不吉なことは何も
- 復讐 (158)
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気軽に読める肩の凝らない本です | ||||
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寝る前に一つ二つずつ読み進めるのに最適です。 フレデリックブラウンは短編がやはり良い、気がします。布団の中でゾクっとするのがいいですね。 怖い思いをして、サクッと寝る。時を置いて何度でも読みたくなるブラウン。タイトルもカッコいいです。 | ||||
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作家、ブラウンの短篇集。 短篇10作と中編1作ですが、いずれも面白い事は重い白いのですが、少しプロット等がこみいっていて、結末で素直に驚けない様な気がしました。 それと、この人の作品の特徴である、センス・オブ・ワンダーが感じられない様な憾みもあり、正直にいって 「真っ白な嘘」よりは若干落ちると言わざるを得ないと感じました。 ただ、最後の中編「踊るサンドウィッチ」は言葉にこだわるブラウンの才気が表れていて、なかなか楽しかったです。他に「ミミズ天使」とかでもこの辺のアナグラムにこだわるブラウンの資質が読み取れる様に思えます。 私事ですが、過去にこの人のショートショートの「おしまい」を読んで大笑いした者としては、もっと切れた感じの作品が多いと嬉しかったです。 時間が経っても、あまり風化していないミステリ短篇集。機会があったら是非。 | ||||
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ミステリもSFも、短編でも長編でも、並みの作家ではとてもかなわないような名作を数多く残した職人作家の短編集です。 例えが古いですが、アルフレッド・ベスタ―やビル・S・バリンジャーのような作品数が多いとは言えないものの、(少なくとも一昔前の)オールタイムベストのランキング上位に上がるような代表作を残した作家さんに比べて、ブラウンは良くいえば名作が多すぎて人気が割れる、悪くいえば抜きんでた魅力にかけるのか、どれを読んでも面白いといえるのに関わらず、しばらく絶版が続いていました。 この短編集でも、ブラウンの魅力はいかんなく発揮されています。例えば最後に収録された「踊るサンドウィッチ」は、ある刑事が無実の罪を着せられた男を救うために奮闘する、という話です。序盤の視点人物を切り替えながら事件が起こりそうだというサスペンスを盛り上げる手法、刑事が事件のカギとなる店にたどり着くまでの流れ、刑事と捜査を依頼した罪を着せられた男のフィアンセとの距離感など、100ページに満たない作品にこれだけきれいにまとめ上げ、面白いエンターテイメントに仕上げることのできる作家さんは、あまりいないのではないでしょうか。それだけではなく、奇妙なタイトルが冤罪を晴らすキーアイテムとして結びつく遊び心が素敵だと思います | ||||
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『真っ白な嘘』に続くフレドリック・ブラウンのミステリ短編集の新訳版。旧題から改題して、収録順も原書通りに戻しているそう。 1940年代に書かれた10本の短編と、1950年の中編1本(これは日本版だけのもの)を収録。 『真っ白な嘘』と比べても、正統派というかストレートなミステリやクライムものが多い印象で、そういうものほど今読むとインパクトは薄れてしまっているかも。 『毛むくじゃらの犬(Shaggy Dog)』って、脱力オチのバカSFじゃなかったっけ?と思ったら、それはアシモフの『シャー・ギード・G』だったりと、内容をすっかり忘れているものもあれば、 『踊るサンドイッチ』や『姿なき殺人者』のようなオチをよく覚えていた話もありました。 ただ、内容を忘れていた『グッド・ナイトにグッド・ナイトを』が、今回読んで一番気に入った作品だったので、やはり読んだ時期や年齢で好みも変わっているのでしょうね。 | ||||
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