(短編集)

宇宙をぼくの手の上に



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    初公開日(参考)1969年03月
    分類

    短編集

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    宇宙をぼくの手の上に (創元推理文庫 605-5)

    1969年03月28日 宇宙をぼくの手の上に (創元推理文庫 605-5)

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    No.6:
    (3pt)

    翻訳者の日本語の感性が変わってる

    翻訳が正しいとか間違ってるとかそういうことはわからないけど、日本語の選択があまりにも違和感がある…この作家の小説はすごく良くできてて面白いだけに残念だ。
    青年中尉が50代のマックギャリーをずっと「あんた」呼ばわり、だけど会話の文体は丁寧語や敬語だし、なんだろう、すごい違和感。たとえば、「カルタゴ市まであんたをお届けします」って、二人称と述語の文体あってないし、仲の良い男友達をあんたって呼ぶ?医者が患者をあんたって呼ぶ?…いくらひと昔前の翻訳だからって、訳者の日本語の感性がおかしいと思う。ai翻訳のほうがまだまともな気がする。
    宇宙をぼくの手の上に (創元推理文庫 605-5)Amazon書評・レビュー:宇宙をぼくの手の上に (創元推理文庫 605-5)より
    4488605052
    No.5:
    (4pt)

    スカっとキレ良くオチがつくとはいかないけれど

    ショート・ショートの名手フレドリック・ブラウンの短編集。バリエーションに富んでいて楽しいだが、比較的長めの作品のためか、スカっとキレ良くオチがつくとはいかない。

    スランプに陥った作家を訪ねた宇宙人たちは「すべて善きベムたち」、観る人によって死因が異なる殺人の被害者「白昼の悪夢」、宇宙へ旅立った鼠の帰還「星ねずみ」他。

    ミッ○ー・マウスもどきが登場する「星ねずみ」は50年代SFアンソロジーにも収録されるハートウォーミングな名作だ。自身をナポレオンと断言する男「さあ、気ちがいに」は、タイトルもさることながらストーリーが今の世の中では許してくれない内容だろうか。

    苦い後味はいつものとおり。
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    4488605052
    No.4:
    (4pt)

    9つの奇想天外なストーリー

    本の著者作品リストを見ると、この「宇宙を僕の手の上に」は1951年発表とあるので、
    昭和26年に生み出されたSFと考えると本当に凄いな、と思う。
    SFではあるけれど、ミステリとしての要素も多分にある。もともと、フレドリック・ブラウン自体が
    ミステリの作家でもあるからだと思う。

    収録されている9つの短編のうち、特に気に入ったのが「狂った星座」という話。
    空に輝く恒星の位置がどんどんズレて、天文学者や天文台に勤務する職員が
    パニックになるという話。ネタばらしするとすごくあっけない話なのでしないけど、
    アイデアとしてはとても面白い話だった。

    こういった古典SFを読むと、毎回電話のシーンでは必ずといっていいほど
    電話交換手が登場するのが面白い。どんな未来になろうとも、相手につなぐには
    人力が必要なのだという共通の認識があるようだ。
    宇宙をぼくの手の上に (創元推理文庫 605-5)Amazon書評・レビュー:宇宙をぼくの手の上に (創元推理文庫 605-5)より
    4488605052
    No.3:
    (5pt)

    古典はいいなあ

    「未来世界から来た男」以上にはずれがない感じ。短編〜中編集?
    「狂った星座」自分が好きな竹宮恵子さんの「私を月まで連れてって」の某短編のネタと推測、話より初めてそう知ったことに感動。ファーストコンタクト?+動物+ユーモアの「すべて善きベムたち」や誰か漫画かアニメにしてほしいキュートな「星ねずみ」、出だしからこのラストは全く予想ができなかった「さあきちがいに」。
    「ノック」。これが一番好き。「地球上にのこされた最後の人間が一人で部屋の中に座っていた、と、ドアにノックがして、、、」という文章が冒頭であり末尾である作品ですが、このあいだの物語の展開、ラストまで読みきったとき、全く同じ文章が全く違うニュアンスになっているのは凄すぎる。これだけ書いても絶対ネタバレいはなってないはず。星新一氏の「ノックの音が」で始まるショートショートはこの作品にインスパイアされた?
    今のSFみたいに小難しいネタではないし、読後ああやっぱり本っていいな、って思える。SFファン以外にも勧めたい短編集。
    宇宙をぼくの手の上に (創元推理文庫 605-5)Amazon書評・レビュー:宇宙をぼくの手の上に (創元推理文庫 605-5)より
    4488605052
    No.2:
    (5pt)

    目くるめく狂気の世界にようこそ

    SF、ミステリ、ファンタジーと幅広くこなす異色作家フレドリック・ブラウンの第1SF短編集。常識の枠を飛び越える奇想天外なアイディア、洒脱な語り口、絶妙の言葉遊び、軽妙な諷刺は余人の真似できるところではない。"偉大なる常識人"が技巧を凝らして創り上げた、バラエティに富んだ短篇群を収録。

     ブラウンお得意のパニックテーマの傑作「白昼の悪夢」、巧妙な構成と見事なオチの「すべて善きベムたち」、シリウス第1惑星より更に内側を回る新発見のシリウス・ゼロ(シリウスにあらず星)を舞台にした「シリウス(Sirius)・ゼロは真面目(serious)にあらず」、ブラウンの代表的短編「さあ、きちがいになりなさい」など。
    宇宙をぼくの手の上に (創元推理文庫 605-5)Amazon書評・レビュー:宇宙をぼくの手の上に (創元推理文庫 605-5)より
    4488605052



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