(短編集)
ガラスの橋 ロバート・アーサー自選傑作集
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
ガラスの橋 ロバート・アーサー自選傑作集の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
トリックの美しさを改めて教えてくれる短編傑作集、ミステリーの教科書だな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
バラエティーに富んだ短編集で、突出した作品はないものの、総じて水準を超えていると思います。 罪を犯した男の贖罪や救済を描いた「マニング氏の金の木」 ギャング対ミステリマニアの老嬢のコメディ「極悪と老嬢」 スパイ対スパイ「真夜中の訪問者」 オーソドックスな本格ミステリ「天からの一撃」 チェスタトンの「ムーンクレサントの奇跡」を思わせる不可能状況「ガラスの橋」 いわゆる奇妙な味「住所変更」 ヒッチコックの「バルカン超特急」を思わせる「消えた乗客」 ミステリ風味の西部劇「非情な男」 一捻りしたホームズパスティーシュ「一つの足跡の冒険」 クイーンへのオマージュに満ちたダイイングメッセージ物「三匹の盲ネズミの謎」 以上10編。なかなか楽しめました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アメリカの短篇ミステリ作家ロバート・アーサー(1909ー1969)10の短篇を収めた作品集。オー・ヘンリー風の短篇から不可能犯罪もののミステリ短篇、ジュヴナイルの作品まで、ヴァラエティーに富んだ短篇小説あれこれを読むことができました。 どかん!と来る作品はなかったけれど、センスのいい短篇の旨味を感じることはできたかな。 なかでも印象に残ったのは、「ガラスの橋」「住所変更」「一つの足跡の冒険」の三つの短篇。 表題作にもなっている「ガラスの橋」は、トリックが幻想的で美しいと思いました。 「住所変更」は、話の途中で「こう来るだろうな」ってオチは見当がついてしまうんだけど、からっとした風味が良かったな。 「一つの足跡の冒険」は、本作品集で一番気に入った短篇です。シェイクスピアのある作品とダブらせるところ(253頁の後半、その記述あり)、「洒落てんなあ。上手いもんだなあ」って思いました。 収録短篇ならびに(作品初出年)は、以下のとおり。 ⚰️ マニング氏の金の木(1958年) ⚰️ 極悪と老嬢(1960年) ⚰️ 真夜中の訪問者(1939年) ⚰️ 天からの一撃(1936年) ⚰️ ガラスの橋(1957年) ⚰️ 住所変更(1952年) ⚰️ 消えた乗客(1952年) ⚰️ 非情な男(1940年) ⚰️ 一つの足跡の冒険(1948年) ⚰️ 三匹の盲(めしい)ネズミの謎(1963年) 本書は、著者による自選短篇集『MYSTERY AND MORE MYSTERY 』(1966年)の全訳です。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|