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種別
長編
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あらすじ

2015年03月10日 氷 (ちくま文庫)

異常な寒波のなか、私は少女の家へと車を走らせた。地球規模の気候変動により、氷が全世界を覆いつくそうとしていた。やがて姿を消した少女を追って某国に潜入した私は、要塞のような“高い館”で絶対的な力を振るう長官と対峙するが…。迫り来る氷の壁、地上に蔓延する略奪と殺戮。恐ろしくも美しい終末のヴィジョンで、世界中に冷たい熱狂を引き起こした伝説的名作。(「BOOK」データベースより)

評判

の評価:

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未読の方はご注意ください

No.21
(5pt)

教科書に載らない名作

教科書には絶対に載らないタイプの名作です。
作品名だけなら資料集とかに出てたような…?
この著者の代表作にして、間違いなく歴史に残る名作です。
アンナを知らずにここに流れ着いた方はぜひ。
氷 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: 氷 (ちくま文庫)より
4480432507
No.20
(5pt)

パニックホラーの傑作に違いない

ページをめくるや最終ページまで、不安と恐怖の緊張感が走る。ジェットコースターのように、読み始めるや、途中で降車することはできない。いつ終着駅がくるのか。『出口』がまったくみえない、その圧迫感。著者は、ドラッグユーザーであったそうだ。「なるほど」とうなずける、まさにパニックホラーの傑作。至高の作品という世評もまた”うなずける”、そんな作品です :D
氷 (1985年) (サンリオSF文庫) Amazon書評・レビュー: 氷 (1985年) (サンリオSF文庫)より
B000J6WP2G
No.19
(5pt)

パニックホラーの傑作に違いない

ページをめくるや最終ページまで、不安と恐怖の緊張感が走る。ジェットコースターのように、読み始めるや、途中で降車することはできない。いつ終着駅がくるのか。『出口』がまったくみえない、その圧迫感。著者は、ドラッグユーザーであったそうだ。「なるほど」とうなずける、まさにパニックホラーの傑作。至高の作品という世評もまた”うなずける”、そんな作品です :D
氷 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: 氷 (ちくま文庫)より
4480432507
No.18
(5pt)

パニックホラーの傑作に違いない

ページをめくるや最終ページまで、不安と恐怖の緊張感が走る。ジェットコースターのように、読み始めるや、途中で降車することはできない。いつ終着駅がくるのか。『出口』がまったくみえない、その圧迫感。著者は、ドラッグユーザーであったそうだ。「なるほど」とうなずける、まさにパニックホラーの傑作。至高の作品という世評もまた”うなずける”、そんな作品です :D
氷 Amazon書評・レビュー: より
4862381006
No.17
(5pt)

唯一無二の作品

"世界はすでに終わりの時を迎えてしまったように思われた。それももうどうでもいいことだった。この車が私たちの世界になっていた。小さく明るく暖かい部屋。静かに凍りついていく無辺の宇宙の中の私たちの家"1967年発刊の本書は"夜の世界を探索する作家"による唯一無二の美しい終末物語。

個人的には"文学のカテゴライズを越えた幻想小説"スリップストリーム文学とも、思弁的SFとも評価される本書を【一体どんな本なのだろうか?】と興味をもって手にとりました。

さて、そんな本書はもし誰かに説明するなら物語自体は割とシンプルで。全世界が詳しくは説明されない突然の『氷』により次第に破滅していく中【さておき"私"はひたすらアルビノの"少女"を追いかける】だけの個人主義的物語ともいえるのですが。

まず異論もあるようですが、私はやはり、この迫りくる『氷』追い続ける『私』(邪魔する『長官』)拒み続ける『少女』の構図がなんども繰り返される本書は【カフカ的な読み心地で】例えば"城"のようないつまで経っても辿りつけない不条理存在として『少女』が存在しているように読みながら感じていました。

一方で『私は道に迷ってしまった』と唐突に始まり、フラッシュバックの様に現実と幻想が不連続に挟まれる文章は物語として【頭で理解しようと目で追うと読みづらく混乱する】ものの【イメージの奔流が先にあって、文章が散発的に表出している】と受け止めると、やはり描写の圧倒的な美しさには独特の魅力があって。読み終えた後になんとも言葉にできない余韻を覚えました。

カテゴライズしきれない美しい文章に没入したい方や、雪に囲まれる中で読書する際の一冊としてオススメ。
氷 (ちくま文庫) Amazon書評・レビュー: 氷 (ちくま文庫)より
4480432507

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