バーボン・ストリート



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    初公開日(参考)1984年09月
    分類

    長編小説

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    バーボン・ストリート (新潮文庫)

    1989年05月29日 バーボン・ストリート (新潮文庫)

    ニュージャーナリズムの旗手が、バーボングラスを傾けながら贈るスポーツ、贅沢、賭け事、映画などについての珠玉のエッセイ15編。 (「BOOK」データベースより)




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    No.21:
    (5pt)

    一番好きなエッセイ

    高校時代に本書に出会い、以後事あるごとに読み返す愛読書となりました。
    エッセイの面白さを教えてくれた本です。連想ゲームのように話が飛んでいるようでいて、読み終えると最初から最後まで思考の筋道が繋がっている。エッセイなんてだらだらとくだらないお気持ち表明が続いているだけだと見下していた当時の自分にとって、こんなに構造的に美しいエッセイが存在するのかと衝撃でした。あまりに夢中になって図書室で読み進めていたので友人からのライン通知にも気付かず全校集会をすっぽかした思い出があります。
    それからは、こういう文章を自分も書きたいと思い、構造を練って似たような文章を書く訓練をしました。また、Barでバーボンを頼むようにしているという内容を受けて、自分も著者のようになりたいと思い、成人してから最初に買ったお酒はメーカーズマークです。今でもbarに行ったら必ずバーボンを頼みます。作者とは違って、ストレートではなくロックですが。
    本書に収録されている話の内容は、私が高校生の時に読んでも古いと感じるものでした。たとえば、最初の「奇妙なワシ」は電車内でスポーツ新聞が読まれていることを前提とした話です。現代ではスポーツ新聞を広げている人を全く見かけません。登場人物も昔懐かしい人々です。しかし、そのことは本書の価値を貶めるものではありません。扱っている事柄は古くとも、構成や言葉の持つ切れ味は現在でも通用します。著者の作品は『深夜特急』シリーズが有名で、そちらももちろん名作だと思いますが、私にとっての著者の代表作は本書(を始めとする3部作)です。エッセイを普段読まない方にもおすすめします。
    バーボン・ストリート (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:バーボン・ストリート (新潮文庫)より
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    No.20:
    (5pt)

    読み応えのあるエッセイ。

    高校のころに先生に勧められて『テロルの決算』を読んで以来ずっと追いかけている作家さんです。
    ノンフィクションも良いけど、エッセイも良いです。
    この本は送別記念品として年下の人たちへ送っていました。
    (ブックカバーと、パーカーの一番安いジョッターと一緒に)
    バーボン・ストリート (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:バーボン・ストリート (新潮文庫)より
    410123504X
    No.19:
    (5pt)

    マラソンを題材に人生を考える

    メンターから勧めていただいて『風が見えたら』を読みました。
    マラソンを題材にしたエッセイを通じて、人生のゴールや味わい方について考えるきっかけになりました。

    1989年発売ですが普遍的な内容が描かれているので古さを感じさせません。
    がむしゃらに走った後で一度立ち止まって風や景色を楽しんでいる時に、人生のゴールに向けて改めて走り出すことを後押ししてくれる名作だと思います。
    バーボン・ストリート (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:バーボン・ストリート (新潮文庫)より
    410123504X
    No.18:
    (5pt)

    「寅、寅、寅」が面白い。

    寅さんシリーズの30作目『花も嵐も寅次郎』が封切りされた頃の随筆で、当時は、盆と正月の2回製作されていた。ちなみに封切り館の入場料は1500円である。また、ダントツ、映画界の稼ぎ頭だった。それにもかかわらず、映画評論家は、寅さんシリーズに対して「マンネリ」(206頁)という固定化した評価しか出来なかった。それから、30年以上経過した今でも、画質を向上させて、何回もTVで放映されることからも、寅さんシリーズの国民的人気は続いている。この任期は、「マンネリ」、つまり、ストリーが予測出来る安心感、そして、人の心を打つ普遍性があるからだと思う。著者は、「映画評論家の書く文章のほとんどが『ご苦労さん』と一声かけたくなるようなものばかりである。」(207頁)と正鵠をついている。文筆家閉じての沢木耕太郎の自信を感じさせる。
    バーボン・ストリート (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:バーボン・ストリート (新潮文庫)より
    410123504X
    No.17:
    (4pt)

    巧いエッセイ

    休日の夜にHelen Merrillの”BOSSA NOVA IN TOKYO"を聴きながら本書を読んでいると、どうも楽しい気分になってきて酒が飲みたくなった。もちろん、飲むならバーボンだ。本書のタイトルは『バーボン・ストリート』だけれども、ニューオリンズのバーボンストリートとは違う。ニューオリンズの方はあちらこちらからジャズが聴こえてきて毎日がお祭り騒ぎの天国みたいな一角で、ただそこにいるだけで妙に楽しい気分になってくるところだったから、違うんだけれどもやっぱり同じなのかもしれない。

    沢木は深夜特急の人というイメージが強過ぎるけど、エッセイがとても上手い人だということが本書を読めばよくわかる。山口瞳による解説での沢木評がまさに正鵠を射ている。
    バーボン・ストリート (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:バーボン・ストリート (新潮文庫)より
    410123504X



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