ウォリス家の殺人
- ガーストン館 (1)
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初めてヴァンダインの作品を読みました。古典ミステリーに入るでしょうが、簡潔な文章でとても読みやすい。外国という壁も感じず、ストレスなく楽しめました。 派手さはなく登場人物に特殊能力者もサイコパスもいませんが、物語は二転三転し、終盤はドキドキさせられ、あっという間に読み終えました。 それぞれが闇を抱え、それが物語に深みを与えていますが、お間抜けキャラやクスッとできるシーンなど一服の清涼剤的ユーモアがあれば言うことなしでした。 最近は衝撃の結末を求めるあまり現実離れしすぎて共感できないものも多いですが、「そうそう、ミステリーってこういうものだよね。」と再認識させられるお手本のような小説でした。また作者の他の作品も読んでみます。 | ||||
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物語としても面白く読めそちらに気をとられるともう真相から遠いところに 事実関係を整理すれば、本当に単純なことに気づきさえすれば即犯人の姿も浮き上がってくる。 それなのに構成の妙と語り口から真相が見えにくくなっているというシンプルながら巧妙な犯人当て作品でした。 | ||||
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こんな名作揃いなのに、 毎年1冊づつの邦訳。 ずるい!ファンは渇望しちゃいますね。 意外な犯人なのに、辿り着くまではドキドキで、 十分楽しませてもらえます。 むしろ時間が早く過ぎてしまう様な、遅すぎる様な。 この忙しい2010年代、古典的ミステリィーを堪能する贅沢を。是非 | ||||
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面白いストーリーでもないし、意外な犯人でもないし、うなるようなトリックがあるわけではありません。強いて言えばアリバイ崩しなんでしょうが、なんかしょぼいです。まあ、フェアープレー本格好きの人には良いかもしれません。 | ||||
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本作は、何者かに殺害された人気作家ジョフリーの幼馴染で、 歴史学者のモーリスによる一人称の語りで構成されています。 モーリスが、ジョフリーの伝記を執筆することになり、その過程で、 自然と事件の真相を究明する探偵活動も行わせるという設定は、 地味ながらよく考えられています(歴史学者という職業もミソ)。 ただ、関係者たちの悪意や、陰鬱で気が滅入る人間模様が描かれていくなか に、逆転の発想ともいえる決定的な伏線を忍ばせる手際は堂に入っているの ですが、犯人特定のロジックと呼べるほどには昇華しきれていないのが残念。 その伏線を何らかの手がかりとして具象化した上で、 最終局面の演出も、もう一工夫欲しかったところです。 とはいえ、ラストで読者に突きつけられる真相――親子愛に基づく―― の皮肉は痛烈で、ディヴァインらしい“毒”を存分に味わうことができます。 | ||||
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