北壁の死闘
- 山岳冒険小説 (42)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.75pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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結末をぼやかすのが良かった。 | ||||
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色々なものを背負った登場人物がアイガーという巨大な大自然と闘い最後は重荷を降ろし自らの生きざまに向き合う。 | ||||
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正直、第一部は今一つと言った感じでした。それ程の作品かな?と思いましたが、第二部はどんどん引き込まれました。しかし北壁の死闘とは良い邦題ですな。ラストも気に入った、山岳冒険小説の傑作。読んで良かった。250冊目。 | ||||
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山岳冒険小説の傑作で調べてみると必ず名前が挙がっている本作。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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説明の通りで満足です。 | ||||
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表紙絵や遺体の鉄十字勲章のレベルに齟齬があり、少し混乱。実は最初から最後まで同じ鉄十字勲章です。 山岳小説は、あまり読んだ事がないのですが、迫力がありました。後ろの方に、ちょっとだけ登山用語の解説があります。初めに見ておくとわかりやすかったはず。 | ||||
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山岳小説に関心を持っており、「山岳小説の傑作」という評判なのでチョイスしたが、文庫本のあらすじを読むと、戦闘アクションもののように感じられ、そうであれば個人的な嗜好から外れていると思ったが、読んでみると間違いなく、飛び切りの山岳小説であった。 第二次世界大戦末期のドイツ軍と連合軍の間の機密事項に関する争いが背景にあり、特殊任務を担うために登山の専門家を集めた第五山岳歩兵師団に配属されたシュペングラーが主人公。同じ歩兵師団に配属された女医のレスナーがサブ主人公。二人の過去のトラウマと心の交流が物語のアクセントになっている。主要な登場人物は限られていて、それらの人物の性格設定・書き分けが巧い。 タイトルの「死闘」は、読む前はドイツ軍と連合軍との間の戦闘のことだと思っていたが、読んでみると、厳しい気象条件と難ルートを併せ持つアイガー北壁との死闘という意味合いが強いことがわかった。 前半はやや読みにくさを感じたが、展開がスリリングで、後半になればなるほど息を突かせない面白さを持った、手に汗握るエンタテイメント作品であった。 訳者の海津正彦氏は、山岳雑誌「岳人」にインタビューや登山記録が載るようなクライマーであり、登山描写や山岳風景描写の訳の的確さが光っている。 | ||||
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久しぶりに続けて2回読みました。戦争冒険小説好きな方是非読んでください。 | ||||
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この作品を読んでつくづく思ったのだが、これくらいの冒険小説としての完成度とキャラクターの個性がなければ、作品として長く読み継がれ生き残ることができないのだろう。 ボブ・ラングレーが1980年にこの作品を発表してから38年、創元ノヴェルズから翻訳が出てから31年。今なお山岳冒険小説の王座に君臨し続けているという。 《・・・シユペングラーは、岩壁にしっかりとくくりつけられたまま、黙って(ヘレーネ・レスナー医師の)脱衣の様子を見守りながら、この目を見張る光景に驚き、じっと視線をこらしていた。力強く美しい女性の裸体が雪の舞い狂う中で、雪花石膏のように艶めいている》(339ページ) これは、天下の嶮として世界的に有名な難攻不落の「死の壁」アイガー北壁の途中で低体温症になったラッサー博士の命を救うため、瀕死の博士を裸にし、レスナー女医みずからも全裸になって、寝袋の中で博士を抱くシーンである。 このシーンをはじめとして、本作の途中には、極限状態に追い詰められた人間の勇気やとっさの行動が、読む者の感動を呼ばずにはいない。 山岳小説の金字塔と呼ばざるをえない、すこぶるつきの傑作である。 | ||||
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