女王陛下のユリシーズ号
- ユリシーズ号 (1)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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かつて書評家諸氏より涙なくしては読めないと云われた冒険小説の傑作が本書。アリステア・マクリーンの代表作にしてデビュー作でもある。 | ||||
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戦闘シーンばかりなので面白くありませんでした。 | ||||
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とにかく読み辛かった。誰が何処で何しているのか全然分からなくて、自身の読解力不足を痛感した作品。たださすがに、戦争の悲惨さ、北極海の過酷な寒さは伝わりました。胸が熱くなる場面はいくつも有りましたが、面白かったとは言えないですね、読了までずっと苦しかったです。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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古典の有名作ですが、今読んでもユニークで面白かったです。が、同ジャンルの作品はいまだに無いのはわかる。好きな人も同形作は作りたくないと思われる独特な作風ですね。 冒険小説の人気フォーマットからは完全に外れた展開です。嫌がる男性も多いのでは。私も・・。後書きで訳者は吉村昭『戦艦武蔵』と対比していましたが。 第二次世界大戦下の切迫したUK。極寒の北極海での過酷な任務を続ける、最新鋭の巡洋艦で艦隊旗艦ユリシーズ号。同盟のソ連への物資補給の船団護衛の北極海での最後の任務が下る。乗員の心身の限界をとうに超えた状態。待ち受けるドイツの大軍。ユリシーズ号含む輸送艦隊はどうなるのか? | ||||
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第二次世界大戦中に英国からユリシーズ号がソ連を援助するための船団を護衛する。当然だがドイツ軍はUボートなどで作戦を阻止するのだが、そのユリシーズ号の絶望感が半端ない。北極圏内での戦闘は死と背中合わせの状態で、常に極限状態でいることをクルーに求められる。ドイツ軍の攻撃も容赦ない。次々に撃沈される船、そして次々と死に至るユリシーズ号の男たち。自分が暖かい場所にいても凍えてしまいそうな描写に舌を巻く。軍事作戦を遂行する男たちの勇気や責任感を感じる作品である。 | ||||
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大人気をとった劇画「沈黙の艦隊」はその連載中、ある作家(評論家だったか)に「面白い。だけど人間が出てこない」と評されたが、この「女王陛下のユリシーズ号」に出てくるのはひたすら「人間(ただし男ばかり)」である。ユリシーズには「沈黙の艦隊」のやまと艦長のような超人的天才は乗っていない。司令官も艦長も判断ミスを連発する「人間」である。そこが共感と臨場感を生む。古典的なエンタメ群像劇なので、昨今の群像劇にありがちな人物造形が定形的になりすぎているきらいもない。ラストの「凄まじい戦場現場と静かな中央最高指揮部とのコントラスト」などはちょっと定形的な気もするが・・。ユリシーズが猛攻をうけながらなかなか沈まないのはちょっと「宇宙戦艦ヤマト」っぽいかな・・。訳注がひとつ間違っている。ティルピッツが転覆座礁したのはアルタ・フィヨルドではなくトロムソである。 | ||||
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古い本なので期待以上でした。満足です。 | ||||
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厳しい海をゆくユリシーズ号とその乗組員たち。 強さと弱さを併せ持つ。 弱さを持っているからこそ誇りがある。 戦う男、燃えるロマン。 その体現がこの作品である。 古くなった文庫本は今も宝物。 しかし、目の老化が進み、小さい字はもう読めない。 電子書籍化を期待します。 | ||||
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