この愛の炎は熱くて
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 | 2016年08月22日 この愛の炎は熱くて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション)) ベッカにとって唯一の家族チャーリーが行方不明になり、何らかの事情を知るニックという男を訪ねる。ニックは陸軍特殊部隊の隊長だった男で、逞しい身体と翳のある雰囲気にベッカはひと目で魅せられるが、なぜか彼は頑なな態度でチャーリーの捜索を断った。ベッカの亡き父の部下だったニックは、かつて敵の急襲により部下を何人も失ったが、実はその黒幕がベッカの父だったのだ。何も知らないベッカは彼に惹かれるのを抑えられず…“ハード・インク・シリーズ”開幕!(「BOOK」データベースより) |
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| 「大佐の部隊にいたリクシ―を捜せ。ハード・インク・タトゥー」というメッセージを残し、ベッカの家族のなかでたったひとり残っている弟が行方不明になりました。看護師のベッカは、＜ハード・インク＞というタトゥー・ショップへ行き、ニック・リクシ―という男性に力になってほしいと依頼しますが、けんもほろろに断られます。 ニックには、1年前ベッカの亡父の陸軍部隊に所属していましたが、そこでその父の裏切りに遭い、多くの仲間を殺された上に汚名を着せられ除隊させられたという経緯がありました。しかしその後、ニックはベッカのことが気になり彼女の様子を遠目に見ていたところ、彼女の家に不審者が忍び込んでおり助けたことがきっかけで、結局関わることになってしまいます。 ベッカの弟の件と、かつての不名誉な事件との間になんらかの繋がりがあるのではないかと考えたニックは、音信不通にしていた軍の生き残った仲間を呼び寄せ、ベッカの弟の捜索とあの事件の真相究明に乗り出します…。 ベッカは率直でとても気持ちのいい女性。1年前の事件の後、くさっていたニックは彼女に元気づけられ「サンシャイン」とまで呼ぶようになります。ふたりの愛が深まる過程や、ニックが仲間との信頼関係を取り戻していく過程がいいです。 仲間が仕事をしているのに、その裏でニックとベッカがいちゃいちゃしているのはどうかとちょっと思いましたが。 でもラストがすごくよかったです。 内容はこの後『ゆらめく思いは今夜だけ』に続きます。 この作品は＜ハード・インク・シリーズ＞第1弾で、本国では既に7冊目まで発表されているとのことです。 | ||||
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| とくにくスピード感あって最高です。 HOTシーンも多めで満足です。 | ||||
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