娘を呑んだ道



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初公開日(参考)2020年09月
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長編小説

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娘を呑んだ道 (小学館文庫)

2020年09月08日 娘を呑んだ道 (小学館文庫)

三年前、スウェーデン北部の村で十七歳の少女・リナが失踪した。地元の高校で数学を教える父親のレレは、今も単独で娘の捜索を続けていた。同じ頃、村に流れ着いた母娘がいた。母親が男を変えるたび、娘のメイヤもあちこち転々としてきたが、これほど遠くまで来たことはなかった。その夏、リナが失踪した国道からほど近い場所でまたひとり少女が消えた。この事件をきっかけに、レレとメイヤの運命が大きく動き出す。スウェーデン推理作家アカデミー「最優秀犯罪小説賞」、「ガラスの鍵」賞、スウェーデン「ブック・オブ・ザ・イヤー」に輝いた傑作スリラー!(「BOOK」データベースより)




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娘を呑んだ道の総合評価:6.40/10点レビュー 5件。Cランク


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No.5:
(2pt)

思わせぶりで退屈

私にはまったく面白くなかったです。ずーっと読み進めていっても、何も起こらないのだ。自分でも、途中でやめずによく最後まで読んだと思うほど。
いろいろな賞を受賞しているそうだが、この年はよほどほかに良い作品がなかったのではないだろうか。
娘を呑んだ道 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:娘を呑んだ道 (小学館文庫)より
4094067051
No.4:
(2pt)

サスペンスとしては楽しめる

サスペンスと考えれば楽しめる作品だと思いますが、ミステリーと考えるとこの評価になってしまいます。

ストーリーの展開はスピーディーとまでは言えませんが、飽きることなく最後まで読めました。
娘を呑んだ道 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:娘を呑んだ道 (小学館文庫)より
4094067051
No.3:
(4pt)

面白い犯罪小説だがミステリーやサスペンスではない

愛する人を失ったらどうなるか、その被害者の視点を書いた作品
作中で新しく起こる事件とその解決は話に落ちを付けるためのものと私は感じだ
娘を呑んだ道 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:娘を呑んだ道 (小学館文庫)より
4094067051
No.2:
(3pt)

暗澹たる「シルヴァー・ロード」

スウエーデン発のクライム・ノヴェル「娘を呑んだ道 "The Silver Road"」(スティーナ・ジャクソン 小学館文庫)を読み終えました。
 舞台は、ストックホルムから遠く離れたスウエーデン・北部。森と湖。そこで、数学教師・レレの一人娘・リナが行方不明になって三年、レレは未だに姿を消した娘を追って、国道35号線、通称・「シルヴァー・ロード」に沿うようにして報われない捜索を継続しています。妻は彼のもとを去り、たった独りで。
 その遅々とした捜索と並行して、メイヤという名の少女のことが語られていきます。彼女は、母親のシリヤと共にレレが住むグリマストレスクにやってきます。母親のシリヤはメイヤと共に、生活のためにインターネットで知り合った男の下へ、その<最果て>とも言っていい場所へと生活の場を移します。レレ、少女・メイヤのそれぞれの視点から、交互に物語が語られて行きますが、犯罪小説としての興味という点では、行方不明のリナが何処へいってしまったのか?、果たして生きているのか?という点に尽きるのかもしれません。しかしながら、物語は特に大きな仕掛けがあるわけではなく、(短いサスペンス描写は随所にあるものの)どちらかと言えば普通小説のように、レレの捜索に纏わる生活描写と少女・メイヤが知り合った少年・カール・ヨハンとの恋、その家族との関わり合いを描き尽くそうとしています。
 「専制的なスウェーデンの法律より、自分たちの命や自由を優先」させようとするサヴァイバリストの家族。自由になろうとあがく少女と「共依存」という名の間違った愛に塗れた母親たち。
 読者は、美しい自然描写の中、娘を失ったことですべてを失おうとしている男・レレの涙と哀しみの日々と絶望的なまでの「家族」の機能不全に立ち会うことになるわけですが、(「娘を呑んだ道」というその何とも説明的な邦題は、とても感心できるものではありませんが)この無力で、暗澹たる物語をどう受け止められるのか、評価が分かれるところかもしれません。
 小さい頃に接した一人の少女の物語は「ブライト・リバー」に沿って導かれる希望の物語でしたが、たとえ「シルヴァー・ロード」が銀色を帯びて輝きながら海へと向かう希望の道ではなかったとしても、いつだって終わりは、はじまりを告げ、昔は今に変わり、雪解け水にかざした手はあったはずの温もりを求めて繰り返し彷徨うことになるのでしょう。これもまた、等身大の人生と言っていいのかどうか?とは言え、過剰なものが過剰ではないものに取って代わろうとするエンディングは、とても好ましいものだと思います。
娘を呑んだ道 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:娘を呑んだ道 (小学館文庫)より
4094067051
No.1:
(5pt)

女性がベリグドレビュー1編を記す。

物語の発端等は、アマゾンの内容紹介のところに比較丁寧に書かれていて、大体この内容紹介通りの小説です。
こんなことを言うのも何ですが、たぶん、日本人読者の評判はあまりよくないんじゃないかな。
立派な賞を2つも取っている作品なので、すごいどんでん返しがあるのではないかと期待警戒していると、そういうものはなく、ヒューマンストーリーとして、大変まともに終わってしまう。
つまり、内容紹介を読んだだけで、大体先の展開の見当がつき、大筋その通りの展開になり、全体の3分の2が終わって第2部に入ると、作者自らが失踪事件の真相をばらしてしまう。そういう小説。
仕掛けを期待するのではなく、人間を描いた小説を味わいなさい。そういう感じ。
だが、読み返してみると、いろいろ美点もあります。
①読みやすい。グッド。
②レン・ストーリーのほうはエンタテインメントとしてはちょっときついが、少女メイヤストーリーのほうは十分楽しめる。ベリグド。
③男はダメ男ばかり、女性達はどれも魅力的。メイヤ、メイヤの母親シリヤ、レレの妻アネッテ、ビルイェルの妻アニタ。みんなベリグド。
④自然描写もよい。グッド。
⑤超有名な、日本のある事件を思い出した。
娘を呑んだ道 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:娘を呑んだ道 (小学館文庫)より
4094067051



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