どこまでも食いついて
- ユーモア・ミステリ (166)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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「ワニ町」シリーズの第5作。いつもの3人がドタバタと走り回り、最後には事件を解決してしまう、毎度お馴染みのユーモア・ミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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登場人物たちのキャラが立っているし、互いにうまく噛み合っている感じ。 このシリーズはどれも面白かったので、新作が待ち遠しい。 | ||||
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「ワニ町」シリーズ4作目は、前作から一年ぶり。ワニの住む南部の田舎町に身を隠している凄腕女スパイのフォーチュンと、最強おばあちゃん二人のアシスト?によるずっこけ大活躍トリオに再会するとほっとするとともに豪快に笑いたくなる。そう、何と言っても多幸感満点のシリーズなのである。 しかし、本作は、フォーチュンとのラブラブ・モードがスタートした感のある保安官助手カーターが、何と湖で殺されかけるというピンチなシーンで始まる! フォーチュンが命がけで救いあげて、なお、カーターは作中のほとんどを病院のベッドで過ごすという、これまでの探偵団トリオvsカーターのスリリングな駆け引き劇はお預け。ヒロインとヒーローのロマンスも、よってお預け。 そして二作ぶりにまた再びの<生きるか死ぬかの町長選挙>が始まる町シンフル。またも正邪合わせての混沌の幕開けである。その町中が沸騰するさ中、カーターを狙撃した真犯人を炙り出す、という難題に挑むハチャメチャ・トリオ。相変わらず、少し外れて何かとミスをしながらも勇猛果敢なアクション派のガーティ婆ちゃん、参謀役みたいに落ち着き払いながら平然と無謀な捜査活動を楽しんでしまうアイダ・ベルという二人の力を借りながら(というより強引にそそのかされながら?)、フォーチュンはカーター狙撃の犯人を探し求め、一路復讐の道をゆくのである。ふふふ。 フォーチュン家に同居、というか避難しているアリー、雑貨店店主のウォルターなど、地味めなレギュラーメンバーたちも健在でトリオを影ながら?支える。猛犬も健在。小さな町ってよいな。 シリアスな本に取り組むことが多いぼくにとって、暗い話や残虐で手厳しい話の合間に、本書のような、愛と友情と笑いに満ちたドタバタ活劇を楽しむことはとても大切な時間であったりする。面白さと、キャラクターの個性や魅力が約束されている、このシリーズ五作目は、次々と事件や謎に見舞われる罪深きワニ町シンフルでの笑顔たっぷりな日々をやっぱり約束してくれるものなのであった。やれやれの後のほっこり感がたまらないのです。 | ||||
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ついに原書に手を出して読み始めました。Kindle原書は翻訳紙本の半分の値段で、英語は易しい表現です。ガーティのしくじりもちゃんと笑えます。 第7巻"Hurricane Force"ではフォーチュンが今までで最も自分の能力を開放します。そして遂に彼女の素性がカーターに。。。 既に25巻発行されているワニ町原書の世界へ | ||||
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〈ワニ町〉シリーズのこれまでの作品の中でも、とりわけはらはらさせられましたねぇ。息詰まるスリリングな終盤の展開と、意外な黒幕の登場に、あっ! と言わされました。 フォーチュン、ガーティ、アイダ・ベル。わくわく、はらはらさせられる湿地三人組の、とんでもナイスな活躍ぶりとその言動は、いつもながら愉しかったです。 ウイットに富んだ気の効いた文章もあちこちにあって、にやりとしましたよ。 《「戻ってくるから(アイル・ビー・バック)」わたしはできるだけシュワルツェネッガーっぽい声で言った。ガーティがにんまりした。「すばらしいチョイスだわ」》p. 211 とか、 《「ガーティはショーシャンクでどんな具合?」 「元気だよ」アイダ・ベルが答えた。》p. 219 とか。 「罪深い町シンフルへ、ようこそ」と題した巻末解説の穂井田直美さんの文章も、このシリーズへの愛が溢れていて良かったな。 それと、『本の雑誌 2023年1月号』の中、柿沼瑛子さんが「新刊めったくたガイド」にて、本書のブックレビューを寄せています。《いっけんごく普通に見えるが、実は普通とはほど遠いシンフル・レディース・ソサエティの婆ちゃんズに引きずりまわされつつ、これまで天涯孤独だったフォーチュンが、初めての友情や恋を得て、だんだん人間らしくなっていくのがこのシリーズの読みどころである。》てな具合に、本シリーズの魅力が語られているところ。「うんうん。そうなんですよね!」と、にんまりしちゃいました。 | ||||
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とにかくテンポが良くて、バタバタで、軽く読めるのが最高です。思わず吹き出してしまう場面も多く、人前では読めないけど、嫌な事があった日は、寝る前に読んで、笑ってから寝ます | ||||
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