レンブラントをとり返せ: ロンドン警視庁美術骨董捜査班



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初公開日(参考)2020年11月
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長編小説

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レンブラントをとり返せ -ロンドン警視庁美術骨董捜査班- (新潮文庫)

2020年11月30日 レンブラントをとり返せ -ロンドン警視庁美術骨董捜査班- (新潮文庫)

本物のレンブラントには右下隅に“RvR”と署名があるんです―。ロンドン警視庁の新米捜査員ウィリアム・ウォーウィックは大学で学んだ美学を武器に、警察が押収した絵画を即座に贋物と見破り、捜査班のメンバーとなる。追うのは稀代の大物名画窃盗犯。二転三転の攻防の末、ついに決着は法定にもつれこむ!一筋縄では終わらない結末に、名ストーリーテラーの技が冴える美術ミステリー。(「BOOK」データベースより)




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No.24:
(2pt)

腰が抜けるほどつまらない結末。

イギリスは実に階級社会であるかと思う。以前イギリスの大学教育の概要を知
ろうとしたことがあった。イギリスの基本は「高等教育はそれに相応しい階級の子
弟が行く機関」だったと記憶している。今でこそ大学は「庶民」に門戸を開いている
が、それは最近のことだろう。
 大学は非常に学問に秀でた将来は研究職となる人間か、会社の中で出世を経営
者の血縁人間か。

 こんな埒もない「階級社会」を考えさせる作品。主人公をなるべく「無垢」の人間
として描きたかったのだろうか、これほど「庶民に理解のある純朴な正義感」とし
て設定するのはいささか無理がある。
 細かな点。値段を見ずに「実に格好良くワインを注文」したり、「お金に頓着する
ことのない」お坊ちゃん、そんな主人公。

 J・アーチャーの作品には、どれもストリーテリングの才が溢れ出ているが、基
本的に重いテーマを扱うことはない。本作品も同じで、人間を深く掘り下げるこ
とや、人間の感情を細やかに描くということはない。ストーリーの面白さを味わ
う作品となっている。それが悪いとは思わないが、どうしても作品全体が上滑り
してしまうことも多々ある。

 一人の上流階級出の人間が、警察官となり下積みから自分のキャリアを積み上
げることを目指す。知力を傾けて(いささかご都合主義的な)仕事をこなす。読む
方も難しく考えず、ただ読みやすい文章を目で追っていけば良い。アーチャーら
しくスピード感も展開の面白みもある。サスペンスとしても一級品。

 とと、最後の10ページまではそう思っていたが、最後はあまりにも面白くない。
 はぁと思って腰が抜けそうになった。
 サスペンスの謎が解けたときの爽快感も何もないではないか。
 どういうつもりでこの結末にしたのか。不思議で堪らない。
 途中までの出来を考えても、☆は二つが限界。
 どこかで借りて読んで下さい。はぁ、なんなんだいったい。

 追記:
 イギリスに顕著だがゲルマン系の社会では「食事」に関心を向けること自体が少ない。
 ピューリタニズムの精神がそうさせるのだろう。職業上の利益はむさぼるが、感覚的
 快楽を罪深いものとする。ヴェーバーの「プロ倫」を想起させる。
 ゲルマン系社会を描くとき、例外なく食事シーンは貧しい。精々が付け合わせの野菜
 を追加するくらいでしかない。
 これがフランスの小説では大違い。ゾラが代表的だろうが実に細やかに食事シーンを
 描いている。
 民族的なものなのだろうが、アーチャーの描く食事も実にみすぼらしい。
レンブラントをとり返せ -ロンドン警視庁美術骨董捜査班- (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レンブラントをとり返せ -ロンドン警視庁美術骨董捜査班- (新潮文庫)より
4102161503
No.23:
(5pt)

普通に面白い

先日、ほかのある人気作家の作品シリーズを
レビューの高さをあてにして
5冊ほどまとめ買いしたのですが、
最初の一冊でがっかりし、
二冊目の後半で読むのを諦めました。
読者層が違うのでしょうか。
自分には、なぜその作者の評価が高いのか、
さっぱり理解できませんでした。

ちょっと臆病になって、
今回はまず一冊だけ購入して読み始め、
面白かったらシリーズを、とビクビク。
で、半分も読まないうちに、ぽちっといきました。

面白い。
状況が分かりやすく、興味を惹く。
長い説明的描写やあからさまなエピソードはないのに
登場人物のイメージが脳裏に描け、それがまた魅力的。
問題が積み重なり、それが解決していくカタルシス。
ページを繰る手が止まらないまま、読み終えました。

この著者の若いころの作品にもさかのぼって
たくさん読む楽しみができました。
ありがたいです。
レンブラントをとり返せ -ロンドン警視庁美術骨董捜査班- (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レンブラントをとり返せ -ロンドン警視庁美術骨董捜査班- (新潮文庫)より
4102161503
No.22:
(3pt)

難しい

導入話は、良かった。本編に入っても途中まではついていけた。後半法廷の話になってからは、やたらとこむづかしく、読むのを放棄した。
自分は、大統領に知らせますかが一番好きだ。
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4102161503
No.21:
(5pt)

さすがアーチャー

会話も展開も期待通りの面白さであっという間に読み進める。
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4102161503
No.20:
(5pt)

面白かった

ページをくる手が止まらなかった。
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4102161503



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