ファントム 亡霊の罠



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    初公開日(参考)2020年11月
    分類

    長編小説

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    ファントム 亡霊の罠 上 (集英社文庫)

    2020年11月20日 ファントム 亡霊の罠 上 (集英社文庫)

    かつての恋人ラケルの息子オレグが殺人容疑で逮捕された。ハリーは、幼いころをよく知るオレグが人を殺したということが信じられず、警察時代の友人の助けを借りて、個人として事件を調べ始める。だがオレグは、自分たち母子を肝心な時に見捨てたとハリーを責め、何も話さない。しかも詳しく調べるほど、すべての証拠が、オレグが犯人だと指し示していることに気づいて―真相はどこに!?(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

    ファントム 亡霊の罠の総合評価:7.00/10点レビュー 5件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (6pt)

    悪くはないけど、良くもない

    これって、作家さんにとっては全然誉め言葉ではないですよね。
    好きな作家さんだけに、ちょっとガッカリした部分もあって、もしこの「ファントム」を最初に読んでいたら次を手にとることはないかもしれません。
    新しいハリーシリーズが出たとして、読むかな~もう読まないかな~。
    でもやはり気になって読むのでしょうね。

    ももか
    3UKDKR1P
    No.1:
    (7pt)

    悲惨すぎる、ハリー・ホーレの空回り

    ノルウェーをというか北欧を代表するハードボイルド・ミステリー「ハリー・ホーレ」シリーズの第9作。愛する義理の息子を救うためにオスロに帰ってきたハリーが孤軍奮闘の末に悲しいクライマックスを迎えるサスペンス・アクションである。
    別れた恋人・ラケルの息子であり、ハリーが父親代わりとして接してきたオレグが殺人容疑で逮捕されたという知らせを受けたハリーは信じることができず、急遽、香港からオスロに帰ってきた。警察に復帰し捜査に加わりたいと願い出たハリーだったが拒否され、昔の伝手を頼りながら一人で真相を探ることになった。しかし、ハリーが自分と母親を捨てて逃げたと思い込んでいるオレグは心を閉ざし、ハリーには口を開こうとしない。さらに、調べを進めるにつれオレグが犯人であるという証拠が重なっていった。事件の背景にはオスロの麻薬販売を巡るギャングの勢力争いがあり、しかも警察内部の高官が絡んでいるようだった。オレグを救うために、愛するラケルを救うために、ハリーはすべてを投げうってギャングと警察組織に戦いを挑むのだった…。
    相変わらず超人的な意志の力と情熱で走り回るハリー、その姿は狂気そのものとも言えるのだが、物語の構成がしっかりしているので、ストーリー展開は緊密で破綻がない。ハリーの信念、生き方が貫かれたハードボイルドの部分、現代社会を深部から蝕む麻薬密売の闇、ハリーの命が狙われるサスペンスの部分、それが一体となってスケールの大きな犯罪ドラマを生み出した、読みごたえがあるエンターテイメント作品である。しかもクライマックスには、シリーズ読者が思わず息をのむシーンが用意されている。
    本シリーズがオリジナルの順番を無視して邦訳出版されてきた経緯もあり、本作だけを読んでも十分に満足できる作品だが、できれば第一作から順を追って読むことをオススメする。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.3:
    (1pt)

    疲れた

    タイトルとあらすじに騙された。 理屈っぽくだらだら書き、ストーリーを無理に複雑化してキレが悪い! その為か主人公の事件解決が希薄的に-----? 次の作品には、手がでない作家。
    ファントム 亡霊の罠 上 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ファントム 亡霊の罠 上 (集英社文庫)より
    4087607682
    No.2:
    (5pt)

    ハリー・ホーレは死ぬのか?

    前作で警察から退職して、ホーレは場所もあろうに香港に行っていたらしい。しかも、そこで借金取り立て業をやっていたというが、彼の香港生活が描かれていないのは残念。どんなことをやっていたのか知りたかった。愛人の息子が殺人容疑で逮捕されたと聞いて、オスロ―に帰ってきて、調査を始める。と言っても、退職しているのだから、警察官として行動するわけにはいかない。昔の部下に頼んだり、元のコネを脅したり、私立探偵化した動きだ。文字通り心身ともに傷だらけになりながら、ろくに手当てもしないのに破傷風にもならず、固執な性格を剥き出しにして動き回る。期限の切れた警察官身分証を使って、ばれかけるのには笑ってしまった。
    撃たれて死にかけている若者の回想で始まり、回想部分だけはブロック体の活字になっている。その部分だけを拾い読みしてみると、独立した暗黒小説になっているという凝り方。ネスボを見直した。
    第43章でホーレは撃たれる。胸に2発、頭に1発。これって致命傷じゃないか。次の第44章が最終章でホーレは登場しない。ほかにも読者に説明されてしかるべきエピソードがいくつか宙ぶらりんのままで終わる。この作品がハリー・ホーレ・シリーズの最終作なのか?杉江松恋氏があとがきの中で漠然・婉曲に解説にしてくれている。
    ファントム 亡霊の罠 上 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ファントム 亡霊の罠 上 (集英社文庫)より
    4087607682
    No.1:
    (5pt)

    ベアーテ・レンはステファニー・ジョーンズに似ている。

    シリーズで、現在も翻訳進行中のハードボイルドには、マイクル・コナリーとジョー・ネスボが描く二人のハリーがいる。ハリー・ボッシュが『素晴らしき世界』に至り説教臭くなってきたのに比べ、ハリー・ホーレはますます脂ぎっている。この違いはなんだろう。とにかく本編はハリー最大の危機である。一服の清涼剤ともいえるベアーテ・レンはYouTubeで演奏する奇抜な髪形のギタリストを想ってしまう。
    ファントム 亡霊の罠 上 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ファントム 亡霊の罠 上 (集英社文庫)より
    4087607682



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