許されざる情事
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RITA賞に三度ノミネートされた作家だというので読んでみました。 858ページという辞書のような厚さの本にしては値段が高くなかったというのもありますが。 トラウマを抱えた女性刑事が新たな仲間と共に、連続殺人事件に挑むという物語。 強気でマイペースで突き進むアンジーは、J.D.ロブのイヴ&ロークシリーズにも似ているかなぁと思ったのですが、 こちらのヒロインは心の余裕が持てず、相手のマドックスにも家族に問題が。 殺人事件に絡む人々にもそれぞれに暗いものがあったりと、なかなかややこしく、登場人物の把握も大変でした。 アクションシーンも、何がどうなっているのか文章だとわかりにくいところも。 ただ、捜査に関する情報は詳しいし、作者もよくこんな複雑な話を書き上げたものだと感心はします。 意外にも本の厚みは感じず、話の展開を追っていくうちに自然にページが進みました。 それでも最大の謎は残されていて、これは次巻以降を読むしかないようです。 事件自体はおぞましく、解決しても気分がスッキリしないものだったので星は減らします。 | ||||
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アンジー・パロリーノシリーズ1 久々に、ものすごい強烈な印象をのこすヒロイン、アンジーに出会いました。 アンジーのPTSD(あえて、そう書きます)は想像を絶するものでしたし、それと戦う、苦しむ姿が 辛かったです。それを抱えながらレイプ殺人事件に挑むアンジーと刑事マドックス。 要点は (1)割礼されたレイプ殺人事件、性犯罪 (2)アンジーのPTSDと出生の秘密 全体的に暗い感じで進んでいくのは仕方ないですが、マドックスが飼っている犬や アンジーを想う仲間達が明るい印象を与える場面もありメリハリがあると感じました。 特に印象的だったのは、教会でアンジーがフラッシュバックによって想像を絶する行動にでること これは読んでいて本当に辛かったです。それからラストの仲間たちの優しさに感動するアンジー。 これからも自身の目的のために頑張るだろうアンジー、応援したくなりました。 羊たちの沈黙を想像してしまう犯人の気持ち悪さ、性犯罪グループの(と言いますね)現実でも起こっているだろう 問題点など描かれており読み応え十分です。 ぜひ、続編の翻訳もお願いします | ||||
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若い女性をターゲットにした連続猟奇的事件の犯人を追うストーリー。 主人公の女刑事アンジーは、気が強く孤独で、出生の謎にまつわる精神的問題も抱えていますが、たまたま肉体関係をもった新任の上司マドックスと協力して任務にあたることに。 860ページの長編で登場人物がとても多く、警察内部の人間関係など内容は盛りだくさん。 さらさらと読みやすく興味深い内容ではありました…途中までは。 ところが大勢の人物が関与した複雑な事件だったのに、終盤、ほぼ一人の証言で全体像があっさりと解明されてしまうことにちょっと拍子抜け。で、犯人がこの人?ただただ複雑で賑やかな相関図を描きたかったのかと、すっきりしないものがありました。 何だかバランスがよくないです。 加えてアンジーの性格があまり好めず。精神的にも刑事として問題ありで、その点は未解決。消化不良はそこにもあるのかも。シリーズものとして続くそうですが、この作品に見切りをつけ、今後の展開に特に興味がわきません。 この翻訳家にもがっかり。文章内の人物が混乱しているし(P354ラスト、P420冒頭)、せっかく官能サスペンスなのにカマトトもいいところ。「欲望の証」だって。他のジャンルへ行ってください。 終盤危機的場面でアンジーがマドックスに「~しなさい」と命じる訳し方にも、デリカシー不足を感じました。 とにかく期待外れの作品でした。 | ||||
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