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どこまでも食いついて



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【この小説が収録されている参考書籍】
どこまでも食いついて (創元推理文庫)

どこまでも食いついての評価: 4.45/5点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(5pt)

このシリーズはどれもオススメ

登場人物たちのキャラが立っているし、互いにうまく噛み合っている感じ。
このシリーズはどれも面白かったので、新作が待ち遠しい。
どこまでも食いついて (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:どこまでも食いついて (創元推理文庫)より
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No.10:
(3pt)

やれやれの後のほっこり感がたまらない

「ワニ町」シリーズ4作目は、前作から一年ぶり。ワニの住む南部の田舎町に身を隠している凄腕女スパイのフォーチュンと、最強おばあちゃん二人のアシスト?によるずっこけ大活躍トリオに再会するとほっとするとともに豪快に笑いたくなる。そう、何と言っても多幸感満点のシリーズなのである。

 しかし、本作は、フォーチュンとのラブラブ・モードがスタートした感のある保安官助手カーターが、何と湖で殺されかけるというピンチなシーンで始まる! フォーチュンが命がけで救いあげて、なお、カーターは作中のほとんどを病院のベッドで過ごすという、これまでの探偵団トリオvsカーターのスリリングな駆け引き劇はお預け。ヒロインとヒーローのロマンスも、よってお預け。

 そして二作ぶりにまた再びの<生きるか死ぬかの町長選挙>が始まる町シンフル。またも正邪合わせての混沌の幕開けである。その町中が沸騰するさ中、カーターを狙撃した真犯人を炙り出す、という難題に挑むハチャメチャ・トリオ。相変わらず、少し外れて何かとミスをしながらも勇猛果敢なアクション派のガーティ婆ちゃん、参謀役みたいに落ち着き払いながら平然と無謀な捜査活動を楽しんでしまうアイダ・ベルという二人の力を借りながら(というより強引にそそのかされながら?)、フォーチュンはカーター狙撃の犯人を探し求め、一路復讐の道をゆくのである。ふふふ。

 フォーチュン家に同居、というか避難しているアリー、雑貨店店主のウォルターなど、地味めなレギュラーメンバーたちも健在でトリオを影ながら?支える。猛犬も健在。小さな町ってよいな。

 シリアスな本に取り組むことが多いぼくにとって、暗い話や残虐で手厳しい話の合間に、本書のような、愛と友情と笑いに満ちたドタバタ活劇を楽しむことはとても大切な時間であったりする。面白さと、キャラクターの個性や魅力が約束されている、このシリーズ五作目は、次々と事件や謎に見舞われる罪深きワニ町シンフルでの笑顔たっぷりな日々をやっぱり約束してくれるものなのであった。やれやれの後のほっこり感がたまらないのです。
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No.9:
(5pt)

翻訳を待てない方はぜひ原書で

ついに原書に手を出して読み始めました。Kindle原書は翻訳紙本の半分の値段で、英語は易しい表現です。ガーティのしくじりもちゃんと笑えます。
第7巻"Hurricane Force"ではフォーチュンが今までで最も自分の能力を開放します。そして遂に彼女の素性がカーターに。。。
既に25巻発行されているワニ町原書の世界へ
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No.8:
(5pt)

ほんとに痛快で、わくわくしちゃうんだわ、このとんでもトリオには!

〈ワニ町〉シリーズのこれまでの作品の中でも、とりわけはらはらさせられましたねぇ。息詰まるスリリングな終盤の展開と、意外な黒幕の登場に、あっ! と言わされました。

フォーチュン、ガーティ、アイダ・ベル。わくわく、はらはらさせられる湿地三人組の、とんでもナイスな活躍ぶりとその言動は、いつもながら愉しかったです。

ウイットに富んだ気の効いた文章もあちこちにあって、にやりとしましたよ。
《「戻ってくるから(アイル・ビー・バック)」わたしはできるだけシュワルツェネッガーっぽい声で言った。ガーティがにんまりした。「すばらしいチョイスだわ」》p. 211
とか、
《「ガーティはショーシャンクでどんな具合?」 「元気だよ」アイダ・ベルが答えた。》p. 219
とか。

「罪深い町シンフルへ、ようこそ」と題した巻末解説の穂井田直美さんの文章も、このシリーズへの愛が溢れていて良かったな。

それと、『本の雑誌 2023年1月号』の中、柿沼瑛子さんが「新刊めったくたガイド」にて、本書のブックレビューを寄せています。《いっけんごく普通に見えるが、実は普通とはほど遠いシンフル・レディース・ソサエティの婆ちゃんズに引きずりまわされつつ、これまで天涯孤独だったフォーチュンが、初めての友情や恋を得て、だんだん人間らしくなっていくのがこのシリーズの読みどころである。》てな具合に、本シリーズの魅力が語られているところ。「うんうん。そうなんですよね!」と、にんまりしちゃいました。
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No.7:
(5pt)

やっぱり、面白い‼️

とにかくテンポが良くて、バタバタで、軽く読めるのが最高です。思わず吹き出してしまう場面も多く、人前では読めないけど、嫌な事があった日は、寝る前に読んで、笑ってから寝ます
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No.6:
(5pt)

ドキドキが止まらない

3人組の活躍が今回もすごい。
そして、カーターのお母さんも登場。
衝撃の結末。あっという間に読みました。
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No.5:
(4pt)

最高

おばちゃん二人組最高です✌️
何度も吹き出して笑いました
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No.4:
(5pt)

脇役二人のお婆ちゃんに抱腹絶倒

とにかく、真面目な事件をこの二人がハチャメチャにしてくれる。家で読まないと、無料。飲み物厳禁。吹き出します。島村さんの翻訳もお見事。見てきたんじゃない?って位に毎回吹き出します。アメリカ人が皆こんな人達だとは思いませんが。憂鬱な気分も吹き飛びます。読むなら最初から一気に行ったほうが良いです。ベッドでゆったり寝転びながら優雅に読んでいたはずが、高笑いして腹筋崩壊の危機にひんしました。家族が心配して頭大丈夫?と聞いてきました。駄目かも〜!可笑しすぎて!てな感じ。読んで知っている人には分かる!
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No.3:
(5pt)

次の翻訳心待ちにします!!

今作は今まで以上に息を飲むアクションシーン多め!!そして毎回表紙の素敵な絵、あぁこのシーンか!と楽しめるし、ウィットあり胸キュンありと読後感最高です♡あー5作目読み終わってしまった〜この幸福感と引き換えの喪失感w次の翻訳心待ちにします!!
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No.2:
(4pt)

わずか一ヶ月の間に事件に巻き込まれ過ぎ…

南部の田舎まちに身を潜めたはずが到着から経過したわずか一ヶ月の間に事件に巻き込まれ過ぎ…今回は彼女の所属する〈シンフル・レディーズ〉を目の敵にするシーリアの町長選立候補の凶報で幕を開け、前作の終わりでデートまで漕ぎ着けた保安官助手が事もあろうにその翌朝に銃撃を受けたとの知らせにアイダとガーティの相棒二人と共に救出に向かうなど、相変わらず犯罪を身近に引き寄せてしまうようだ。彼女たちの獅子奮迅の活躍もあって事件は解決するのだが、彼女に賞金をかけた武器商人の影も匂わせながら田舎まちのクライムストーリーは続く…。
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No.1:
(3pt)

今回もまた<ずっと多くの満ち足りた瞬間>

「ハートに火をつけないで」に続く〈ワニの町へ来たスパイ〉シリーズの新しい翻訳「どこまでも食いついて "Gator Bait"」(ジャナ・デリオン 創元推理文庫)を読み終えました。
 ルイジアナ、シンフルの町。"バイユー"の存在がもう一人の主人公ですが、今回もまたCIA工作員(笑)フォーチュンに加えて、地元婦人会会長・アイダ・ベル、その仲間・ガーティ、女性三人組の痛快なスラプスティック・ユーモア・スリラーが炸裂します。AK47の銃撃のように。
 一方で町長選挙が実施される中(婦人会SLS対GWの闘い)、保安官助手・カーターと初デートをしたその翌朝、フォーチュンはバイユーに向かったカーターが銃撃され救助を求めてきたことを知り、水没寸前のボートを発見し我が身を挺してカーターを助け出します。しかしながら、カーターは一時的な記憶喪失に陥り、肝心要の時系列を思い出すことができません。「何者かが彼を殺そうとした以上、犯人を自分の力でつかまえたい」一心から、その事件を解決すべくフォーチュンは、アイダ・ベルと(壊れている(笑))ガーティと共に猛犬の攻撃を掻い潜り、マフィアの倉庫に忍び込み、州警察、ATFと危険を顧みず渡り合います。まるで、グレイマンのように(笑)。
 まあ、これ以上は書かないほうがいいのでしょうね。
 フォーチュンと地元マフィア・ビッグとの会話には、作者・ジャナ・デリオンの哲学?がよく表現されています。
 「自分の身を危険にさらしてもいいと思える相手がいるなら、あんたは人生を思いきり生きてるってことだ。苦悩も多くなるが、ずっと多くの満ち足りた瞬間に恵まれる」(p.231)
 フォーチュンが賛成し、誰もが快哉を叫ぶ。
どこまでも食いついて (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:どこまでも食いついて (創元推理文庫)より
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