北壁の死闘



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初公開日(参考)1987年11月
分類

長編小説

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北壁の死闘 (創元ノヴェルズ)

1987年11月30日 北壁の死闘 (創元ノヴェルズ)

アイガー北壁で氷漬けのナチ軍人の死体が発見された。謎の遺体に関心を抱いたBBC局員が意外な事実を探り出す。第2次大戦末期、原子爆弾の開発をめぐってナチ・ドイツが精鋭クライマーを集めて打った奇策。追いつめられた彼らが魔の北壁で繰り広げた壮絶な死闘。J.ヒギンズをして「比類なき傑作」と言わしめた、超一級の山岳冒険小説登場! --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.75pt

北壁の死闘の総合評価:9.12/10点レビュー 33件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(6pt)

まあまあでした

結末をぼやかすのが良かった。

わたろう
0BCEGGR4
No.3:
(9pt)

北壁の死闘の感想

色々なものを背負った登場人物がアイガーという巨大な大自然と闘い最後は重荷を降ろし自らの生きざまに向き合う。
任務と野心を背負い、アイガー北壁に挑む物語なのだが、とてもひきこまれるのは、そこで命を落とした挑戦者たちの事もあって
の事なのでしょう。
巨大な大自然を前にして背負ったものを捨て人間として向き合う姿が素晴らしく、ラストにも表出していました。

blueridgecabinhome
UHOQT2T1
No.2:
(9pt)

北壁の死闘の感想

正直、第一部は今一つと言った感じでした。それ程の作品かな?と思いましたが、第二部はどんどん引き込まれました。しかし北壁の死闘とは良い邦題ですな。ラストも気に入った、山岳冒険小説の傑作。読んで良かった。250冊目。

なおひろ
R1UV05YV
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

古典山岳冒険の代表作と言われているが

山岳冒険小説の傑作で調べてみると必ず名前が挙がっている本作。
読んでみると、なるほど、確かにその後の山岳小説に多大な影響を与えているなと思うような、山岳シ-ンの過酷さや非情さに緊迫感あり、つい熱中してしまう。

ただ、この小説は戦争小説であり第二次世界大戦時のナチドイツの作戦のひとつの話。主人公はドイツ人であり、過去登山経験者という事で特別任務に着く。その作戦にたどり着く前は戦争の様子や任務に就く前の訓練など当時のドイツの状況が描かれているが、歴史というか戦争描写が苦手な人は読み進めるのがキツイかもしれない。アイガ-の死闘は後半なのでそこまで頑張れば誰でも納得できる内容。やはり極限状態では、戦争なんて無意味で、敵味方なく自然だけが敵だという・・・。

プロロ-グで意識付けされた氷漬けのナチ軍人の真実が意外に心地よく、エピロ-グでほほ笑む。

タカタソン
HU0OGV5Q
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.29:
(5pt)

満足です。

説明の通りで満足です。
北壁の死闘 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:北壁の死闘 (創元推理文庫)より
448825201X
No.28:
(5pt)

山岳小説としては最高だが、ナチスものとしては、若干、考証不足。

表紙絵や遺体の鉄十字勲章のレベルに齟齬があり、少し混乱。実は最初から最後まで同じ鉄十字勲章です。
山岳小説は、あまり読んだ事がないのですが、迫力がありました。後ろの方に、ちょっとだけ登山用語の解説があります。初めに見ておくとわかりやすかったはず。
北壁の死闘 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:北壁の死闘 (創元推理文庫)より
448825201X
No.27:
(5pt)

「山岳小説の傑作」という評判どおりの手に汗握るエンタテイメント作品

山岳小説に関心を持っており、「山岳小説の傑作」という評判なのでチョイスしたが、文庫本のあらすじを読むと、戦闘アクションもののように感じられ、そうであれば個人的な嗜好から外れていると思ったが、読んでみると間違いなく、飛び切りの山岳小説であった。
第二次世界大戦末期のドイツ軍と連合軍の間の機密事項に関する争いが背景にあり、特殊任務を担うために登山の専門家を集めた第五山岳歩兵師団に配属されたシュペングラーが主人公。同じ歩兵師団に配属された女医のレスナーがサブ主人公。二人の過去のトラウマと心の交流が物語のアクセントになっている。主要な登場人物は限られていて、それらの人物の性格設定・書き分けが巧い。
タイトルの「死闘」は、読む前はドイツ軍と連合軍との間の戦闘のことだと思っていたが、読んでみると、厳しい気象条件と難ルートを併せ持つアイガー北壁との死闘という意味合いが強いことがわかった。
前半はやや読みにくさを感じたが、展開がスリリングで、後半になればなるほど息を突かせない面白さを持った、手に汗握るエンタテイメント作品であった。
訳者の海津正彦氏は、山岳雑誌「岳人」にインタビューや登山記録が載るようなクライマーであり、登山描写や山岳風景描写の訳の的確さが光っている。
北壁の死闘 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:北壁の死闘 (創元推理文庫)より
448825201X
No.26:
(5pt)

おすすめです!

久しぶりに続けて2回読みました。戦争冒険小説好きな方是非読んでください。
北壁の死闘 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:北壁の死闘 (創元推理文庫)より
448825201X
No.25:
(5pt)

山岳冒険小説の金字塔!

この作品を読んでつくづく思ったのだが、これくらいの冒険小説としての完成度とキャラクターの個性がなければ、作品として長く読み継がれ生き残ることができないのだろう。
ボブ・ラングレーが1980年にこの作品を発表してから38年、創元ノヴェルズから翻訳が出てから31年。今なお山岳冒険小説の王座に君臨し続けているという。

《・・・シユペングラーは、岩壁にしっかりとくくりつけられたまま、黙って(ヘレーネ・レスナー医師の)脱衣の様子を見守りながら、この目を見張る光景に驚き、じっと視線をこらしていた。力強く美しい女性の裸体が雪の舞い狂う中で、雪花石膏のように艶めいている》(339ページ)

これは、天下の嶮として世界的に有名な難攻不落の「死の壁」アイガー北壁の途中で低体温症になったラッサー博士の命を救うため、瀕死の博士を裸にし、レスナー女医みずからも全裸になって、寝袋の中で博士を抱くシーンである。
このシーンをはじめとして、本作の途中には、極限状態に追い詰められた人間の勇気やとっさの行動が、読む者の感動を呼ばずにはいない。

山岳小説の金字塔と呼ばざるをえない、すこぶるつきの傑作である。
北壁の死闘 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:北壁の死闘 (創元推理文庫)より
448825201X



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