(短編集)

ガラスの橋 ロバート・アーサー自選傑作集



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    初公開日(参考)2023年07月
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    短編集

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    ガラスの橋 ロバート・アーサー自選傑作集 (海外文庫)

    2023年07月02日 ガラスの橋 ロバート・アーサー自選傑作集 (海外文庫)

    雪に閉ざされた山荘を訪ねていった女性が消えた! 屋敷へ入る足跡のみが残された状況での人間消失を描いた、不可能犯罪の歴史的名作「ガラスの橋」。 老姉妹が、これまで読んできた千冊以上の推理小説の知識を武器に、犯罪者たちに戦いを挑む痛快な冒険譚「極悪と老嬢」等々、キレのいい短編で知られるロバート・アーサーの日本初の作品集登場! ミステリー・ドラマの送り手として、2度のエドガー賞に輝く名手が、みずから選んだ傑作ばかり。 趣向に富んだ謎解きの数々をお楽しみください。(「BOOK」データベースより)




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    No.5:
    (4pt)

    ネタやトリックのバラエティがあるレトロスペクティブなミステリ短編集

    レトロスペクティブな短編推理小説集ですが、ネタやトリックにバラエティがあって、なかなか楽しめます。書かれた時代によるのか、あるいは、この作家の書き方なのか、物語や登場人物が、それぞれに独特の雰囲気を漂わせている作品が多いと思いました。そのせいか、読んで何か月か経っても、余韻が残っています。短編ごとのネタやトリック自体は、、その後の時代にいったん埋もれて行って、今、推理小説をたくさん読んできた人が本書を読んで楽しめるとしても、昔ならではの書きっぷりだと半分納得しながら感心するような形かもしれません。逆に言えば、自分がそうだったように、推理小説を読み始めたばかりの読者や、中学・高校生ぐらいの読者が読んだら、もっとしっくりと来るのではないかとも思いました。
    ガラスの橋 ロバート・アーサー自選傑作集 (海外文庫)Amazon書評・レビュー:ガラスの橋 ロバート・アーサー自選傑作集 (海外文庫)より
    4594095291
    No.4:
    (5pt)

    スッキリ!

    軽いサスペンス的な内容で、読み進める度にヒヤヒヤしますが、結末はスッキリとするのが良かったです。
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    4594095291
    No.3:
    (3pt)

    心が暖まる

    トリックの美しさを改めて教えてくれる短編傑作集、ミステリーの教科書だな。
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    4594095291
    No.2:
    (4pt)

    まあまあ面白かったです

    バラエティーに富んだ短編集で、突出した作品はないものの、総じて水準を超えていると思います。

    罪を犯した男の贖罪や救済を描いた「マニング氏の金の木」

    ギャング対ミステリマニアの老嬢のコメディ「極悪と老嬢」

    スパイ対スパイ「真夜中の訪問者」

    オーソドックスな本格ミステリ「天からの一撃」

    チェスタトンの「ムーンクレサントの奇跡」を思わせる不可能状況「ガラスの橋」

    いわゆる奇妙な味「住所変更」

    ヒッチコックの「バルカン超特急」を思わせる「消えた乗客」

    ミステリ風味の西部劇「非情な男」

    一捻りしたホームズパスティーシュ「一つの足跡の冒険」

    クイーンへのオマージュに満ちたダイイングメッセージ物「三匹の盲ネズミの謎」

    以上10編。なかなか楽しめました。
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    4594095291
    No.1:
    (4pt)

    アメリカのミステリ短篇作家の職人芸、その旨味は、なかなかのものでした。

    アメリカの短篇ミステリ作家ロバート・アーサー(1909ー1969)10の短篇を収めた作品集。オー・ヘンリー風の短篇から不可能犯罪もののミステリ短篇、ジュヴナイルの作品まで、ヴァラエティーに富んだ短篇小説あれこれを読むことができました。
    どかん!と来る作品はなかったけれど、センスのいい短篇の旨味を感じることはできたかな。

    なかでも印象に残ったのは、「ガラスの橋」「住所変更」「一つの足跡の冒険」の三つの短篇。
    表題作にもなっている「ガラスの橋」は、トリックが幻想的で美しいと思いました。
    「住所変更」は、話の途中で「こう来るだろうな」ってオチは見当がついてしまうんだけど、からっとした風味が良かったな。
    「一つの足跡の冒険」は、本作品集で一番気に入った短篇です。シェイクスピアのある作品とダブらせるところ(253頁の後半、その記述あり)、「洒落てんなあ。上手いもんだなあ」って思いました。

    収録短篇ならびに(作品初出年)は、以下のとおり。
    ⚰️ マニング氏の金の木(1958年)
    ⚰️ 極悪と老嬢(1960年)
    ⚰️ 真夜中の訪問者(1939年)
    ⚰️ 天からの一撃(1936年)
    ⚰️ ガラスの橋(1957年)
    ⚰️ 住所変更(1952年)
    ⚰️ 消えた乗客(1952年)
    ⚰️ 非情な男(1940年)
    ⚰️ 一つの足跡の冒険(1948年)
    ⚰️ 三匹の盲(めしい)ネズミの謎(1963年)

    本書は、著者による自選短篇集『MYSTERY
    AND MORE MYSTERY 』(1966年)の全訳です。
    ガラスの橋 ロバート・アーサー自選傑作集 (海外文庫)Amazon書評・レビュー:ガラスの橋 ロバート・アーサー自選傑作集 (海外文庫)より
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