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氷壁



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氷壁の評価: 6.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

古典名作を読む

文豪井上靖作の氷壁を読む。
昭和30年代の時代背景やそのときの人間像を受け入れられるか、文学としての評価は別として、面白いか否かが分かれるかもしれない。微妙な会話の言い方だったり、この人間関係は今どき無いと、古すぎると思ってしまったらそれが壁になる。

物語は主人公の親友が人妻に惚れてしまい、忘れる為に一緒に冬季の穂高の氷壁に挑戦し、頂上まじかでザイルが切れ親友が落下。切れる事の無いザイルが切れた原因は何なのか、決して技術的や故意的に切ったのでは無いと主張し続ける主人公。人妻は自殺ではないかと疑う。本題は氷壁と山岳小説ぽいが、実際は登山描写は少ない。

当時の社会の人間関係や主人公と親友が惚れた人妻との関係、親友の妹と古典的な心情描写が純粋。
古典としては読み易いし面白さも分かり易い。

タカタソン
HU0OGV5Q

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