ヴァルモンの功績



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    初公開日(参考)2020年11月
    分類

    長編小説

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    ヴァルモンの功績 (創元推理文庫)

    2020年11月30日 ヴァルモンの功績 (創元推理文庫)

    吾輩はウジェーヌ・ヴァルモンである。パリ警察ではひとかたならぬ働きをしたものの、ロンドンから来た長身の私立探偵(敢えて名を伏す)も絡んだ一件の責めを負わされ、敢えなく馘首。余生は風流韻事と洒落てもよかったが、事件のほうが吾輩を離してくれない。ドーバー海峡を渡って探偵の看板を掲げ、粉骨砕身クライアントの要望に応える日々である。本書でその一端を明かすとしよう。吾輩に劣るとも勝らない迷探偵の二掌編を巻末に附す。(「BOOK」データベースより)




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    ヴァルモンの功績の総合評価:8.00/10点レビュー 2件。-ランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (3pt)

    ユーモア…だったのか!

    本当は、この妙に時代がかった翻訳文を見て、オヤッ? と思わなきゃいけないんでしょうね。
    でも流麗な文体と真面目な語り口調と、雰囲気のあるイラストに、最初は正当本格推理物かと思ってしまいました。
    そう思わせておいて、最後に驚かせる、て言うか、ずっこけさせるって手だったんですね。いや、やられました。
    で、結局、物語自体が面白かったか、という点では…う~ん…ヴァルモン氏の冒険譚は、どれもイマイチでしたね。最後のオマケのホームズ物風の二篇は、まあ良かったです。この二篇がなかったら、星一つ減ってるところです。
    とはいえ、ユーモアにしても、かなり冗談きつい作品です。熱烈なシャーロキアンさんは読まない方がいいかも知れませんね。
    ヴァルモンの功績 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ヴァルモンの功績 (創元推理文庫)より
    4488155057
    No.1:
    (5pt)

    ヴァルモン譚短編集の新訳文庫本。遊び心と難語。

    ロバート・バーの短編集『ヴァルモンの功績』(原書1906年)全訳に、ホームズ・パロディ2編を加えた日本オリジナル短編集。既訳本として『ウジェーヌ・ヴァルモンの勝利』(国書刊行会)があり、ホームズ・パロディも既訳があるので、今回は本邦初訳短編はない。
    本書の訳の特徴は、国語辞典にもない難解な語があちこちに織り込まれていること、夏目漱石を意識した遊び心の文体であること等である。企画から刊行まで15年かかったようである。
    解説にも訳者あとがきにもネタバレがほとんどない。それで、レビューも最小限とする。
    私的感想
    〇パターンに慣れるのに時間がかかり、前半は停滞気味。「チゼルリッグ卿の遺産」以後は加速がついて、快調に読めた。
    〇以下各短編を簡単なコメント(ネタバレなし)を付し、完成度5点、お洒落度5点、個人的好み5点の計15点で評価する。失礼御容赦。遊び心と御理解願いたい。
    ☆〈ダイヤの頸飾り〉事件・・これはあまり面白くなかった。完成度4点、お洒落度4点、好み3点。計11点。
    ☆爆弾の運命・・無政府主義者のテロという特異なテーマ。内容もやや複雑。完成度4点、お洒落度4点、好み4点。計12点。
    ☆手掛かりは銀の匙・・オチは面白いが、小さくまとまった話。完成度4点、お洒落度3点、好み3点。計10点
    ☆チゼルリッグ卿の遺産・・遺産の隠し場所の謎解き。完成度5点、お洒落度4点、好み4点。計13点。
    ☆放心家組合・・歴史的名作。文句なし15点。
    ☆内反足の幽霊・・魅力的女性登場。古城の冒険も楽しい。完成度4点、お洒落度5点、好み5点。計14点。
    ☆ワイオミング・エドの釈放・・アメリカまで出張する。ラストのオチを楽しめなかった。完成度4点。お洒落度4点、好み3点。計11点。
    ☆レディ・アリシアのエメラルド・・魅力的レディ登場。お洒落度最高の話。完成度5点。お洒落度5点。好み5点。計15点。
    ☆シャーロー・コームズの冒険・・推理もオチもよかった。完成度4点、お洒落度4点、好み4点。計12点。
    ☆第二の分け前・・評価不能。
    私的結論
    〇私的ベスト3は、第一位「放心家組合」、第一位「レディ・アリシアのエメラルド」、第三位「内反足の幽霊」、次点「チゼルリッグ卿の遺産」となった。
    ヴァルモンの功績 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ヴァルモンの功績 (創元推理文庫)より
    4488155057



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