作家の秘められた人生



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    初公開日(参考)2020年09月
    分類

    長編小説

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    作家の秘められた人生 (集英社文庫)

    2020年09月18日 作家の秘められた人生 (集英社文庫)

    世界的人気作家のフォウルズは20年前に断筆を宣言して以来、地中海の島に隠棲して沈黙を守っている。文学青年のラファエル、新聞記者マティルドは、それぞれの決意を胸に彼との接触を試みていた。その矢先、浜辺で女性の惨殺死体が見つかり島は封鎖される非常事態に―。なぜ作家は筆を折ったのか?過去の秘密が明らかになったとき、衝撃の結末が!フランスで80万部突破の傑作ミステリー。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    作家の秘められた人生の総合評価:7.22/10点レビュー 9件。Cランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    作家話が好きな方に

    日本でも「ブルックリンの少女」、「パリのアパルトマン」が評判を呼んだフランスの人気作家の2019年の作品。地中海の小島に隠棲するかつての人気作家のもとを二人の人物が訪ねて来たのと同時に、女性惨殺死体が発見されるという、孤島を舞台にした謎解きミステリーである。
    20年前、絶大な人気を誇りながら断筆し、以来、表舞台に出なくなっている作家・フォウルズに自分の作品を見てもらいたいと熱望するフォウルズの大ファンで作家志望の若者・ラファエルは、島の小さな書店に就職し、作家に近づこうとする。また、行方不明になったフォウルズの愛犬を保護したという女性記者・マティルドが現われ、それをチャンスにフォウルズの家に入り込もうとし、フォウルズの隠遁生活が脅かされそうになる。同じ頃、島の海岸で女性の惨殺死体が発見され、島を管轄する海軍は捜査のため島を封鎖することになった。被害者の身元は分かるのか、犯人は島の中にいるのか? 閉塞する島の中で、事件の謎とフォウルズの過去を巡る謎が絡み合い、思いもかけない真相が明らかになって行く・・・。
    殺人の謎解きミステリーとしては、最後の種明かしに衝撃度があるものの、前2作に比べるとやや冗漫。その代わり、作家が断筆した理由の解明が大きな要素を占めており、作家と作品、インスピレーションの関係を深掘りする創作の秘密物語というテイストが強い。
    物語の中に物語が組み込まれ、最後にはミュッソ本人も登場するという構成で、「作家が小説を書くとは、どういう行為か」に興味がある人には強くオススメするが、謎解きミステリーを楽しみたいという人には「読んでも損ではない」というところだ。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.8:
    (4pt)

    思いがけない結果

    ミュソは3冊目で人間の背景には恐ろしいものがあるが、結果として希望を持てる結びとなり安心した。またもや導入部で素晴らしい景色を想像して和んでいたものが、陰惨なストーリーがバンバン展開するので、ジェットコースター状態になった。
    作家の秘められた人生 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:作家の秘められた人生 (集英社文庫)より
    4087607674
    No.7:
    (4pt)

    終盤は一気です

    ブルックリンの少女、パリのアパルトマンがとても良かったので続けて読みました。
    ほとんどがフランスの静かな孤島での話で、癒されます。島で殺人事件が起こり、それを追う若い女性ジャーナリストと筆を折った作家が関係していることが徐々にわかってきます。
    作家の過去がキーになるのですが、それが明らかになっていく後半は目が離せない!
    作家の秘められた人生 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:作家の秘められた人生 (集英社文庫)より
    4087607674
    No.6:
    (5pt)

    真実は蜘蛛の糸の中に・・

    「愛」さんの本が届いてしまった。しかし先にあった「ギョーム」さんから読まなければ、礼儀を知らぬ者とそしりを受けそうなので・・「愛」さん待ってて頂戴ね!!そして読み始めると、「ギョ!ギョギョ・ギョーム」前の筋立てと違うじゃないの!!あっさり「愛」さんを忘れ、真実の深みへとはまり込んでしまったのです。ブルックリン・パリのアパより数段楽しみ、作家商売の過酷さなどの内輪ネタもたっぷりと味わう事ができました。「愛」が待っているので、又読み返してみよう!!追記:解説の松恋さんも☆4、中々、楽しめました。
    作家の秘められた人生 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:作家の秘められた人生 (集英社文庫)より
    4087607674
    No.5:
    (4pt)

    ストーリーのジャンプぶり

    これはもっと評価されるべき。途中まではじっくり読ませる作家ものだが、動き出してからはジェットコースター。
    気が付くととんでもないところに連れて行かれている。強引さもあるが、どんどん謎を投げかけてぐいぐい引っ張っていく力は、ビートたけしや紳助の全盛期のしゃべりみたい。もちろんお笑いではなくシリアスな話です。
    作家の秘められた人生 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:作家の秘められた人生 (集英社文庫)より
    4087607674
    No.4:
    (1pt)

    気の抜けたミステリ。

    ミュッソでダントツに面白いのは『ブルックリンの少女』、前半部分はそれ以上にサスペンスフルだが後半の失速が少し残念な『パリのアパルトマン』、本書はその2作に及ばない。
    作家の秘められた人生 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:作家の秘められた人生 (集英社文庫)より
    4087607674



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