陽炎の市
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
陽炎の市の評価:
8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク
陽炎の市の総合評価:
6.44/10点 レビュー 9件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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ノワールの巨匠・ウィンズロウの「ダニー・ライアン」シリーズの第2作。東海岸を追われたダニーが西へ逃亡し、わずかなチャンスに賭けて復活を目論むノワール・サスペンスである。
1988年、イタリア系マフィアとの戦いに敗れたダニーは命にかけても守りたい息子・イアンと父親、わずか数人の昔からの仲間とともに西へ西へと逃亡する。だが、執拗なイタリア系マフィアだけでなくFBIにも追い詰められ、かつて自分を捨て、今では国家的なフィクサーにまで上り詰めている母・マデリーンに助けを求めた。そこでマデリーンの手引きで当局と取引し、メキシコ麻薬カルテルが絡む危険な仕事を引き受けて仲間と共に成功させ、金と自由の身を手に入れた。しかし、体の奥底を流れるアイリッシュ・マフィアの血は平穏に耐えきれず、自ら望む形で再び争いの世界に身を投じるのだった…。
前半はダニーたちの逃亡の物語、後半はハリウッドの映画製作にまつわるマフィアの利権争いの物語という二部構成。それぞれが単作として成立する中身の濃さで読み応えたっぷり。ノワールでありながら家族の物語でもあるところが、日本人読者の情感にもアピールするパワーを持っている。
極めて連続性が高い三部作なので、前作「業火の市」を読んでから本作を読むことをオススメする。