氷壁



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    初公開日(参考)1957年01月
    分類

    長編小説

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    氷壁

    2005年12月20日 氷壁

    切れるはずのないザイルは、なぜ切れたのか? 恋愛と男の友情を、緊密な構成でドラマティックに展開させた井上靖の傑作長篇。NHK土曜ドラマ化。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

    氷壁の総合評価:8.71/10点レビュー 84件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (6pt)

    古典名作を読む

    文豪井上靖作の氷壁を読む。
    昭和30年代の時代背景やそのときの人間像を受け入れられるか、文学としての評価は別として、面白いか否かが分かれるかもしれない。微妙な会話の言い方だったり、この人間関係は今どき無いと、古すぎると思ってしまったらそれが壁になる。

    物語は主人公の親友が人妻に惚れてしまい、忘れる為に一緒に冬季の穂高の氷壁に挑戦し、頂上まじかでザイルが切れ親友が落下。切れる事の無いザイルが切れた原因は何なのか、決して技術的や故意的に切ったのでは無いと主張し続ける主人公。人妻は自殺ではないかと疑う。本題は氷壁と山岳小説ぽいが、実際は登山描写は少ない。

    当時の社会の人間関係や主人公と親友が惚れた人妻との関係、親友の妹と古典的な心情描写が純粋。
    古典としては読み易いし面白さも分かり易い。

    タカタソン
    HU0OGV5Q
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.83:
    (5pt)

    50年前、鞍馬山のタニウツギを胸に観劇

    天平の甍の舞台を昭和49年に、大阪でみました。その時、司馬遼太郎さんも、観劇され、挨拶されていたことが、忘れられません。そのお昼、わたしは京都の鞍馬神社から、貴船神社にかけて、樹木学実習をしていて、それを修了してから、大阪に駆けつけたのです。六月であり、タニウツギの花を一輪とって、胸をかざして、観劇したことが、おもいだされます。
    新潮日本文学 44 井上靖集 氷壁,天平の甍,敦煌,猟銃,玉碗記,ある偽作家の生涯,姨捨,桜蘭 他Amazon書評・レビュー:新潮日本文学 44 井上靖集 氷壁,天平の甍,敦煌,猟銃,玉碗記,ある偽作家の生涯,姨捨,桜蘭 他より
    4106201445
    No.82:
    (5pt)

    大傑作

    穂高行きを前に、何か関連する小説を、と検索していたら出てきた。破格の古本をポチッたが読む分には問題なし。
    井上靖は、自伝もの、歴史ものはいくつか読んでいたが、「氷壁」のような中間小説と呼ばれる一群は初めて。
    登山と東京での生活の対比、男女の思いの差、完璧な構成、500ページを一気に読んでしまった。
    1955年くらいが舞台だけれど、人の心はさほど変わらない。
    大傑作。自分は、井上靖のうまみを全然知らなかったことに気がついた。もっと読もう。
    氷壁 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:氷壁 (新潮文庫)より
    4101063109
    No.81:
    (5pt)

    不朽の名作。何度読んでもいい

    上高地に旅行に行った時に読みたくなり電子版で購入しました。書かれたのが昭和なので文書の所々に歴史を感じますが、これが逆にとても味わい深く凄くいいです。

    上高地で本に登場する場所を巡るのも楽しいですね。
    さわんどのバスターミナルに行くと、氷壁で描かれた当時のさわんどの写真が飾ってあります。その写真をみてみるととても本で描かれている様子が目に浮かびます。
    あとはやっぱり徳沢園や釜トンネルなどでしょうか。
    映画化、ドラマ化されているのでどちらもみなくなりました。
    氷壁 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:氷壁 (新潮文庫)より
    4101063109
    No.80:
    (4pt)

    お得です

    何度も読み返しをしないので、私にはぴったりでお得なお値段でした。
    本も経年劣化はしていますが、読むのには支障ないです。
    氷壁 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:氷壁 (新潮文庫)より
    4101063109
    No.79:
    (5pt)

    文学の力

    ナイロンザイル事件の正義がどこにあるかを世間に知らしめ、ナイロンザイルの被害者をこれ以上出さないために書かれたものです。

    すでに判決は出て法的には解決していましたが、まだまだ世間にはナイロンザイルのメーカー側が広めた事件に対する誤解が蔓延っており、ナイロンザイルを妄信する風潮がありました。
    この美しい小説が大ヒットすることによって、世間はようやくナイロンザイル事件を正しく認識することができたのです。
    氷壁 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:氷壁 (新潮文庫)より
    4101063109



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