訣別
- 警察小説 (526)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2017年3月に第1作を手に取り、2年7カ月を経てようやくここまで辿り着いた。 | ||||
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ここまで仕上がりが良いと絶賛というより脱帽ものです。 | ||||
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ハリー・ボッシュ・シリーズの第19作。私立探偵として、パートタイムの警官として、経験と体力にものを言わせて難事件を解決するボッシュの活躍を描いた傑作ハードボイルドである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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面白い。 | ||||
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面白い。 | ||||
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ボッシュ・シリーズ19弾。 縁あって新たな警察署における無給(!)非常勤の刑事としての仕事、再取得した私立探偵としての仕事の、またもや事件は”2本立て”。 2本立ては前々作『燃える部屋』に続いてだが、私が慣れたのか、今回のふたつの職務に応じているためか、前回ほど違和感を覚えなかった。 刑事として取り組む連続レイプ事件は本シリーズらしい。詳細は伏せるが内容はとてもひどいものだ。 私立探偵として取り組む富豪の子孫探しに関しては、悲しみと情緒を感じた。第2次世界大戦後~ヴェトナム戦争時代は、現在よりもまだまだ家族のしがらみやヒスパニック系への差別があった。 ボッシュの生い立ちと共通するところがあり、さらにヴェトナム戦争も経験していることから、彼がその背景をより理解し共感できるようすが伝わった。 結末に向けての細々としたいきさつの記述は(あえて)ないが何となく想像つくし、エピローグはよかった。 ボッシュの加齢に伴い、シリーズの内容もそれに応じて変遷している。 まず体力的な衰えを自覚している。 孤独なアウトローだったボッシュが、途中からイクメンになり、最近は気難しい思春期にある娘マディの顔色伺いとご機嫌取りに終始していてちょっと呆れる面もあったが、本作では言うべきところでちゃんと言っている。 加えて、何かと同僚の中に敵を作ってきたボッシュだが(これは相手がクソ野郎だからだが)、本作ではボッシュの仕事ぶりで、ふたりも見直させたところも良かった。 翻訳者の古沢氏はあとがきで次作の紹介を記述しすぎだ。何作か前のレビューで同様の意見があったが、今回は私も思い知った。前作『贖罪の街』で、今作の下巻前半の内容まで記述されていた。ありえん…。 ミステリ研究家の霜月蒼氏は#10『天使と罪の街』で「コナリー作品を最大限に楽しむコツは、何の予備知識もなく読むことだ」と解説し、#11『終決者たち』で古沢氏もあとがきで裏表紙のあらすじ紹介も読まないことを勧めているのに。自分が書いたことを忘れたのか?実は本質的おしゃべり男か? 読者によっては予め先を知りたいタイプもいると思うが、私は霜月氏と同様の考えだ。 訳者は今作でも、またもや長々と次作紹介をしているようだが、もうその部分は読まないことにした。 | ||||
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ボッシュももう65歳を超え、今は私立探偵の免許を持ちながら、一方では無休の非常勤刑事として 勤務している。彼にとって無給でも、刑事のバッジが限定的とはいえ、それなりに捜査上役に立つ ことがうれしい。さて、この作品では、まさに今のボッシュの二つの顔、私立探偵と刑事、両方に事件が 起き、特に私立探偵として、大富豪より自分の子どもや孫の居所を探るように依頼を受ける事件が、この 作品の主流となる。だが、そこはマイクル・コナリー、刑事としてのボッシュにも非常にハードな仕事もやらせる ことになる。それは連続婦女暴行事件。これは、富豪の子孫探しとは色合いもことなり、アクションも出て 来て派手だ。どちらのストーリーも基本クロスすることはないが、希代のストーローテラーであるコナリーは見事な プロットを練り上げ、最後は意外性のある結末も用意してくれている。いつも思うが、コナリーはこれだけ たくさんの作品を書きながら、「はずれ」が一切ないと言っていい。すべての作品でわくわくさせてくれる。 ボッシュもまだまだ元気そうだ。当分、ボッシュシリーズが終わる心配はする必要がないだけでもうれしい。 | ||||
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久々と、言うと失礼かもしれないが 焦って読みすすめてしまう内容でした 2度3度とくる疾走感がとても好きです | ||||
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