そして彼女は消えた



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    初公開日(参考)2020年11月
    分類

    長編小説

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    そして彼女は消えた (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

    2020年11月24日 そして彼女は消えた (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

    ローレルの15歳の娘エリーが図書館に行くと行ったまま戻らず、なんの手がかりもなく10年が過ぎたとき、エリーの持ち物と骨が見つかる。車に轢かれて森に埋められたと警察は結論づけるが、10年の間に夫との関係は破綻、子供たちも家を出て家族はバラバラになっていた。ひとりぼっちになってしまったローレルはある男性と出会い、10年の孤独を埋めるように激しい恋に落ちていくが、この新たな愛が全ての悲劇の始まりで…平凡で幸せな人生の裏でじわじわ起きていた恐怖を描く戦慄のサイコスリラー!(「BOOK」データベースより)




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    そして彼女は消えたの総合評価:8.80/10点レビュー 5件。Bランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.5:
    (5pt)

    ラストの手紙に号泣

    こういった作品はどう感じどう消化していくか、それは読み手のその時の人生、置かれている立場に
    よるであろう。結婚した私は自分が子供ができたら、母親だったらと思うとつらくて仕方ないと思う。

    それぞれが事件へ決着をつけ幸せへの道筋をつかんだラストだったからそこは救われる。
    エリーの手紙はぐっとくるものがある。家庭教師を憎みたいけど、彼女の人生もつらいものだっただろうし
    精神疾患になっていたら正常な判断ができない。犠牲になったエリーを思うと家族を思うと気の毒でたまらなかった。
    色々考えさせられる1冊である。
    そして彼女は消えた (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:そして彼女は消えた (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)より
    457620159X
    No.4:
    (4pt)

    表紙デザインが内容とかけ離れている…

    登場人物の描写が複雑に絡み合い悲劇が招き寄せられる…しっかりと読ませてくれる内容で
    訳にもリズムが有り良書だと思います。
    しかし、この表紙デザインは☆マイナス5、書店で平積みされていたら内容を想像させ手に取ってもらうのは難しいとしか思えない。
    違う方向性の本か?そう思うは私だけ?良書なのにもったいない。
    こんな写真を使わず書名のみで良いのではないだろうか…。
    出版社さまどうか読者を侮るような表紙邦題はやめて下さいませ。
    そして彼女は消えた (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:そして彼女は消えた (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)より
    457620159X
    No.3:
    (4pt)

    悲しく不気味なサイコサスペンス

    読んでいて足元から忍び寄るように不気味さがじわじわきます。登場人物たちの危うい内面の描かれ方が絶妙というか、急展開ではなく、ゆっくり、ゾワゾワする面白さ。主人公の母性も綺麗事でなくリアルだと思ったし、サイコな犯罪も怖かった......
    そして彼女は消えた (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:そして彼女は消えた (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)より
    457620159X
    No.2:
    (5pt)

    恐いけど、感動もできる

    平凡で幸せな主婦の、ある日突然狂いはじめた人生を描くスリラーです。
    ローレルはかわいい末娘が失踪し、夫婦仲も破綻し、やっと恋を見つけますが、そこからまたどんどん悲劇が始まります。というか、実は全てがつながっていたという恐ろしいストーリーです。
    そんな中で、エリーが一服の清涼剤のような健気で光を与えてくれるような存在で、
    身勝手な大人たちや恐ろしい悲劇とエリーの可愛らしさの対比が面白いと思いました。
    悲劇に見舞われ続けたローレルですが、エリーを失った代わりに最後には思いがけないかたちで素晴らしいプレゼントを手にするので、とても読後感がよかったです。
    女性にオススメ!
    そして彼女は消えた (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:そして彼女は消えた (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)より
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    No.1:
    (4pt)

    怒りと悲しみが交差する特異なミステリ&サスペンス(※ネタバレあり)

    次が気になって異例の速さで読み終えた。テンポのいい展開。独特な内容だった。
    主要登場人物の大人たちは揃いも揃って自己中で自分勝手。加えて偏執的、不誠実、コンプレックス、怒り、狂気…等々。主人公の女性含めて終盤まで消えた少女以外は好きなキャラクターがいなかった。
    消えた少女のいきさつは、余りにも悲しく酷だ。何の罪もない少女が何故ここまで、と読んでいてもつらいほど。それでも懸命に正気を保ち希望を捨てないところが、けなげであり感心した。
    露骨なネタバレを控えるため名前は伏せるが、偽りを抱えた男女それぞれが偽りの生活を夢見ていた。
    しかしやはり実際には思い通りにいかない。
    特に男に関しては、真実が次第ににじみ出てきたことを察知すると……。もっと悪党かと思っていたが気持ちは本物で、終盤は彼にも同情を覚え、じーんときた。
    女に関しては怒りしか感じないが、そもそもは男があまりにも不誠実だったためだ。

    本作は特異なストーリーで、読了直後はよかったのかそうでないのか収集つかなかった。作者も謝辞で「奇妙なストーリー」と表記している。だが、考えれば考えるほど深みを感じ、それぞれの絡みや要因のプロットは見事だと思った。
    残念だと感じたのはラストを大団円にしすぎたところ。ここまでダークな物語なら、最後まで現実的なダークを残してほしかった。
    しかし心に残る物語であることは間違いない。
    そして彼女は消えた (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:そして彼女は消えた (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)より
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