すり替えられた誘拐
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私にはツボの作家ディヴァイン。これが最後の一冊とは寂しい。 最初のほう、登場人物それぞれの視点での叙述で、ちょっと混乱する。しかも人好きがしない人物ばかり。 そこで挫折せず読んでゆくと、だんだんと整理されてくるし、人物の印象も大きく変わってくる。クリスティとヒッチコックの名前が出てきて、解説には難しいことが書いてあったけど、ミステリーとメロドラマがうまく絡み合って進行する点は似ている。ドロドロやら馬鹿騒ぎやら際どい殺人やらがあっても、上品さを失わない点も。 今回も大満足の一冊でした。 | ||||
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この作者にしては、期待値よりも遥かに低い内容。つまらない。 | ||||
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D.M.ディヴァイン最終本邦初訳長編(1969)である。原題はネタバレぎみ(???)なので、省略する。 以下、ネタバレないように気をつけて、レビューを書きます。 一、私的感想 ○主な舞台は大学。人文学部も医学部もある。1960年代の大学という時代背景、モラル(?)が取り入れられている。 ○最終前本邦初訳長編の『運命の証人』(原著1968年、翻訳2021年)と比べると ☆どちらもラブ・ストーリー(メロドラマ)の占める比重が高い。 ☆『運命の証人』はすっきりした、シンプルで、王道的なファムファタール→トゥルーラブ・ストーリー、メロドラマ、自己回復のドラマ、幸せ実現ドラマである。一方、本書はちょっと異様な、複雑な、予測困難な、情感の繋がりにくい、クールドライな一方サドマゾティックな、ラブ・ストーリー(犯罪メロドラマ)である。 ☆『運命の証人』はラブストーリーとフーダニットミステリーが一応別(?)になっていて、どちらも面白い。本書はそうではなく・・。 ○クリスティ警部には驚かなかったが、終盤に出てくるヒッチコック嬢には驚いた。 二、私的結論 ○最後まで、情感をキリキリ引き回されている感じで、ちょっと疲れた。しかし、終わってみると、そういう傑作だったと思う。 三、蛇足 ○本書が最後に翻訳されることになったのは、何となく理解できる。 | ||||
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やっぱり最期の作品も面白い、頭から尻尾まで満足出来る。鯛焼きみたいな小説。 | ||||
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