息を呑む間もなく、不審な男と遭遇し射殺した。さらに被害者の男性が米海軍提督の甥であることが判明し、警察上層部、州知事、地元有力者からプレッシャーをかけられる事態となった。地道な警察捜査で相棒のボール刑事とマグレディは、有力容疑者・スミスを割り出したのだが、すでにスミスはマニラ、香港方面に高飛びした後だった。後を追うマグレディは途中のウェーク島でもスミスの犯行を突き止め、香港で追い付いたのだがスミスの計略で香港警察に留置されてしまった。しかも、その日、真珠湾攻撃が行われ、香港は日本軍に占領され、マグレディは日本へと移送される…。
猟奇的殺人の犯人を追う警察小説で始まって、途中からは太平洋戦争時の香港や日本、アメリカを舞台にした国際陰謀ミステリーに展開し、最後は熱烈な純愛物語で締めくくられる。その大きく三つの物語のバランスが良く、各部の連続性もしっかりしているので読み応えがあり、満足感が高い大河ミステリーとなっている。まさにエドガー賞にふさわしい傑作である。
好みのミステリー・ジャンルを問わず楽しめる傑作として多くの方にオススメしたい。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.20:
(4pt)

編集される以前の完全版を読んでみたいものです。

暴力を否定か肯定か、愛と正義は結びつくのか?
のように悶々とするハードボイルドミステリーとして読み切りました。
戦前戦後の歴史観はともかく日本が背景として広く描かれているため、
日本の読者は共感できるのではないでしょうか。
真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)より
415001986X
No.19:
(5pt)

感情移入

エドガー賞にほぼ外れなしですね。
この作品も私はストライクです。
感情移入しすぎて読み進めているとハッピーエンド願い読む自分がいました。
いい意味の裏切り満載でお勧めです。
真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)より
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No.18:
(4pt)

中間部分が良かった。

導入部の殺人事件から空路で香港に到着する迄が退屈かも知れない。
真珠湾攻撃は、米国側の防諜システムにより事前察知されていた筈だがなぁ?
と思いつつ作者のストリーに入り込む迄が退屈の原因か。
言語で読んだ方が作者の意図が感じられるかも知れない。
真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)より
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No.17:
(5pt)

近頃の本屋さんの在庫

倉庫のスペースが少ないのはわかります。
ですが初版から1〜2年で注文も出来ない⁈
そんなにマニアックな本じゃないですよ!
真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)より
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No.16:
(5pt)

傑作

2023ひでミスで紹介された中で気になった作品として2冊読んでみたうちの1冊。
読んでよかった。かなり面白かったとおもう。
アメリカ人の主人公が事件の謎を追求していく中で、出会う様々な人物、アジアを含めた当時の時代背景などが
当時を経験していないにも関わらず、映像として頭の中で思い描くことができて
どんどんページが進んでいきました。
暴力的でありながら、切なくもあり、感情移入もできて
良い作品だったとおもう。次回作も楽しみですな。
真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)より
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