愚者の街
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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傑作と言われながら未訳のままだったのが、半世紀を経て邦訳された1970年の作品。元諜報員が、不正と暴力に汚染された南部の小都市の乗っ取り計画に参画し、曲者たちと騙し合いを繰り広げるコンゲーム&クライム・サスペンスである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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腐敗した街をさらに腐敗させること――とあるとどういうことかと思うが、その街の役人らによる不正を明白にし、人事を一新することによって再興を図るというのが主題だ。 個人的には、1930年代生まれのダイが幼少期にすごした第二次世界大戦前夜の上海での生活ぶりが一番興味深かった。ただ…、上巻終盤の凄惨な事件で、ダイがいくら拳銃を突き付けられていたとはいえ、全く抵抗せずただ見ているだけというところに強い違和感があった。そんなダイの姿勢にべヴァリーはどう思ったのだろう?ダイは後々もっともっと後悔するものではないか?ダイ自身には全く危害が及ばないことも不自然だと感じた。さらに後日加害者と顔を合わせたときのダイの対応にも大きく失望した。 長編であり大作だと思うしエンディングはよかったが、主人公の清廉さと仕事人じみた活躍劇が今さら特に痛快とは思えず、自分には古い時代の小説はあまり合わないのかなと感じた。 | ||||
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上海事変、真珠湾攻撃、朝鮮戦争から始まる!日本軍の描かれ方は引っ掛かるが、主人公をはじめ登場人物には引き込まれる。 | ||||
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二重、三重スパイの複雑クライムストーリーで理解困難、米ソ冷戦下の時代に書かれた作品だから?でも、最後は痺れたね。 | ||||
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時間消費効果、現状の情報過多に紛わせられない為。バラエティー番組にはアレルギー、、、 | ||||
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相性というものがある。作品の客観的評価とは程遠くなってしまうが、小生には相性が悪かった。思うのは、主人公の思いと共感できないと読みすすめるのは難しいということ。人間が、物思う人間が描かれているのかなと思う。たとえばレイモンドチャンドラー。小説の進行の中で垣間見える主人公の感性。これがなんとも贅沢に味わえるのが読み手にとっては何よりも代えがたい至福になる。まぁ何回かに一回、それが味わえればよいか。決して諦めてはならない。ごめんなさい。今回は小生にとっては相性が良くなかった。ただそれだけ。反省するつもりは毛頭ない。 | ||||
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