シティ・オブ・ボーンズ
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.25pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハリー・ボッシュ・シリーズの第8作。散歩中の犬がくわえてきた古い骨から始まった事件捜査が公私にわたってボッシュを揺さぶる、シリーズのカギとなる作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズの大転換を迎えるとかねてから云われているボッシュシリーズ8作目の本書は今のところシリーズで唯一早川書房から訳出された作品だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かった! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コナリーの暴力描写はいつも痛そう!と思いながら読み進めるのですが、この作品ももれなく痛そう!でした。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
死ななくてもいい人間の死を乗り越える主人公ボッシュのタフネスさに惹かれる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かった、これはすべての読み終えた人が持つ感想だと思う。何度もやっと真犯人が現れたかと思うと二転三転するストーリー。警察物が好きな読者を間違いなく夢中にさせてくれる。 しかし、私にはもやもやする箇所がいくつか。以下、ネタバレを含みます。 1.第十二肋骨の骨折は少年が2-3歳の頃の虐待跡だとゴラーが診断したのに、本当とされる最終の真犯人じゃそんなの無理よね。そもそも全骨格の60%しかみつかってないのに44箇所の骨折跡って、あいつには出来ないでしょう。監禁してたわけじゃなし。誤診?冤罪? 2.新人警官の主人公への最後の伝言「あの人達にやらせないで」の意味が不明。 3.そもそもあの新人警官は何故あの場面で・・・。主人公と同じようになることに憧れたの?そんなアホな新人には思えないけど。で、誰のせいにしようとしたのか?「彼にやられたの」って被疑者?もみ合ったことにして?そんな不正を考えるようアホには思えないけど。 4.主人公の最後の決断の理由は何故?「バッジが有るために道に迷う」って結論に至った理由が不明。 だれか教えて。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めてのボッシュシリーズだ。 面白かったことは間違いない。 そこで、このシリーズをもっと読みたいと思い検索すると、最近のものしか出てこない。 シティ・オブ・ボーンズが2005年で、検索した一番古いものが「燃える部屋」で2018年。 その間に何冊もあるはずだが中古以外ないようだ。中古でもいいのだが、上下巻の一方しかないものなどが多く、手が出ない。 出版社にはこの手の人気シリーズは全ての巻を現役版として揃えて欲しいものである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
散歩の犬がくわえてきたきた一本の骨、20年前に埋められた子供。捜査の過程で引き起こされる死、家族の崩壊の物語。結局、みんながいなくなってしまうのか。クライム・サスペンスながらもボッシュの哀切がしみる。しんみりしました。 Amazon Prime の「BOSCH」シリーズ、シーズン1はこの「シティ・オブ・ボーンズ」と「エコー・パーク」を巧みに合体させたもの。「シティ・オブ・ボーンズ」部分はほぼ原作に近い形で進行するのだが・・・ドラマとは異なる意外な死、そしてボッシュの最後の決断と、原作シリーズではボッシュの大きな転機となる一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書はAmazonPrimeのオリジナルドラマ『BOSCH/ボッシュ』のシーズン1の元ネタの一部として使われています。 ドラマが1シーズン終わり、その後シーズン2、シーズン3と続くことができるかどうかは、当然シーズン1で好評を得る必要があるでしょう。 そこで原作としてはボッシュシリーズ8作目となる本作の物語がいきなりシーズン1の脚本に取り入れられたということは、それだけ本作の物語が面白い、との自信の表れとも読み取れます。 日本においても、それまで扶桑社ミステリー文庫から出版されていたコナリーの作品が、本作から早川書房から単行本(その後ハヤカワ文庫)として出版されたており、それだけシリーズの中でもクオリティーが高いとみなされているのではないでしょうか(個人的には、第3作目の『ブラック・ハート』がお気に入りですが・・)。 このボッシュシリーズは、原作とドラマでは結末や物語の展開が大きく違うことから、これまでドラマを先に見ていることが原作を愉しむうえでまったく弊害にはなっていませんでした(かえってその違いを愉しむことができます)が、本作に限っては、割と原作の主要な部分をドラマの脚本に取り入れていたことから、多少先が読めてしまった部分もありました(かと言って☆を減らすまではありません)。 とはいえ、エレノアと破局してしまったボッシュが心惹かれる新米警官ジュリア・ブレイシャーの描かれ方が原作と大きく違っていたり(原作の方が良いです)、本書ラストのボッシュの唐突な決断に驚かされたりと、相変わらずクオリティーの高い作品であることに間違いありません。 最後に本書で気になったセリフをひとつ。 ジュリア「あなたは何のために署にいるの」 ボッシュ「職務かな、ただ、時折やってくる、この腐れ切った世界をまともにするチャンスのために。たとえばこの事件だ。おれたちが推理して結論を導き出すことができれば、あの子に起きたことに対し、わずかながら埋め合わせができるんじゃないか。わからないが、それはなにか意味が、本当に小さなことだが世界にとって意味があるんじゃないだろうか」 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 28件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|