素晴らしき世界
- 家出少女 (18)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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『レイト・ショー』で登場した新シリーズ・キャラクター、レネイ・バラードとハリー・ボッシュが早くも共演したのが本書である。 | ||||
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もう少し何とかなりませんか、「素晴らしき世界」 | ||||
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ボッシュ・シリーズとしては第21作、深夜担当刑事・バラードものとしては第2作、二人がタッグを組むのは初めての作品。15歳の家出少女が殺害された未解決事件を、ボッシュ、バラードが協力して解決する警察サスペンス・ミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ハリー・ボッシュとレネイ・バラードが真実に迫っていくストーリーはスリリングで楽しめました。しかし翻訳がひどい。読み進めていくと「?」と引っかかってしまう。警察内部のジャーゴンも多いので、意味がわからず直訳してごまかしているんじゃないだろうか。例えば、ギャングの幹部コルテスをロス市警の特殊捜査班とボッシュが追跡する場面。「浮いた箱形監視を行っているうち二台の車が先に入っており、・・・」はて?「浮いた箱形監視」って何? 以前に読んだ「転落の街」も翻訳の出来がひどかったのを思いだし、翻訳者を確認したら同じ人でした。 ジェフリー・ディーヴァーは池田真紀子さんの素晴らしい翻訳とセットで作品の価値を高めていますが、マイクル・コナリーは劣悪な翻訳が作品の価値を台無しにしているように思えます。 | ||||
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TVドラマのシノプシスを読んでいるようで残念ながら印象に残りません。作者もボッシユも歳を採ってしまったようです。 | ||||
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ハリー・ボッシュ68歳の設定。メイン・ストーリーは2つ、ボッシュが無給の予備警察官をやっているサン・フェルナンド市警のギャングの事件と前作「汚名」でボッシュが助けたエリザベス・クレイトンの9年前に殺された娘デイジーの事件。後者の解決のために「レイト・ショー」で登場した夜勤専門刑事レネイ・バラードが絡んでくる。ボッシュのピンチをバラードが助け、バラードのピンチをボッシュが助け・・。いい感じで進行するのだが・・・・ どちらの事件も最後の解決が唐突で超法規的・・・というか「必殺仕事人」じみてきた・・・SIS、それでいいの。後半になって収拾つかなくなってこんな解決になったのかな、とするとそれまでの細かい伏線は???と思う。 68歳で膝を悪くしているボッシュだが、今回はエリザベスとの間でお色気シーンあり。元気だ・・・。 | ||||
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ボッシュシリーズの新しい面が見られた。バラード女性刑事が実に素晴らしい。タイトルがハードボイルドらしくない。9作目のタイトルと入れ替えるべきだ。 | ||||
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レネイ・バラードの魅力は前作の「レイト・ショー」で十分に感じていたんだけど、本作で彼女のキャラクターも確立されたと思う。ホームレスと大して変わらない生活の刑事も斬新なんだけど、女性警官の置かれた立場をうまく描いているし、Amazon Videoも見ているので、そちらでビレッツ警部補が直面する事象にも通じる気がする。さて、本作ではボッシュとバラードの視点から事件が集約されていくという描き方が新たな魅力になっているのは、他レビューと同じだし、彼らの協力関係が今後も発展していくだろうことは楽しみでもあるのだが、いみじくもバラードが「規則を曲げることになる」と言うように、捜査が法から逸脱しかねないグレーゾーンにあることを良しとしているコナリーの心情に少々気になるところがある。いや、確かにボッシュは元々、正義(彼の信じる)のため法を逸脱することはよくあるし、それを楽しむ自分もいたのだが、それでいいのだろうかと。それでは、ビジランテと変わらないのではないだろうか。それをアメリカ国民自体が歓迎する向きがあるのではないかと、ふと、政治的な意味合いを考えてしまう。その辺りを次回の「鬼火」で確認することになるのだろうか? | ||||
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