ミッシング・ガール
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話が進むというよりも、過去に1日ずつ戻り、細かいところを小出しに明かしていく展開。 初めはおもしろそうと期待しましたが、延々と冗長なだけで話の内容は全く進まず、もったいぶった描き方に次第にいらいらしてきました。 読者を惑わせるために、先に語られる後日の内容と、後で語られるもっと早い日付の内容に差異があったりします。読んでいくうちに「先にこう思っていたのに、後でこう発言しているのはおかしくない?」と。 さらに、一日が時系列で終わったあと、次の章は前日の朝から始まるため、いきなり未知の場面に変わり、すいすいと頭に入りません。 ストーリー自体は悪くはないのですが…、結局 “記憶の封印” ??? 主人公のニック(ニコレット)も好めず。スクールカウンセラーにはどう見たって不適応。素直でも正直でもなく、人間的にも少女の頃からさほど成長していないようだし、婚約者に対する対応だって大人げないし。 正義だとか清廉潔白だとか、物語にそういうものは求めませんが、この展開手法は矛盾とみみっちさと無駄を感じ、私には合いませんでした。 | ||||
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時間をさかのぼるって構成がピンとこず、自分の中で盛り上がりに欠けるエンディングに終わってしまいました。ブックオフで何気に手に取ったので、誰からも何の説明もなく読み始め、この凝った構成を理解しないまま読み進み、何がなんだか。面白いプロットだけに、もったいなかった。翻訳というか編集に少々不平があります。章ごとに「その前日」ってあるのですが「その前日」って何の前日?と馬鹿なもんでいちいち混乱。シンプルに15日目とか14日目とか日付だけ記して欲しかった。。。もう一回読み直したい。なんなら、原書で読み返したい。 | ||||
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(第二章の)日付を遡っていくという変則的な構成がこの作品の肝で、そこになにがしかの叙述トリックのはなれわざを期待して読んでみたのだが、結論としてはあまり功を奏しているようには思えなかった。過去の事実を小出しに開陳することで謎を引っ張る手法は、時系列の逆転とは関係がない。時間を逆に物語るという点では、映画「メメント」の方が徹底している。 最後も快刀乱麻を断つ解決には程遠く、何だかモヤモヤ…。とにかく中盤が長かった。 | ||||
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"時間が巻き戻る斬新なミステリー"という文句につられて読んでみました。 ただし、タイムトラベルがあるわけではなく、ある時点から、その前日の出来事、さらにその前日の出来事、と一日ずつ前の状況が描かれていく展開になっています。 だから、過去から積み上げてきた情報が一番多いのは現在のはずなのに、現在はなんとなくぼかされ、過去に戻るにしたがって話が明らかになり、逆に解決に向かって進んでいくような不思議な感じがします。 これは書く方は大変だったと思いますが、よくできていると思います。 これを時系列順に読んでいたら、この不思議感はなかっただろうなぁ。 色々なことが謎のまま話が進んでいく(戻っていく)ので、すべてを疑ってかかって読んでみましたが、それでも作者に振り回されてしまいました。 過去のある出来事が色々な人に影響して、それを何とか取り繕おうとして余計に大変なことになってしまったようですが、最初からきちんと処理できていればここまでにはならなかったのに、なんて思います。 心の奥にとじこめた暗い秘密を持つということは、そこから逃れられず結局そこに戻ってきてしまうという、暗めの話でしたが、最後にちょっと救われました。 | ||||
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すごい作品でした!!久々、サスペンスでこれだけの上手い仕上がりに感動する!! 物語が過去へ遡る形式で、1日毎に真実や登場人物が増えていく、二人の女性の失踪と死の真相。 普通は怪しい人を探すよね、でもねこの作品は14日目から遡って4日目で驚きの展開をみせる。 私にとっては4日目がキモ。それぞれ個人が一体いつ何日におかしな所にきづくのは少しトリックのような事もあると思う。 どうしてこの主役のニックが洞察力が鋭いのか、本当にラストの真実にびっくりした。まじかーーー。てなる!絶対!!!!未だに分からない指輪の今所それからコリーンの写真は一体だれが撮ったのか?死体を埋めたのは、、、ここらへん残すところなんか、この作家さん凄いわ!!! 絶対読み返したくなる作品。半端ねぇ〜〜。 絶対オススメです!!!! | ||||
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