百万ドルをとり返せ!



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.67pt (10max) / 6件

7.17pt (10max) / 23件

Amazon平均点

4.50pt ( 5max) / 42件

楽天平均点

4.50pt ( 5max) / 2件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
6pt
サイト内ランク []A総合:34位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

3.33pt

69.33pt

49.33pt

6.67pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1977年07月
分類

長編小説

閲覧回数5,805回
お気に入りにされた回数9
読書済みに登録された回数38

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

百万ドルをとり返せ! (新潮文庫)

1977年07月31日 百万ドルをとり返せ! (新潮文庫)

大物詐欺師で富豪のハーヴェイ・メトカーフの策略により、北海油田の幽霊会社の株を買わされ、合計百万ドルを巻きあげられて無一文になった四人の男たち。天才的数学教授を中心に医者、画商、貴族が専門を生かしたプランを持ちより、頭脳のかぎりを尽くして展開する絶妙華麗、痛快無比の奪回作戦。新機軸のエンターテインメントとして話題を呼ぶ“コン・ゲーム小説”の傑作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

百万ドルをとり返せ!の総合評価:8.83/10点レビュー 48件。Aランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全6件 1~6 1/1ページ
No.6:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

虚実入り交じって盛り上がる、詐欺師と素人の知恵比べ

ミステリー史上に輝くコン・ゲーム小説の大傑作。最後までハラハラ、ドキドキが持続し、最後にニヤリとさせられる、良質な傑作エンターテイメントである。
移民から大富豪に成り上がった詐欺師・ハーヴェイが仕掛けた罠にかかって大損させられた四人の男が集まり、失った合計100万ドルを取り返すためにチームを組んだ。メンバーはオックスフォードの数学教授、富裕層相手の医者、フランス人の画商、イギリス貴族の若き後継者で、それぞれが得意とする分野の知識を生かした4つの作戦を企画し、全員が協力して実行する。しかも、騙し取られた100万ドルをきっちり、多くもなく少なくもなく取り戻すという、極めて厳しい制限を自らに課した作戦である…。
騙す相手を徹底的に調査・分析し、相手が自らかかってくる罠を仕掛け、想定外のピンチも当意即妙の対応で乗り切るストーリーは波乱万丈、スピーディーで、殺人や暴力とは無関係にサスペンスが盛り上がる。詐欺師はもちろん、挑戦する四人もキャラクター設定も絶妙で、読むほどに惹きつけられていく。そしてクライマックスでは、そう来たか!と唸ること間違いなし。
1976年という半世紀ほど前の作品だが少しも古さを感じさせない傑作エンターテイメントであり、年齢・性別・好きなジャンルを問わず、多くの人にオススメしたい。

iisan
927253Y1
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

百万ドルをとり返せ!の感想

楽しいエンターテインメント作品でした。終盤は、そうきたかと笑えてきました。

前半は海外文学が苦手な理由とされる要因のカタカナ用語が溢れます。このカタカナは人物名なのか地名なのか株式用語なのか、一方お金についてはドルやポンドなので感覚が掴み辛い。序盤は外れかも…… と思いましたが内容が分かればとてもシンプルな物語なので杞憂です。
補足しますと、
・前半は大富豪の詐欺師ハーヴェイが石油会社の投資詐欺を行い富を得る流れ。
・中盤以降は、騙された4名が団結してお金を取り戻す話。
これだけです。主要人物以外は登場人物リストにも載らない為、一時、誰が誰だか分からなくなりますが、メインの人物だけ把握して読んでいれば楽しめる作品です。

詐欺の内容や会話の雰囲気が軽妙でいて愉快で楽しいのが良かったです。
4名が行う詐欺は、詐欺と思われず相手の気分を良くしてお金を払わせるような内容なので、犯罪小説のような殺伐とした雰囲気はなく、愉快で温かみがあるのがよい。この雰囲気のせいか、だます対象の詐欺師ハーヴェイがそんなに悪役という感じもせず、実力派のよいおっちゃんに感じて憎めなくなってました。
ってか、思い返せば4人は実力派で地位もある方々なのに、思慮深さが微塵もなく、株で全力買いして騙されているのが笑えますね。騙されている時はどっちもどっちなのですね。

終盤の展開と読後感がよいので名作と言われるだけあるなと思いました。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

百万ドルをとり返せ!の感想

外国作品なのにとても読みやすくスラスラと内容が入ってきます。海外物特有の日本人にはわかりにくい会話や習慣などがあまり気にならずに読めるのでオススメです。主要な登場人物も少ないので、覚えにくい洋名に悩まされることもありません。シンプルな設定に所々のジョークを楽しむ愉快な小説でした。

この作品の見所はどうやって百万ドルを取り返すのか、そしてどうしたら過不足なく丁度百万ドルを手に入れられるのか…

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

これぞエンタテインメント

ずっとニヤニヤしながら読んでいました。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

百万ドルをとり返せ!の感想

コン・ゲーム小説の傑作と評価の高い本作。それはつまり、ただ単に相手を騙して金を巻き上げる内容に終始していないからでは無いだろうか。舞台も歴史あるホテルやウィンブルドンのテニス試合、モンテ・カルロのカジノ、アスコットにある競馬場でのクイーン・エリザベス・ステークスのレース、オクスフォード大学等を背景にした彼らのプランが遂行される。騙された四人が組んで百万ドルを取り返すわけだが、一ペニーも多くなく、一ペニーも少なくなくを合言葉にそれぞれが計画を持ちより実行する。ワンダウン残りは三つ、ツーダウン、残りは二つ、スリーダウン最後は・・・。この最後がとても愉快で洒落たオチと相まってこの本が愛されている理由が解かる。サクセス・ストーリーを絡めたポーランド人の移民の子に生まれたハーヴェイ・デーヴィッド・メトカーフ。彼のプロスペクタ・オイル社の株に関して巧妙な手口で人々を騙して結果四人を破滅の危機に陥らせる。大学教授、医者、画商、貴族らが専門を生かしたプランでメトカーフを騙す訳だが、汚い引っ掛けではなく相手が喜んで満足のうちに金を出すようなプランであるところがこのストーリーのミソでもある。だから読んでいても楽しく笑いも生まれる。カラスの親指も確かに面白い。だが、これを読まずしてコン・ゲーム小説は語れない。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:
(5pt)

百万ドルをとり返せ!の感想

読みづらい。名前や名称が横文字で文字数多すぎてあたまにはいってこなかった。理解できればすごくたのしいと思います。ばかなおおらには無理でしたw

はやと
LP6O9U8L
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!



その他、Amazon書評・レビューが 42件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク