ブラック・アイス
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.40pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ダラダラ長いわりに話はシンプル。 | ||||
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英語特有のくどい言い回しが苦手だが本作は許容範囲内。ストーリーは非常に面白い。登場人物がカタカナで、組織がアルファベットの略称で書かれているため混乱してしまう部分はあるが、慣れるしかないだろう。ハリーボッシュシリーズは初めてだが他の作品も読んでみたくなった。 | ||||
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二年近くボッシュを読んでいませんでした。 | ||||
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一匹狼の刑事ハリー・ボッシュシリーズ2作目の本書のテーマはずばり麻薬である。メキシコで安価に生産される新種のドラッグ、ブラック・アイスを巡って殺害された麻薬課刑事の絡んだ事件にボッシュは挑む。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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シリーズ2作目で、ボッシュへの共感が増す一作でした | ||||
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未読の方はご注意ください
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防水加工がされていたので、期待してページをめくると、最初の20ページだけではあるが、赤ペンで線を引いてあったり単語を丸く囲ってあったりしたので、少々がっかりした。それ以外はとてもきれいな状態だったので残念。 | ||||
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まだ途中ですが面白く読んでいます。じわじわと事実が積み重ねられて自分も謎解きをしているような気分になります。筋とは関係ないかもしれませんが「カミカゼAIDS抗議活動」という言葉が出てきました。何のことでしょうか。ご存じの方教えてください。 | ||||
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アマゾンプライムビデオのボッシュシリーズが面白かったので原作に興味を持ちました。 最初はあらすじ知ってるからどうかと思いましたが、ドラマはある意味オリジナルでした。 小説は別物として楽しめました。 登場人物を想像しやすいのでより、頭の中でビジュアル化されて面白さが増します。 特にメキシコでの活躍はまさにボッシュの真骨頂という感じで、盛り上がります。 | ||||
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ボッシュシリーズ第2作目 煽情的な事件が発生したり、過激なアクションやあっと言わせるトリックが披露されるわけではありません。 闘牛との絡み、命を狙われる危険、事件の意外な展開も、もちろんあり、その点もとても面白い(特に遺伝子操作された蠅の存在は興味深かったです。)のですが、それでも本シリーズはやはり、ハリー・ボッシュの人生観を通じて語られる、渋くて深い味わいをじっくり味わうブラックコーヒーを飲むような感覚を覚えます。 アメリカの警官は、犯罪の捜査において、自分たちができるのは個々の事例の処理であり、問題そのものを取り除くことはできないことを心得ている。 なぜなら、たとえば薬物の取引にかかわる売人をひっぱったところで、別の売人が後を埋めるだけ。釣りあげられるのは底辺の売人ばかりで、より大きな魚は釣り糸を切って泳ぎ去ってしまう。 これが、アメリカの多くの都市犯罪がたどる道だ。 そんな警察組織に属するボッシュの上司パウンズは、犯罪という人々の被る被害を、記録簿にとどめるための統計数字としてしか見ていない。 組織の本来的目的を見失い、自らの評価をあげるという内向きな目線で仕事をする人物がはびこると、組織は弱体化していく。 そんな人物が市警を毒していることが十分分かっているボッシュ。 ところが、組織の本来あるべき姿を理解しているボッシュこそが逆に組織のはみ出し者的扱いをされてしまう。 そこにボッシュの孤独を感じさせる。 そんな警察組織に属しながらも、自らの信念で行動せざるを得ないボッシュ。 本作でも前作「ナイトホークス」同様、 「静かにしていると、聞きたい情報をもっている人物が最後にはその沈黙を埋めてくれることがときおりあるのをボッシュは心得ていた」 「事件を解決するには、人に話をさせるようにしむけるだけでいいのだ」 「ボッシュは偶然を信じている人間ではない」 といったボッシュの捜査姿勢に、うむうむと納得し 「ボッシュの家にもアルバムにけっして貼るつもりのない自分の写真が束になってある。目にするときには手に取ってみなければ、と感じている写真がある。それらはこれまでの人生の断片だった。背後に残してきたものを心得、理解することなしには前に進めない人生の」 といったボッシュの人生に思い、ボッシュの孤独を感じます。 それだけに、本書のラストでは、柔らかなぬくもりを感じさせられ、ほっとします。 | ||||
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ボッシュと同僚ムーア。ふたりは出自の環境がそれほど違わないのに(一長一短あるが子供時代はむしろボッシュの方が不幸)後々ここまで差異が生じてしまったのは、元来の人間性の違いだろう。 ムーアが絡めとられていったいきさつにも不自然さは感じず、感慨深いものがあった。 また、出世欲の全くない現場派ボッシュが、管理者意識ガチガチで保身に走っている上官たちや、野心家の検屍局局長代理テレサと交わす姿勢が、シニカルでとても大人対応だ。くそ憎らしい上官アーヴィングをやりこめるところは痛快だった。 本当にさまざまな面でボッシュの人間的魅力に惚れてしまう。すっかりハマってしまった。 本作ではボッシュと今後当シリーズにも登場もするミッキー・ハラ―の繋がりが明かされており、今後の展開がますます楽しみだ。 | ||||
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