警告



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初公開日(参考)2021年12月
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長編小説

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警告(上) (講談社文庫)

2021年12月15日 警告(上) (講談社文庫)

『ザ・ポエット』『スケアクロウ』で凶悪な連続殺人犯に対峙した新聞記者のジャック・マカヴォイ。それぞれの事件を著書にした彼はLAタイムズを辞め、消費者問題を扱うニュース・サイトの記者になっていた。 ある日、一度だけ面識のある女性が殺され、マカヴォイに殺人容疑がかけられる。自分が犯人ではないことを知っている彼は、被害者がデジタル・ストーキングされていたとの情報から、独自に事件を調べ始める。 マカヴォイはかつての恋人であり、現在は探偵・調査事務所を運営している元FBI捜査官のレイチェル・ウォリングに協力を依頼するが――。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

警告の総合評価:8.89/10点レビュー 19件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

10年ぶりのマカヴォイ、年を取っても猪突猛進する

新聞記者からウェブ・ジャーナリストに転身したジャック・マカヴォイが主役を務める、マカヴォイ・シリーズの第3作。殺人の容疑者にされたマカヴォイが、元恋人で元FBI捜査官のレイチェルとタッグを組んで真相を探り出す、サスペンス・ミステリーである。
かつて一度だけ関係を持ったことがある女性が殺害され、マカヴォイはロス市警の刑事から事情聴取された。犯人扱いされたマカヴォイは潔白を証明するために自らDNA採取に応じるとともに、事件に興味を覚えて調査を始めると、同じような手口の女性殺害事件が複数発生しているのが判明した。極めて優秀なプロファイラーでもあるレイチェルに協力を依頼し、被害女性たちが同じ会社に自分のDNA分析を依頼していたという共通点を発見し、さらに追及しようとした所でマカヴォイは逮捕されてしまう。幸い、勤務するニュースサイトの社主や弁護士によって不起訴で釈放されたマカヴォイはあらゆる手段を使って、ロス市警より先に真相にたどり着こうと奮闘する……。
自身の誤認逮捕をきっかけに真犯人を探すフーダニット、ワイダニット、ハウダニットがメインで、背景としてDNA分析の商業化、無秩序への警告がある。本作の犯人の残酷さ、異常さは最近のコナリー作品の中でもかなりのインパクトがあり、さらにストーリー展開の緊迫感もなかなかのもの。クライマックスまで息を抜けないサスペンスが持続する。ボッシュ・シリーズ、リンカーン弁護士シリーズとは多少テイストが異なるものの、コナリー作品らしい真直ぐな骨格を持った作品である。
コナリーのファンはもちろん、社会派ミステリー、サスペンスのファンにオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.18:
(3pt)

モヤモヤ

この作家のは初めてで結構、サクサクと面白く読めました。だが、ラストに近づいてきて
さぁいよいよ犯人の全貌解明となるはずが、未解決?
残りペーズ数が薄くなってきてるのに、一向に話が展開しないのでチョット不安ではあったが。
上下と読ませて最後にきて何これ?だった。
警告(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:警告(下) (講談社文庫)より
4065263778
No.17:
(5pt)

いつもながらの感想、コナリー作品には外れなし。

ジャーナリストジャック・マカヴォイシリーズの第3作目、稀代のストーリーテラーコナリーの渾身の傑作と言っていい。
ボッシュや,ハラーシリーズを中心に、これで34冊目の長編とのことだが、コナリーの筆力の超越した高さ
には只管驚くばかりだ。取り上げる題材の斬新さ、犯人や被害者を含めて登場人物の描き方の
巧さ、そして何よりも常に読者を楽しませる展開の速さと巧妙さ。もうこのミステリー分野における
巨匠であることは間違いないのだが、常に新しいことに挑戦する気概溢れる作品を送り出して
くれる。今回、マカヴォイが追う犯人は「百舌」呼ばれる連続女性殺人犯。彼は、首の骨を折って
内的切断をするという残虐犯だ。マカヴォイは、現在ネットニュースの会社であるフェアウォーニング社(この
会社名がそのまま本書のタイトル「警告」となっている)で働くが、ここで彼は遺伝子検査産業の
闇と、「インセル」と呼ばれる女性蔑視グループの存在を浮かび上がらせる。日本では馴染のない
事態だが、きっと米国では深刻な社会問題になりつつあるのだろうと推測する。まあ、いつも
思うが、コナリー作品には外れがないということを再認識させられた作品である。
警告(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:警告(上) (講談社文庫)より
4065249872
No.16:
(5pt)

長い付き合い

ボッシュシリーズのスピンオフ、マカヴォイものの3作目。ぎりぎり花形記者だった前の登場からずいぶん時間がたった。この間の実世界でも新聞業界の落ち込みはひどかったが、マカヴォイもネットの記者で何とか生きてる。作者のコナリーも記者だったけど容赦ないなあ…と思いながら読み進む。
ボッシュ、ハラー等、同じ世界観の中でかわるがわる主役が交代するが、今はレネイ・バラードものが一番華やかかなあ。
マイクル・コナリーは私と同い年。一生楽しみたいシリーズです。
警告(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:警告(上) (講談社文庫)より
4065249872
No.15:
(5pt)

長い付き合い

ボッシュシリーズのスピンオフ、マカヴォイものの3作目。ぎりぎり花形記者だった前の登場からずいぶん時間がたった。この間の実世界でも新聞業界の落ち込みはひどかったが、マカヴォイもネットの記者で何とか生きてる。作者のコナリーも記者だったけど容赦ないなあ…と思いながら読み進む。
ボッシュ、ハラー等、同じ世界観の中でかわるがわる主役が交代するが、今はレネイ・バラードものが一番華やかかなあ。
マイクル・コナリーは私と同い年。一生楽しみたいシリーズです。
警告(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:警告(下) (講談社文庫)より
4065263778
No.14:
(5pt)

有名作家の影の活動を知ることになった。

本書でジャック・マカヴォイが働くニュース・サイトのフェアウォーニングが実際に存在し、消費者問題を報道する屈強な番犬です、と著者コナリーがあとがきで書いていた。
 フェアウォーニングの代表マイロン・レヴィンも実在の人物でコナリーが許可を得て本書に登場させている。
 もちろん本書がフィクションでることを著者は添え書きしているが、非営利団体であるフェアウォーニングの取締役会の一員であることを明かして寄付をお願いしていた。
 先年ジョン・グリシャムの実話にもとずいた『冤罪法廷』を読み終え、作者あとがきで冤罪者を救済する活動をしている「センチュリオン・ミストリ―ズ」へいくばくかの小切手を送っていただきたいと書いていた記憶がある。
 創作意欲の衰えないコナリーの長編34作目の『警告』も息もつけないような緊迫感で読ませてくれた。
 シリーズ第四作目を期待しながら本書『警告』の下巻を読み終えました。
警告(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:警告(下) (講談社文庫)より
4065263778



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