ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

9.29pt (10max) / 7件

8.43pt (10max) / 40件

Amazon平均点

4.50pt ( 5max) / 133件

楽天平均点

5.00pt ( 5max) / 5件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
11pt
サイト内ランク []S総合:11位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

80.00pt

20.00pt

20.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2009年07月
分類

長編小説

閲覧回数8,490回
お気に入りにされた回数12
読書済みに登録された回数59

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上

2009年07月09日 ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上

宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせたものの、自らも傷つき、瀕死の状態に陥ってしまった。現場に駆けつけたミカエルの手配で、リスベットとザラチェンコは病院に送られ、一命を取りとめる。だが、彼女の拉致を図っていた金髪の巨人ニーダマンは逃走してしまう。この事件は、公安警察の特別分析班の元班長グルベリに衝撃を与えた。特別分析班は、政府でも知る人の少ない秘密の組織で、ソ連のスパイだったザラチェンコの亡命を極秘裡に受け入れ、彼を匿ってきた。今回の事件がきっかけでそれが明るみに出れば、特別分析班は糾弾されることになるからだ。グルベリは班のメンバーを集め、秘密を守るための計画を立案する。その中には、リスベットの口を封じる卑劣な方策も含まれていた…三部作の最終篇。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.29pt

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士の総合評価:9.02/10点レビュー 140件。Sランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全7件 1~7 1/1ページ
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

圧巻の裁判シーン

この巻を読めばもう終わったかに見えた前作が、今作の序章に過ぎなかったことが分かります。このシリーズがなぜ面白いのか?きっとここに出てくる主人公、ミカエル、エリカ、そしてリスベットが真っ直ぐで熱いからだと改めて思いました。また今作はいろいろな点から、先がどうなるか楽しみ。前作の悪役の意外な結末というスリリングな展開もさることながら、リスベットを巡る裁判の行方、編集長エリカを巡る境遇、ミカエルを取り巻くスパイ活動、まさに全章クライマックス。特に最後の裁判シーンは結論はこうだろうなぁと思っていながらも、読ませる痛快の一言に尽きる内容。そしてエンディングまで!?唯一残念なのは、この作者が亡くなっていること。もっとこの作者の作品が読みたかったと思わせる一冊。

タッキー
KURC2DIQ
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士

評価S納得です。
この話の魅力は、どっちが上を行っているのだろう。。。という展開ももちろんあると思いますが、やはり

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

マー君
S2HJR096
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

やっと読み終えました

スティーグ・ラーソンはこの偉大な作品をお土産にこの世を去ったのですね。面白かったでは済まない面白さでした。登場人物が目にみえるようです。訳もよいのでしょうが文章が丁寧で読みやすいですし容赦のない展開にこの長い小説に飽きが来ませんでした。最後のミカエルとの会話でリスベットが「話すだけ?」と返すところに彼女の魅力が集約されていると思いました。

わたろう
0BCEGGR4
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

きっと面白いはず

ミレニアム3部作最終章です。
ここには感想書いていませんが、1部2部とも読んでいます。

三部作の中では一番好きかも。
二作品を読んだあとなので、背景も役者の個性も分かっているせいもあると思う。
でも、それ以上に期待を裏切らない展開でミステリーファン以外の人もきっとこの作品なら高評価をつけるのでは???

突飛した個性的な人物って、回を進む毎に逆に色あせて魅力的でなくなってしまう?個性が没個性的になってしまう場合もあるけど、この主人公達(あえて複数形)は、その魅力が全く失われることなく、益々輝いていく・・・。これが作者の手腕なのだろう。

ももか
3UKDKR1P
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士の感想

ミレニアムシリーズ三作品目。物語としては二作目からの続きとなっていますので、まだ読んでいない人は二作目から読むべきです。
物語の展開自体については他の人のレビューの方が詳しく述べられているので触れませんが、作品を読んで感じたことは色々な女性が登場しており、男達以上に活躍している描写が多いと感じました。
ミレニアムシリーズから知ったことですが、スウェーデンでは女性差別が問題になっているようです。作者は作品を通して女性差別に言及し少しでも改善されるきっかけになることを望んだような気がします。そして、スウェーデンの女性に向かって強く逞しく生きるようエールを送っていたのではないでしょうか。

松千代
5ZZMYCZT
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

本を読むことが楽しみの時間になる。

この3は2の直後から始まるので、少なくても2は読んでおいたほうがよいでしょう。
・・・というか、3を読む人は1・2を読んでハマった人だとは思いますが。

まず3部作と通して、それぞれ本ごとに観点の違う話・展開、キャラクタ-の魅力等クオリティの高さと
面白さは期待以上で、楽しい時間を堪能出来た。

3は特に面白く、主人公のリスベットが入院しているところから始まり、動けないリスベットに罪をなすりつけて精神病院に送りつけようとする公安組織と助けようとする主人公ミカエル達の攻防が繰り広げられる。
また、別に盛り上げるエピソ-ドとしてミレニアムの編集長エリカが大手新聞社の編集長へ引き抜かれる話があって、色々な問題を抱えた中に、なぜかそこにリスベットが絡んでくる。
エリカはミカエルの友達(愛人)であって、それに嫉妬していたリスベットはどうするのか?

ラ-ソンはこの3部作しか読めないので、是非堪能しましょう。

タカタソン
HU0OGV5Q
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

感想

映画になるとの事で初めて知り1から読み始めたのですが、読みふけってしまいました。
あまり知らないスウェーデンと言う国の知られざる一面を、余すことなく堪能させてもらいました。

1部は独立した物語ですが(いや続きと言えば続きでしょうけど)2部と3部は別々ではなく連続しているので、3の後半は読者にはある程度結末が見えているものの、物語の当事者達にとっては一番緊迫した場面だったのではないでしょうか?

それにしても、ここに登場する女性たちのたくましいこと!
残酷で悲惨な生い立ちを持つリスベットは言うに及ばず、それ以外の女性たちも非常に魅力的です。
権力を持つものとそうでないもの・・・の最後に集約されるのは、ミカエルの言葉にもありましたが、『よくある女性への暴力と、それを可能にする男どもなんだ。・・・』 ということではないでしょうか?

日本人には受け入れにくような、男と女の関係も(特にミカエルの女性遍歴はすごいですが)成熟した大人としての文化が根付いたスウェーデンならではの話ではないだろうかと思いました。メインストーリーではありませんが、この話には同性愛者や移民などのマイノリティーである人達の人物描写もすばらしく、人権運動などに関っていたジャーナリストである作者の気持ちが良く伝わってきます。
特に日本人にはこの話は好みが分かれるところだと思いますが、成熟した大人の社会の物語として、そしてまたミステリーとしても一級品だと思います。

たこやき
VQDQXTP1
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!



その他、Amazon書評・レビューが 133件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク