娘を呑んだ道
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
娘を呑んだ道の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私にはまったく面白くなかったです。ずーっと読み進めていっても、何も起こらないのだ。自分でも、途中でやめずによく最後まで読んだと思うほど。 いろいろな賞を受賞しているそうだが、この年はよほどほかに良い作品がなかったのではないだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サスペンスと考えれば楽しめる作品だと思いますが、ミステリーと考えるとこの評価になってしまいます。 ストーリーの展開はスピーディーとまでは言えませんが、飽きることなく最後まで読めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
愛する人を失ったらどうなるか、その被害者の視点を書いた作品 作中で新しく起こる事件とその解決は話に落ちを付けるためのものと私は感じだ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スウエーデン発のクライム・ノヴェル「娘を呑んだ道 "The Silver Road"」(スティーナ・ジャクソン 小学館文庫)を読み終えました。 舞台は、ストックホルムから遠く離れたスウエーデン・北部。森と湖。そこで、数学教師・レレの一人娘・リナが行方不明になって三年、レレは未だに姿を消した娘を追って、国道35号線、通称・「シルヴァー・ロード」に沿うようにして報われない捜索を継続しています。妻は彼のもとを去り、たった独りで。 その遅々とした捜索と並行して、メイヤという名の少女のことが語られていきます。彼女は、母親のシリヤと共にレレが住むグリマストレスクにやってきます。母親のシリヤはメイヤと共に、生活のためにインターネットで知り合った男の下へ、その<最果て>とも言っていい場所へと生活の場を移します。レレ、少女・メイヤのそれぞれの視点から、交互に物語が語られて行きますが、犯罪小説としての興味という点では、行方不明のリナが何処へいってしまったのか?、果たして生きているのか?という点に尽きるのかもしれません。しかしながら、物語は特に大きな仕掛けがあるわけではなく、(短いサスペンス描写は随所にあるものの)どちらかと言えば普通小説のように、レレの捜索に纏わる生活描写と少女・メイヤが知り合った少年・カール・ヨハンとの恋、その家族との関わり合いを描き尽くそうとしています。 「専制的なスウェーデンの法律より、自分たちの命や自由を優先」させようとするサヴァイバリストの家族。自由になろうとあがく少女と「共依存」という名の間違った愛に塗れた母親たち。 読者は、美しい自然描写の中、娘を失ったことですべてを失おうとしている男・レレの涙と哀しみの日々と絶望的なまでの「家族」の機能不全に立ち会うことになるわけですが、(「娘を呑んだ道」というその何とも説明的な邦題は、とても感心できるものではありませんが)この無力で、暗澹たる物語をどう受け止められるのか、評価が分かれるところかもしれません。 小さい頃に接した一人の少女の物語は「ブライト・リバー」に沿って導かれる希望の物語でしたが、たとえ「シルヴァー・ロード」が銀色を帯びて輝きながら海へと向かう希望の道ではなかったとしても、いつだって終わりは、はじまりを告げ、昔は今に変わり、雪解け水にかざした手はあったはずの温もりを求めて繰り返し彷徨うことになるのでしょう。これもまた、等身大の人生と言っていいのかどうか?とは言え、過剰なものが過剰ではないものに取って代わろうとするエンディングは、とても好ましいものだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語の発端等は、アマゾンの内容紹介のところに比較丁寧に書かれていて、大体この内容紹介通りの小説です。 こんなことを言うのも何ですが、たぶん、日本人読者の評判はあまりよくないんじゃないかな。 立派な賞を2つも取っている作品なので、すごいどんでん返しがあるのではないかと期待警戒していると、そういうものはなく、ヒューマンストーリーとして、大変まともに終わってしまう。 つまり、内容紹介を読んだだけで、大体先の展開の見当がつき、大筋その通りの展開になり、全体の3分の2が終わって第2部に入ると、作者自らが失踪事件の真相をばらしてしまう。そういう小説。 仕掛けを期待するのではなく、人間を描いた小説を味わいなさい。そういう感じ。 だが、読み返してみると、いろいろ美点もあります。 ①読みやすい。グッド。 ②レン・ストーリーのほうはエンタテインメントとしてはちょっときついが、少女メイヤストーリーのほうは十分楽しめる。ベリグド。 ③男はダメ男ばかり、女性達はどれも魅力的。メイヤ、メイヤの母親シリヤ、レレの妻アネッテ、ビルイェルの妻アニタ。みんなベリグド。 ④自然描写もよい。グッド。 ⑤超有名な、日本のある事件を思い出した。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|