時計仕掛けの歪んだ罠



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初公開日(参考)2020年07月
分類

長編小説

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時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)

2020年07月07日 時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)

一年七ヵ月の間にスウェーデン国内で起きた、三件の十五歳の少女失踪事件。ストックホルム警察犯罪捜査課のサム・ベリエルは同一人物による連続殺人だと主張するが、上司はそれを否定しまともに取り合おうとしない。しかしベリエルの主張の裏には、彼だけが知っている根拠があった。そしてついに彼は、容疑者へと辿り着く。だが尋問に臨んだベリエルを待ちかまえていたのは、予想を遥かに超える驚愕の事実だった―。『靄の旋律 国家刑事警察特別捜査班』の著者による、スウェーデンNo.1ベストセラー小説がついに上陸。衝撃のサスペンスシリーズ第一弾!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

時計仕掛けの歪んだ罠の総合評価:7.35/10点レビュー 20件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

タイトルに惹かれて読み始めましたが

ダール氏の小説は以前にも読んだことがあり、読みにくいんだけどそれを超えたところには「ザ・ミステリー」があると。
この小説も私には非常に読みにくくまた翻訳もアレ?と思うところもあって、それでも最後まで読んでみました。
率直な感想は、時間に余裕がある時は楽しめるのでしょうが・・・といったところです。

でも、新作が出ると、必ず読むと思います。


ももか
3UKDKR1P
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

登場人物は歪んでいるが、ストーリーは堅牢

スウェーデンでは絶大な人気を誇りながら、何故か日本では1作しか翻訳されていなかった大物作家による新シリーズの第一作。猪突猛進型の警察官が奇怪な連続少女誘拐事件の謎を解く、サイコ・サスペンスであり、第一級の謎解きミステリーある。
15歳の少女が誘拐され、犯人側から何の接触も無く三週間が過ぎたとき、匿名の目撃情報が寄せられた。少女の姿を見たという廃屋に急行したベリエル警部たちが突入すると中は無人で、なおかつ仕掛けられたブービートラップで警官が負傷する被害を受けたのだが、地下室には明らかに誰かが監禁されていたあとが残されていた。この一年半ほどの間に15歳の少女が誘拐された、同じような事件が二件あることを突き止めたベリエルは連続少女誘拐事件として捜査しようとするのだが上司に否定され、無断で捜査を進めることにした。その三件の現場写真に同じ女性が写っているのに気づいたベリエルは、女性の身元を突き止め、取り調べることになったのだが・・・。
少女誘拐事件の犯人探しがメインなのだが、捜査を担当するベリエルと容疑者と目された謎の女性の間にある関係性が判明し、驚愕の展開を見せるようになる。その事件というか背景は陰惨きわまりなく、さらに凄惨なサイコ・シーンが続くのだが、物語の構成がしっかりしているので、ジェフリー・ディーヴァーに負けないジェットコースター気分を楽しめる。伏線の回収も納得できる展開で、最後まで飽きさせない。
北欧の警察ミステリーとしてはやや異色の作品だが、従来からの北欧ミステリーのファンにも十分に満足できる高レベルなエンターテイメント作品としてオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.18:
(1pt)

消化不良

こう言う終わらせ方がどうよ!
時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)より
4094065393
No.17:
(3pt)

前半までは最高

スウェーデンでおきた連続少女誘拐事件を追う刑事の話です。

前半までは抜群にいい。今までの犯罪小説にはなかったような人間の心理を読み解いていく知能戦がスリリングで新鮮です。尋問しているほうが、いつのまにか逆転して尋問されている、なんてプロットが凝っていて大変面白い。

で、この作品に対する期待値がどんどん上がった後半からがグダグダになります。シーンがコロコロ変わり、細かすぎる伏線を必要以上に張り巡らしたと思ったら、気の抜けるようなクライマックス。

で、最後は、この本がシリーズになりますよーという宣言とともに呆気に取られるほどの消化不良で終了。

作者のアルネ・ダールは映画化を望んでいるんじゃないかという気がします。少なくとも売れるシリーズを作りたいという気持ちがかなりハッキリ出過ぎた作品です。
時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)より
4094065393
No.16:
(1pt)

ツンデレものとわ。。

ドラゴンタトゥーでヒットし、特捜部qで決定打を得た北欧ミステリ(他にもいっぱいいるんだけど名前が長いから省略)。特徴として、
1 緻密で重厚なキャラクター設定
2 容易にわかんない伏線
3 心理描写を絡めたストーリーの錯綜
4 一切のステレオタイプの排除
その北欧ミステリに対する全ての信頼を覆す一冊です。

お話ですが、サイコ搦めの稚拙な伏線が延々と続き、ダールさんも頑張ってるからと無理して読むと、
中盤で「予想をはるかに超える驚愕の事実」に達してしまい、ええっ、早くね?とそこに驚愕!
だけどこっから何とかなるんだ!と思いきやまさかのツンデレ話に展開します。

ジェンダーの書き方もノスタルジーを覚えるほど。公安警部部長が「〜よね」「〜だと思うのよ」「〜じゃないかしら」
ってゆうのかしらね?火サスか赤川次郎を彷彿とさせます。
長期拉致監禁された10代の被害者に対して、「彼女たちなら元気だ」ってセリフ…(それこそ驚愕)。
肝心カナメの終末も、ツンデレに紛れてうじゃむじゃ。
シリーズ化に向けての著者の強い意志だけが伝わります。
山場で生死沙汰があるのですが、ミスリードを通り越してミステリの文章としてレッドカード、
ベリエルの目線で描写されているのですからあとで何度そこの箇所を読んでも規則違反でしょう。

北欧ミステリファンの方々にはオススメしません。
とくに、ローサやリスベットファンには鬼門かも。
時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)より
4094065393
No.15:
(4pt)

読みごたえある一級のミステリ!

北欧モノの例にもれず、陰鬱なトーンが全体を支配している。そして残酷な殺人事件…。

文章が細密で、序盤の取り調べシーンの濃厚な描写は迫力満点。しかもそこからのプロットの展開も見事で、ラストまで一気に楽しめる。
比喩や暗喩が多いうえに緻密な文章で読み応えあり。

しかし、完全に事件は解決しておらず続編に続く、かな?
時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)より
4094065393
No.14:
(4pt)

予想外の展開

最初は連続殺人犯を追うミステリーか?と思いながら読み始めたのですが、話は少しずつ予想を超えた展開になって行き、最後は・・(これは読んでのお楽しみなので書けません)

読んだ後は、これはもしかしてミレニアムに匹敵するのかも?と思いました。

もちろん、内容は全然違うのですが、ミステリーっぽく始まりながら、物語が別の方向に進んでいくところや、話の展開のこ気味良さなど期待以上でした。

5つ星でも良いかな?と思いましたが次作を含めた評価の方が良いかと思い、4つにしました。
時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)より
4094065393



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