トランク・ミュージック



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    初公開日(参考)1998年06月
    分類

    長編小説

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    トランク・ミュージック〈上〉 (扶桑社ミステリー)

    1998年06月01日 トランク・ミュージック〈上〉 (扶桑社ミステリー)

    ハリー・ボッシュが帰ってきた!ハリウッド・ボウルを真下に望む崖下の空き地に停められたロールスロイスのトランクに、男の射殺死体があった。「トランク・ミュージック」と呼ばれる、マフィアの手口だ。男の名はアントニー・N・アリーソ、映画のプロデューサーだ。どうやら、彼は犯罪組織の金を「洗濯する」仕事に関わっていたらしい。ボッシュは被害者が生前最後に訪れたラスヴェガスに飛ぶ。そこで彼が出会ったのは、あの『ナイトホークス』で別れた運命の女性、エレノア・ウィッシュだった。 (「BOOK」データベースより)




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    トランク・ミュージックの総合評価:8.42/10点レビュー 24件。Aランク


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    全4件 1~4 1/1ページ
    No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (9pt)

    トランク・ミュージックの感想

    目まぐるしく変わる展開、どんでん返し、二転三転する容疑者、身内からの横やり
    相変わらずギリギリの捜査手法、あっという間に読み終えました。
    本作より相棒がチームになり、周囲の理解者も増え、さらに楽しみになってきました。
    コナリーは一作目から読み重ねる毎に読み応えがあるように思います。

    blueridgecabinhome
    UHOQT2T1
    No.3:
    (8pt)

    運命の女、再登場!

    ノンシリーズの『ザ・ポエット』を経て再びボッシュ登場。時はまだ野茂がドジャースで現役で投げていた時代。
    シリーズ再開の事件はハリウッドの丘で遺棄されたロールスロイスのトランクから頭を撃ち抜かれた遺体が見つかるという不穏なムードで幕を開ける。その死体は映画プロデューサーのトニー・アリーソ。
    さらに舞台はラスヴェガスに移り、カジノに纏わるマフィア犯罪の捜査へと進展していく。映画産業、カジノと復帰したボッシュが手掛ける事件は実に派手派手しい。

    そしてこの事件がボッシュが殺人課に戻ってから初めての事件であることが明かされる。
    前回『ラスト・コヨーテ』で自身の母親に纏わる事件を解決した後、強制ストレス休暇を取らされ、亡くなったパウンズの後任として配属されたグレイス・ビレッツ警部補からリハビリ期間として盗犯課に配属されるが、過去最低の殺人事件解決率を記録するとその梃入れとしてボッシュは殺人課に返り咲き、そして迎えたのが今回の事件である。

    またかつてはジュリー・エドガーを相棒としながらもほとんど一匹狼状態で捜査をしていたボッシュだが新しい上司が組んだ制度、三級刑事をリーダーとした3人1組のチームとして捜査を進めるようになる。三級刑事のボッシュはリーダーとなり、彼の部下に相棒のジュリーとビレッツが古巣から引っ張ってきたキズミン・ライダーが加わっている。
    自分自身の過去と因縁を前作で振り払ったボッシュの、シリーズのまさに新展開に相応しい幕開けと云えよう。

    といいながらもやはり前作までの影は相変わらずボッシュを離さない。今回は1作目でパートナーとなった元FBI捜査官のエレノア・ウィッシュが再登場する。

    私はエレノアが再びボッシュの前に現れると1作目の感想で述べたが、新しいシリーズの幕開けで合間見えるとは思わなかった。ボッシュの始まりには彼女がどうしても付きまとうらしい。
    そして前科者となったエレノアは当然のことながら法を取り締まる側に戻れず、ラスヴェガスでギャンブルをしながらその日を暮らしている身である。さらに彼女にはある繋がりがあり、それがために彼女との再会は少なからずボッシュを再び窮地に陥れることになる。

    今回ボッシュが手掛ける事件は明らかにマフィアの手口による、通称“トランク・ミュージック”と呼ばれる制裁方法によって殺された映画プロデューサー、トニー・アリーソ殺害の犯人捜しに端を発し、やがて彼が遊びで訪れていたラスヴェガスに舞台を移すと、そこから映画産業を利用したマネー・ロンダリングが発覚し、アリーソを洗濯屋として利用していたマフィアが浮上する。
    更にそのアリーソが国税庁に目を付けられていたことが解り、自分たちの犯罪の痕跡を消すため、マフィアが放った刺客によって殺害された、それがこの事件の背景であることが解ってくる。

    一方でメトロ市警はこれを機に長年目をつけていたマフィアの大物ジョーイ・マークスの手に縄を掛ける一世一代のチャンスだとしてボッシュに先駆けて行動し、さらにエレノアもまたジョーイの手下と関係があることが発覚して、そのことがボッシュを苦しめる。
    さらには一度今回の事件について連絡した組織犯罪捜査課がアリーソをマークしていて盗聴器を仕掛けていたことも判り、一プロデューサー殺害の事件は各署、各課の思惑を色々と孕んで複雑化していく。

    正直これだけでも十分お腹いっぱいになる内容だが、更にコナリーは爆弾級の仕掛けを投じる。

    ボッシュが辞職の危機に置かれるのはもはやこのシリーズの定番でもあるが、これは実に驚くべき展開だった。それがゆえにこのボッシュの危機もまた引き立つわけだが、いやはやコナリーの物語構成力には毎回驚かされる。

    話は変わるが今回の事件で使われている映画制作を利用したマネー・ロンダリングはいかにもありそうな話である。映画制作費自体がブラックボックスであるがために資金を集めて実際その1/10程度しか使っていなくても帳簿上に恰も全額使ったように膨らませて記載すればなかなか発覚しない隠れ蓑である。
    最近の政治資金問題と云い、まだまだこの世には色んな抜け穴が存在するようだ。

    新生ボッシュシリーズの大きな特徴はやはりチームプレイの妙味にある。これまで孤立無援、一匹狼の無頼刑事として誰も信じず、頼らずに捜査を続けていたボッシュだが、亡くなったパウンズに替わって新しい上司グレイス・ビレッツは相変わらず綱渡り的なボッシュの強引な捜査に一定の理解を示し、後押しする。
    またボッシュがリーダーとなったジェリー・エドガーとキズミン・ライダーのチームは個性的で有能で、尚且つ自身のキャリアを危険に晒すことになりながらもボッシュの捜査の正当性を信じ、付いていく忠義心を見せている。
    今までボッシュの昏い過去に根差された刑事という生き方といったような重々しさから解放された軽みというか明るみを感じさせる。それは単に久々の殺人事件捜査に携わることからくるボッシュの歓喜に根差したものだけでなく、やはり理解者を得たこと、そして仲間が出来たことに起因しているに違いない。

    また忘れてならないのはアーヴィン・アーヴィング副本部長の存在だ。彼もまた警察の規範の守護者として振る舞いながらボッシュに対して理解を示し、彼をサポートする。実に味のあるバイプレイヤーぶりを本書でも発揮している。

    私は1作目の『ナイトホークス』の感想でエレノア・ウィッシュはボッシュの救いの女神であったと書いた。それを裏付けるかの如く、エレノアと再会したボッシュにとって彼女はもはや人生の伴侶だと、ただひとりの女性であると述懐する。
    前作『ラスト・コヨーテ』で知り合ったジャスミン・コリアンは過去に人を殺したという謎めいた女性で命懸けでしがみつく存在であると云っていたが、その関係は遠距離恋愛のために長く続かなかったと片付けられている。
    知り合った時の心情の深さに対して呆気ない幕切れにもしかしてエレノアとの関係もそんな風に終わるのでは?という懸念も拭えないが、自分の手で両手に手錠をかけた女性に対しては他の女性とは違った思いの強さがあるようだと信じたい。

    やはり彼女はボッシュにとってウィッシュ、つまり希望だったことを確信した。前作で過去を清算したボッシュが前に一歩踏み出したのだ。



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    Tetchy
    WHOKS60S
    No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (7pt)

    トランク・ミュージックの感想

    読了までに途中中断し、少し時間がかかってしまいましたが、ストーリー展開や人物相関関係はちゃんと頭に残っていました
    だいぶコナリーに慣れてきたといことでしょうか
    困難な状況を地道に切り開いていくボッシュの姿には勇気をもらい、自分も頑張らねば!活力を得られました
    ある面では1作目ナイトホークスの続編ともいうべき作品で、次の展開が気になりました

    のぶくん
    UIM2AM2N
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    とにかく格好良い!

    女性なら誰でもハリーに恋心を抱くに違いない・・・とは言い過ぎとしても
    半数以上はハリーに恋するに違いない。
    (男性だって憧れると思うけど)

    ジェットコースターのように流れる展開の中、どの場面でもハリーは男の中の男!
    こういう憧れは全世界?共通なのだろうな~と、うっとりとしてしまう。

    三級刑事だから、ハリーが格好良く見えるのか、事件がなくても(平凡な日常の世界でも)
    ハリー自身が格好良いのか・・・
    やっぱり事件が絡むから格好良いのだろう。






    ももか
    3UKDKR1P
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    No.20:
    (5pt)

    ボッシュの私生活も、元恋人の再登場でどうなるか気になる第5作

    ロスでトランクから死体が発見されて・・・というお話。

    今回はボッシュ刑事の元恋人、エレノア・ウィッシュが再登場という事が売りになっておりますが、そのエレノアが登場する一作目の「ナイト・ホークス」を読んだのが大分前な物で、よく覚えていなかった事を白状しておきます。

    それ以外でも流石コナリーだけあって複数の登場人物が位相を変えたり、プロットが錯綜したりしながら、ああまり判りにくくならずに読める、上出来のミステリになっております。

    個人的にはある作家の代表作に似た感じのプロットの物があり、それを参考にしたか、たまたま偶然似てしまったか、という感じもしました(作品名や作家名を出すと興を削ぐ恐れがあるので言えないのがもどかしいですが)。

    他のハードボイルドに比べて、作品やキャラクターに深みや昏さが足りないという見識があり、私もそう思ったりもしますが、普通に読んで楽しければ娯楽小説としては成功していると思うので☆はこうしておきました。人に依っては甘いと叱られるかもしれませんが、すいません。

    ボッシュの私生活も、元恋人の再登場でどうなるか気になる第5作。出来ればシリーズ順に是非ご一読を。
    トランク・ミュージック〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:トランク・ミュージック〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
    4594025137
    No.19:
    (5pt)

    あらゆるものが捜査のなかでそれぞれの居場所を持っている

    『ブラック・ハート』『ラスト・コヨーテ』で自らの過去に向き合い、自身の心の中の葛藤を乗り越えたボッシュが、謹慎期間を乗り越え久々に殺人事件に取り組むことができる喜びが感じられる新たなステージに移行したとの印象を受ける本作。
     ともに働く周りの状況も、「必ずしも常に正しいわけではないが、それを認めることをためらわない」新しい上司ビレッツやエドガー、ライダーという若手刑事とコンビを組み、そのリーダーとして指示を出す立場となったこともあり、ボッシュの内面に明るい影響が感じられ、作品全体に幸福な明るさを感じます。
     そんなセカンドシーズンの開始といっていいような本作ですが、マイクル・コナリーのストーリー展開の巧さはお見事で、期待を裏切らない面白さです。
     また、Amazonプライムオリジナルドラマ『ボッシュ』の面白さにはまり、その後に原作を読むようになった私のような読者にとっては、エレノア・ウィッシュの再登場が嬉しいところです。
     ドラマでは、すでにエレノアとは離婚しており、二人の間には娘もいるとの状況から第一話がスタートしますので、シリーズ第一作『ナイトホークス』でのエレノアとの関係にドラマとの大きな違いを感じ、本作でようやくドラマの設定に近づいてきたとのワクワク感があります。
     ドラマは、マイクル・コナリー自身が脚本にも関わり、原作のボッシュシリーズ全体を再構成してつくられていることから、原作を知っている読者もドラマを楽しめ、逆にドラマを先に見ているからと言って、原作の展開が分かってしまうこともなく、原作の面白さを十分に味わえます。そして、ドラマにおける再構成の巧さに驚かされ、原作におけるマイクル・コナリーの筆運びに巧さに唸らされます。
     という意味で、このシリーズ、原作とドラマで二度楽しめる優れたシリーズだと断言できます。
     「あらゆるものが捜査のなかでそれぞれの居場所を持っている」
     「答えは常に細部の中にある」
    との信念のもと捜査に立ち向かうボッシュの行動力。
     「俺の写し絵だ」と感じるエレノアとの関係が今後どうなるのか、次作の『エンジェルフライト』が楽しみです。
    トランク・ミュージック〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:トランク・ミュージック〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
    4594025137
    No.18:
    (5pt)

    やっぱりボッシュは一段階上

    前作#4『ラスト・コヨーテ』での一連が転機となったのかどうかわからないが、ここでのボッシュはアウトローの雰囲気を少々脱いで、組織の一員としての社会性をかもし出している。
    強制休暇と他部署異動を経て再び殺人課に戻り(ボッシュなしでは検挙率が低下したため)、18か月ぶりに公式に殺人事件を担うのだが、直属の上司と同僚の一人が女性になってリフレッシュ。
    ふたりとも好感度高く、チーム編成も一新されボッシュがチームリーダーとなったことも影響している。
    さらに今回はラスヴェガスの市警やFBIとの共同捜査。
    私はこれはこれでおもしろかった。
    決して安心感や物足りなさはなく、またもや内務監査課がいちゃもんつけてくるが、どんな状況下にあってもボッシュの行動力と推理力は群を抜いている。
    同僚エドガーの改心度や、5年ぶり再会のエレノアがどこまで信じられるのかとかも想像しながら。
    個人的にはロイ・リンデル捜査官に魅力を感じ、この後も登場すればいいのにと期待したり…。
    トランク・ミュージック〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:トランク・ミュージック〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
    4594025137
    No.17:
    (5pt)

    最高

    マイクル・コナリーの小説は最初から順に読んでいますが、今のところこれが一番面白かったです。
    前に登場していたキャラクターが戻ってくるのもいいですね。
    トランク・ミュージック〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:トランク・ミュージック〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
    4594025137
    No.16:
    (4pt)

    新生ボッシュ第1弾!

    ノンシリーズの『ザ・ポエット』を経て再びボッシュ登場。時はまだ野茂がドジャースで現役で投げていた時代。シリーズ再開の事件はハリウッドの丘で遺棄されたロールスロイスのトランクから頭を撃ち抜かれた遺体が見つかるという不穏なムードで幕を開ける。
    そしてこの事件がボッシュが殺人課に戻ってから初めての事件であることが明かされる。前回『ラスト・コヨーテ』で自身の母親に纏わる事件を解決した後、強制ストレス休暇を取らされ、亡くなったパウンズの後任として配属されたグレイス・ビレッツ警部補からリハビリ期間として盗犯課に配属されるが、過去最低の殺人事件解決率を記録するとその梃入れとしてボッシュは殺人課に返り咲き、そして迎えたのが今回の事件である。

    新生ボッシュシリーズの大きな特徴はやはりチームプレイの妙味にある。これまで孤立無援、一匹狼の無頼刑事として誰も信じず、頼らずに捜査を続けていたボッシュだが、亡くなったパウンズに替わって新しい上司グレイス・ビレッツは相変わらず綱渡り的なボッシュの強引な捜査に一定の理解を示し、後押しする。またボッシュがリーダーとなったジェリー・エドガーとキズミン・ライダーのチームは個性的で有能で、尚且つ自身のキャリアを危険に晒すことになりながらもボッシュの捜査の正当性を信じ、付いていく忠義心を見せている。今までボッシュの昏い過去に根差された刑事という生き方といったような重々しさから解放された軽みというか明るみを感じさせる。それは単に久々の殺人事件捜査に携わることからくるボッシュの歓喜に根差したものだけでなく、やはり理解者を得たこと、そして仲間が出来たことに起因しているに違いない。
    また忘れてならないのはアーヴィン・アーヴィング副本部長の存在だ。彼もまた警察の規範の守護者として振る舞いながらボッシュに対して理解を示し、彼をサポートする。実に味のあるバイプレイヤーぶりを本書でも発揮している。

    『ラスト・コヨーテ』で忌まわしき過去を清算したボッシュの、本作における立ち位置はそれまでにないほど暗鬱な雰囲気が払しょくされている。しかしこの男の抱える闇はまだ晴れていないのではないかと個人的には感じているので、今後の彼の活躍、また彼に降りかかる災厄に注目していきたい。
    トランク・ミュージック〈上〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:トランク・ミュージック〈上〉 (扶桑社ミステリー)より
    4594025137



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