大博奕
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政治家が不可解な事件で死にそこにヴェトナムの影が絡み・・・というお話。 いかにもロス・トーマスが書きそうなクライム・ノヴェルで、最初に政治家の死に二人のいかがわしいキャラクターが絡み、ヴェトナム戦争関係の大金の話が絡み、そこに更に巨大な謀略が絡み・・・という絡み絡まれという展開で最後まで突き進むクライム・ノヴェルの逸品でした。 原りょう氏がこの人の作品を褒める際に、よく調べてあるとか映画になりそうとか余計な物がない、と書いてらっしゃいましたが、確かに自分の知っている知識の範囲で面白い話を拵え、そこに一癖も二癖もあるキャラが絡むという創作方法で書いている様な、簡単な様でこの人にしか書けないタイプの作品になっております。多少、プロットが込み入り過ぎて考えながら読む部分もありますが、70年代にアメリカで書かれたクライム・ノヴェルの中では最高峰の作品ではないかと思いました。今、絶版で読めないのが勿体ない作品。既訳は復刊、未訳は翻訳で全作読める様になると嬉しいです。 日本でも志水辰夫、原りょう、大沢在昌という錚々たる面々に愛されているのが判るクライム・ノヴェルの傑作。是非ご一読を。 | ||||
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