シカゴ・ブルース
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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1947年刊行、48年のMWA最優秀新人賞受賞作の新訳版。シカゴの底辺で暮らす印刷工見習いの青年が父親が殺された事件の謎を追いかけ、その過程で大人へと成長していく、みずみずしいハードボイルドである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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これを読めばあなたもエドのファンになり、成長記と、知れば次々と読みたくなると思います。あなたもエドの成長の伴奏者になりませんか⁈ 読後感がが爽やかで、シリーズを通すと満足感に満たされる。と、思います。コロナ禍で色々大変な若い人こそ読んでほしいです。きっと何かが得られると思います。 | ||||
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昔懐かしいシカゴの様子が楽しいです。このエド・ハンターシリーズの新訳がどんどん出てくれるといいんですけどね。 | ||||
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旧訳は読んだことがなく、今回はじめて手に取った。 父を喪い、もともと繊細な一面をもつ主人公に残されたのはギクシャクした関係の継母義妹の二人。 そんな不安感を払拭するように懸命に犯人捜しを続ける主人公と、それを助ける如才ないおじさんのバディは、生き生きしていて大変魅力的。読んでいてイヤミのない若々しさを感じた。 ラストはやや唐突な感もなくはないが、若者に必要な体験はすべて出そろったと作者が判断したからかもしれない。そういう教養小説的な構成を思わせる(そしてそれがこの作品にはふさわしいと納得できる)作風だった。まあ少しショッキングなシーンはあるけれど。 少年少女におすすめしたいが、成人男性が読んでも十二分に楽しめた。むしろ大人になってからの方が楽しめるかもしれない。 | ||||
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70年以上前の創作とは思えぬ新鮮で初々しい魅力がある。SF作家、サイコものの元祖、奇妙な味の小説家のレッテルが貼られがちなブラウンが遺した青春ミステリの傑作。 | ||||
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「エド・ハンター」シリーズの第一作。父親を殺害された18歳のエドが伯父の助けを借りて犯人を追う姿を中心に頽廃した当時のシカゴ、エドの亡父との交情や人間的成長を描いたハードボイルド風の作品。奇抜な着想のSF作家という作者のイメージとは異なる。 作者にはSFだけではなく「3、1、2とノックせよ」という気の利いたミステリがあるが、本作の凡庸さには残念ながら呆れる他はない。滋味溢れると言えば聞こえは良いが、ただ人間模様を綴っただけでは流石に工夫が不足しているだろう。 作者とは思えない程の才気の無い内容にはガッカリした。なお、新訳版では旧約版での明らかな差別語を廃しているので、抵抗感は減少している。 | ||||
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